相方とパートナー

言葉の捉え方は人それぞれだ。言葉の意味も、正解があるのかと思いきや辞典によってニュアンスが異なっている。
そこで今回は、「相方」と「パートナー」について考えた。

相方、なんて言い方をすると、いわゆるお笑い芸人のコンビを連想したり、婚姻関係がある人を思い出したりするだろう。
ここで言うのは、恋人・婚姻相手だ。

これは私個人のイメージなのだが、「相方」は言葉を交わさずとも互いの求めていることがわかり、まさに以心伝心の状態。かたや「パートナー」は寄り添って歩いているイメージを持っている。

私は結婚をしているが、相手のことは「パートナー」と呼ぶ。旦那、なんて言い方もするけれど、それは「パートナー」の呼び方がやや場違いなシチュエーションや、おどけている時だ。
「相方」を選ばないのは、私のパートナーが言わないと伝わらないタイプだからだ。「言わなきゃわからないのは当然だろう」と言う人もいるだろうが、5年共に生活していれば、相手の行動パターンは読める人もいるのだよ。

どっちのほうが親密さがある、とか信頼関係がどうのこうのという話ではない。ただ、この違いを感じている人はほかにいるのか、ふと疑問に思った。

私のパートナーは言葉にあまり関心が無い(というか、理解しにくいタイプらしい。本人談)ので、話に熱中していると、たまに「え、その言葉使う?」ということがあるのだ。
もっとも、私自身言葉の意味を正確に理解して使っているわけではなく、自分なりの解釈が多い。

どんな呼び方であれ、互いが不快に思わず、そこに敬意や愛があるのであれば十分だと思っている。
もちろん、名前で呼んでも良いだろうし、必ず名前で呼ぶ必要も無いと思う。(私は「ダディ」と呼んでいる。ねじ曲がった価値観と執着が生み出した、私なりの愛を込めた呼称だ)

1000文字にも満たない、今日のぼんやりな考えは以上だ。

今回は(も?)、自分の考えを思うがままに書き連ねているため、いつも以上にカッコ書きが多い。暇つぶしに読んでもらえたら幸いです。

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