見出し画像

東京あんみつ日記①都路里の白玉あんみつ

あんみつっていいですよね。

とろりとした蜜、ぷりぷりの寒天、柔らかな甘みのあんこ、もちもちの白玉(または求肥)、みずみずしい酸味を添えるフルーツetc……。

様々な食感と味覚が楽しめる、いわば和菓子界の宝石箱。夏に涼を求めてたのしんでもいいし、冬に熱いお茶とともにたのしむのもいい。

私は冷たいものが得意ではなく、もちもちしたものが好きなので、クリーム(=ソフトクリームやアイスクリーム)はなし、白玉はありの白玉あんみつが好みです。

1月らしい冷たい雨の降る日に訪れたのは、大丸東京店10階の「都路里」。「宇治茶 祇園辻利」が営む茶寮です。

最初に出されるほうじ茶がしっかり濃い味でおいしい。さすがお茶屋さん~!

注文したのは白玉クリームあんみつのアイス抜き……つまり白玉あんみつです。黒蜜と抹茶蜜のふたつから黒蜜を選択しました。

運ばれてきたあんみつには、はじめからたっぷり黒蜜がかかっていました。見たところ、正しくは「かかっている」のではなくて、器に蜜を入れてから具材を盛り付けているのでしょうか。黒蜜はたっぷり派なので大歓迎です。

寒天は大きめにカットされていていますが、見かけによらず(?)柔らかめ。ぶりぶり、というよりはぷるぷるとした食感でした。クセがなく食べやすい。

白玉は抹茶白玉が2つ、普通の白い白玉が3つ。こちらも柔らかめ。ねっとりもちもちで癒されます。ほどよい抹茶の香りの抹茶白玉は、抹茶があまり得意でない私でも美味しくいただけました。抹茶2つ、白3つというのも個人的にベストバランス!

そしてもっとも印象的だったのがあんこ。緩めの炊き具合なのですが、ほくほくの、しっかり形が残った小豆がたっぷり入っているのです!ほっこりする甘さと食感。私はこのあんこの虜になりました。

全体的に甘め、柔らかめで癒されるお味でした。ほうじ茶との相性も抜群!

洗練された和の雰囲気漂う店内も素敵でした。また来ます。ごちそうさまでした。


湯のみに入ったほうじ茶と、あんみつの写真。あんみつはたっぷりの黒みつが入った器に、大きめにカットされた寒天、抹茶と白の2色の白玉、あんこが盛り付けられている。
都路里の白玉あんみつ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?