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サイクリング、続いていますか?

納車したてのピカピカのバイク。
どこに行こうかと、心を躍らせた日々…。

近所の公園やショッピングに愛車を走らせ、クロスバイクに乗っている自分に酔いしれるのは始めの頃だけ。次第にマンネリになり、まるで義務のようにバイクにまたがる。そもそも乗り始めるまでが面倒くさいので、ついつい車を使ってしまう。

せっかくサイクリングしようと買ったんだからと、休日に近所のサイクリングロードを走る。しかし当初思い描いていたような楽しさがあまり感じられない。

続かない…。

あんなに楽しいと思っていたサイクリング。
始めてみたら、思っていたほど楽しさが感じられない。
せっかく高いお金を出して買ったんだからと無理して乗る。
でもあまり楽しくない…。
買ったけどあまり面白くなかった本を、最後まで読もうとする心理と同じ…。

そしてだんだん億劫になり、物置の奥にバイクが仕舞い込まれる…。

クロスバイクを買って、しばらくしてからの私です(笑)。
似たような経験をお持ちの方、結構いらっしゃるのでは、と思います。

幸い、私は今、楽しくサイクリングをしています。仲間も増えましたし、みんなサイクリングを楽しんでいます。

なぜそんなに楽しめるようになったのか、自分なりに考えてみました。
そして思ったのは、サイクリングを楽しむためには2つの条件が必要なのではないか、ということです。

皆さんはいかがですか?

条件1:サイクリング仲間がいること。

仲間がいると、サイクリングが格段に楽しくなります。
一緒に走ってくれる仲間は、サイクリングの楽しさを2倍にも3倍にもしてくれます。
一人旅も悪くないですが、気の合う仲間との旅行はより楽しいですよね。それと一緒です。

仲間を作るには、自分がスポーツバイクに乗っている事を、みんなに伝えるところから始まります。まずは友達に話してみましょう。

みんながみんな、自転車に興味を持っている訳ではありませんが、経験上、かなりの確率でスポーツバイクを持っている、あるいは興味がある、という人に出会えます。

もしかしたらベテランのサイクリストに巡り合い、次のサイクリングに誘ってもらえるかもしれません。

もちろん、体力や指向の違いで「合う」「合わない」はあります。
合わなければまた別の人を探せばいいだけです。
ご夫婦、カップルでサイクリングというのもいいですね。
羨ましいです。

条件2:楽しいサイクリングルートを見つける

ショップでバイク購入の相談すると、必ずと言っていいほど、どんな乗り方をしたいのか聞かれます。それによって勧めるバイクが変わってくるからです。
でも思うんですが、初心者で「こう使いたい!」って最初から分かっている人ってあまりいないんじゃないでしょうか。
私もそうでしたから。

「綺麗な景色の中を走りたい」
「街中を颯爽と」
最初の動機はそんな程度でした。

そもそもどのくらいの距離を自分が走れるのか、分かってないですしね。

「綺麗な景色の中を走りたい」
「街中を颯爽と」
結構、みんなこんなところからスタートしてるんじゃないでしょうか?動機って。

でも初心者の時はどこを走ったらいいのか分からないんですよね。
最初は近所を走っても喜んでいられますが、あまり変わり映えがしないものだから、だんだんマンネリになってきます。

ネットや雑誌におすすめルートは出ていますが、遠かったり詳しいルートが出てなかったりで、調べるのも面倒。一人で行くのもなんだか…。

また初心者の時は何を準備したらいいのかもよく分からないし、パンク修理もおぼつかない。
だから結局、自宅から行ける範囲でウロウロ。

これじゃつまらないです。

まずは初心者でも行けそうなルートを探すところからです。
ネットで検索すると初心者向けのコースがたくさん出てきます。いいコース、良くないコース、いろいろありますが、まずは「ここだったら行けそうだ」というコースを探してみる事です。

ポイントは「トラブルが起こった時でも対応できる場所」です。
パンクや落車による怪我、バイクの故障などが起こった場合でも、どうにかなる場所を選ぶ事です。

具体的には街中であったり、コースと並行して鉄道が走っていたり、コンビニが点在している場所なんかですね。

街中なら誰かに助けてもらう事もできますし、病院が近くにあったりもします。
鉄道が走っていれば、最悪、電車で帰れます。
コンビニでは絆創膏や補給食、トイレの利用もできます。
特にトイレは結構、重要ですよ。

そういったサイクリングを一度経験すると、何が足りないか、どうすればもっと楽しくサイクリングができるかが分かってきます。
そうやって楽しげなサイクリングルートを見つけ、走ってみる。

なんでもそうですが、まずはやってみる事ですね。

是非、仲間と一緒に魅力的なサイクリングコースを走ってみて下さい。

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