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【紹介】美味しいお店の見つけ方

皆さんは旅先や都心へ訪れた際に、どうやって飲食店を選んでいますか?

これは記事に関係ない筆者の家の近くにある蕎麦屋の天ぷらそば

知人からの口コミもありますが、昨今はインターネット上のレビューを見る方が多いと思います。

しかし、インターネット上のレビューは玉石混同で、その情報が本当に正しいか、またレビューをした方と味覚が合っていない時もあります。

同じく近くの中華料理屋のレバー定食、小鉢三種が嬉しい

旅行のときの食事はある種メインイベントであり、事前に時間をかけて吟味したお店が口に合わなかったら、旅先でのテンションが下がってしまいます。

これから、筆者がお店選びの一つの最適解をご紹介いたします。参考にしていただければ、幸いです。

お蕎麦屋の小鉢、炊き合わせ、ホタルイカのマリネ、ブロッコリーの白和え。そうです、これは自慢です。
右から「素材の組み合わせから考えるプチガトー」「パフェフルーツカットのテクニック、デザインと盛り付けのメゾット」「新・サンドウィッチベーカリーとサンドウィッチ専門店のスペシャルなレシピ」

いきなり、本の写真を載せてしまい、申し訳ございません。

写真の本は有名店や繁盛店を紹介したレシピ本になります。

本の出版社である「柴田書店」は「月刊食堂」や「専門料理」など、飲食店を経営するプロへ向けた月刊誌を発行しています。

本の内容はお載せ出来ないので、引き続き自慢を。無花果のケーキと栗とチョコのケーキ。これは金沢旅行のもの。

これらは料理人に向けた本であるため、味についての保証は出版社が確かな責任を持っているはずです。

そして、本の末尾には必ず、書籍で紹介した店舗の住所が記載されています。筆者はその住所をグーグルマップで保存しておき、旅行の際に参考にしています。

筆者は本に載った店舗を何店が訪れましたが、今まで口に合わなかったものはありませんでした。

自慢。近くの昔ながらのラーメン屋、麺は手打ち。

そして、本は書籍しての面白さがあります。

まずは、美味しそうな有名店の料理の写真です。
ページの多くを料理の写真に割いています。またサンドウィッチやケーキの断面図の写真も掲載しています。

「新・サンドウィッチベーカリーとサンドウィッチ専門店のスペシャルなレシピ」
表紙の写真も美味しそうですね

また、それらを図示して、料理の構成する要素が何であるかを記載しています。

専門的な本であるため、普段はなんとなく見ている料理の部分が専門用語を使って、解説されています。

フランスパンを焼くときに入れる切れ目や、仕上げにケーキの表面にかけるつややかなシロップなどの名前が本を読むと知れます。

多くの料理の部分には正式名称があります。

本を読み終わると、料理への解像度が上がったような気持ちになります。

「パフェフルーツカットのテクニック、デザインと盛り付けのメゾット」
いちごがまぶしい

加えて、本の多くはレシピが記載されています。

それらが、普段の料理とかけ離れすぎていて、笑ってしまうのです。

一つサンドウィッチのレシピを例に上げます。これはすこし内容をにごしています。

ミートパテとセミドライトマトのサンドイッチです。

まず、パンは記載してある専門店から買えと指示があります。

加えてミートパテのレシピは豚肩ロースのミンチ4.2kg、ベーコン2.6㎏、白レバー1.9㎏、塩75gとおおよそ一般家庭では出来ない分量を平気で記載します。

また、ドライトマトは使う品種の指定があり、60度のオーブンで10時間ゆっくりと乾燥させるように指示が書かれています。

このようにプロのレシピが分かりやすく記載されています。
暇なときにレシピへ目を通すと、材料や工程のこだわりが分かって面白いです。

「素材の組み合わせから考えるプチガトー」
しわしわなのはお風呂で読んだからです。

分野が分かれているので、自分の好きな料理の専門的なプロ用のレシピ本を書店に行き探してみてください。

東京や様々な地方に行ってみたいお店が出来て、都心や旅行に行くのがもっと楽しくなります。

ちなみに筆者は本に載っているケーキが食べたくて、大阪まで足を運んだことがあります。

最後に筆者が本を見て実際に行った店舗の感想を記載いたします。

パフェフルーツカットのテクニック、デザインと盛り付けのメゾットより

浅入りコーヒーと自然派ワイン Typica
西荻窪駅から歩いて5分ほどにある。コーヒーやワインにも力を入れたパフェとカレーのお店。

季節ごとにパフェのラインナップが変わり、訪れるたびに違うパフェが楽しめる。

無花果のパフェ 2023
無花果がメインの和テイストのパフェ。
無花果の白和えや味噌のショートブレッドが入っていて美味しい。
甘さは控えめで軽い、上記の通り味噌が入っていてその塩味がアクセントになっている。
同店の浅入りコーヒー コロンビアエデン
書かれた通りストロベリーのようなフルーティーな香りのみが感じられる。
深煎りのような焙煎された少し焦げたような匂いは一切しない。
苦みもほどんどなく、紅茶のフレーバーティーのような新鮮なコーヒー。

水信フルーツパーラーラボ
桜木町駅から歩いて2分ほどにあるフルーツパーラーの分店。フルーツサンドや季節のパフェを提供する。馬車道の本店の方にはアフタヌーンセットもある。

老舗果実店「水信」のバイヤーが厳選したフルーツを使ったデザートはどれも美味しい。

巨峰のパフェ(品種は忘れてしまった)
生の巨峰が多く食べ応えがあるパフェ。
チョコなどの巨峰以外の香りづけはすくなく、ヨーグルトや巨峰のジェラートなど
フルーツの風味をより感じられるようにパフェが構成されている。

素材の組み合わせから考えるプチガトー
ronen ロネン
大阪、松が枝町にあるパティスリー。和素材を使用した洋菓子を提供している。ケーキを購入すると素材が書かれたパンフレットが頂ける。

リラ
ホワイトチョコとしょうがのムースにいちごのソースの風味付け。
ゆずのクリームもあり、全体的に軽やかな風味と味わい。
ベースのサブレも歯触りがサクサクで、和素材と他のパティスリーではあまり見ない素材の組み合わせが新鮮で楽しい。
紅い実と黒のタルト
いちご、ブルーベリー、ラズベリー、スグリが乗ったココア生地のタルト
果実の爽やかな香りと酸味とココアの少し重たい風味や苦みが合う。
その間をつなぐのは、濃厚なカスタードクリーム。スポイトにいちごとビネガーのソースが入っていて、爽やかさがさらに増す。

patisserie un cadeau パティスリー アンカド
町田駅北口徒歩5分にあるパティスリー。カフェも併設されているので、店内でもこだわりのケーキを食べることができる。

uncadeauアンカド
店名を冠したチョコレートケーキ。
表面のグラサージュの輝きを見て、使っているチョコの粒子の細かさや滑らかさがすぐにわかる。
中は七層になっており、パティスリーのこだわりが分かる。一口含むとむせかえるようなショコラの上品な香りが口いっぱいに広がる。
huureux ウル―
ピスタチオをふんだんに使ったケーキ
ピスタチオのみを素材として使用しており、ムースやグラサージュ、ベースのクランチなどそのすべてにピスタチオの豊かな味わいや風味を感じられる。
また、生料理方法を変えているので、香ばしさや舌触りなどパーツによって様々な変化がある。非常に濃厚なケーキだが、塩味が加えられていて、アクセントになっている。

#グルメ #スイーツ

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