0014:三層構造

 公務員の職場は一般的に三層構造だ。国-都道府県-市町村だ。中央政府と、地方政府のうち広域自治体と、基礎自治体。昔はきっちり上下関係にあったけど、平成12年の地方分権改革により三者は対等と位置づけられた。もちろん階層構造に基づく結果的権力関係は残るけれど、それでも平成12年以前と以後では潮目が大きく変わったと体感している。

 二十年以上の公務員生活の中で、いろいろな「相手方」があった。役所の文化的な問題も、職員個人の資質の問題もあるように思われた。ただ、全体傾向としては、いい意味でフラットになったと思う。昔はそれこそ官官接待とかあったけど(私はその末期に状況を垣間見た世代)、今はまったくない。国・都道府県・市町村それぞれの立場で自負を持ち、相手の立場を窺いながら、最適解を見つける努力を払う。いい関係だと思うよ。たまにトラブるけど(なんか見た)。

■本日摂取したオタク成分
『エール』本日分、予科練予科練。『光と闇の科学者列伝 Mr.ロボトミー ウォルター・フリーマン』ロボトミーなんて久しぶりに聞いたな。終盤『カッコーの巣の上で』が出てきてびっくり、そういやこれもロボトミーだったな。二十代の頃にとても好きだった映画だよ。『旗揚げ!けものみち』第1~2話、本放送時に話半分で観てたけど、あらためて面白い。異世界転生というルールの中でどこまで遊べるか、というアイディア先行物だけど、それできちんと面白いのが素敵。異世界転生って五七五だよね。『推しが武道館いってくれたら死ぬ』第8話、知らない世界の愛の在処を教えてくれる作品だな。『魔王城でおやすみ』第1話、予備知識ないけどこれは四コマ原作かねえ。好き。『池袋ウェストゲートパーク』第1話、原作読んでないしドラマも観てないので初体験。おもろい。アニオタには舞台的にデュラララを思い出させるけど、もちろんIWGPのが前なのだよね。

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