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0893:公務員経験者が書く公務員小説のリアル or ファンタジー

小説投稿サイト「カクヨム」には膨大な作品が蓄積されていて、書き手がどれだけ苦労して面白い小説を仕上げ掲載しても、簡単に埋没してしまう。まず作品の存在を知ってもらうこと自体が難しいのだ。目に止まらねば読んで貰えない。読んで貰えなければ、どれだけ素晴らしい小説を書いても、伝わらない。

それを補う仕組みのひとつに、自主企画イベント機能がある。カクヨムアカウントを持っている人ならば誰でもテーマを掲げることができて、そのテーマに合った作品を募集する。書き手は自分の作品をエントリーし、読者は同一テーマの作品リストから面白そうな作品を読むことができる。「目に止まる」きっかけを生むわけだ。

本日、この機能を使って「公務員経験者が書く公務員小説のリアル or ファンタジー」というイベントを開始した。

これはもちろん現在連載中の公務員小説「やくみん! お役所民族誌」を念頭においてのテーマだが、過去作でもうひとつ、県庁を舞台にした「知事決裁」も合致する。こちらは若き日の才気と幻想性の充溢した自信作にも関わらず、一年以上ページビュー0(=誰にも読まれなかった)という悲しい状況にあった。

https://kakuyomu.jp/works/16817330653494636221

更に、現役または元職公務員で公務員の世界を小説に書いている人はたくさんいる筈だ、という目算もあった。自分の作品を読んでもらうばかりでなく、他の公務員による公務員小説を読むことは、きっと大きな刺激になるだろう。それがこのテーマを掲げた大きな理由のひとつだ。

幸いテーマ設定から半日ほどで私の2作以外に5人5作品が集まった。このペースなら今後も順調に増えていくだろう。やっぱり「公務員小説を書いている公務員」、少なからずいるんだ。「知事決裁」にもページビューが生まれ、いいねや星評価をつけていただいた。非現実の作品だから好き嫌いは明確に分かれそうだけれど、響く人には強く響く筈と思っている。

さあ、イベント主催者としては他の方の作品にもできるだけ目を通して、素直な感覚で評価をしたいな。使える時間は限られるけど、少しずつ読んでいこう。

--------以下noteの平常日記要素

■本日のやくみん進捗
第一話第四章(24)を公開。「エシカル消費」という近年の重要トピックについて、敢えて批判的な視点を小室に語らせる。その分、みなもが狂言回しみたいな立ち位置になっちゃうのが主人公の扱いとしてどうなのか、迷うところではある。

■本日の司法書士試験勉強ラーニングログ
【累積327h35m/合格目安3,000時間まであと2,673時間】
ノー勉強デー。

■本日摂取したオタク成分
『文豪ストレイドッグス』第16話、一度観た回だけどやはりいいなあ。『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第11~最終話、おおう、盛り上がったあ。やっぱこれ面白いや。第三期まだあチンチン。『スパイ教室』第6話、キャラ紹介回を終えていよいよ後半戦に突入か。『うる星やつら』第20話、ああ、そういやこんな後輩たちいたなあ。『働かざる者たち』全6話、以前原作を読んでえらく面白かった記憶があった。ドラマ版もいいなあ、つい全6話一気に観ちゃった。

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