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0136:事業の承継

 今日は家業に長男を参加させた。まだ(順調ではないタイプの)学生で個人事業もしているが、いずれは私の次の代の家業を継いで欲しいと思っている。まだ私の代が五年しか経ってないことを考えれば気の早い話かも知れないけれど、世の中が今後65歳定年に移行したとして私がその年齢になる頃には代替わりすることが、家業繁栄のためには大事だろう。

 家業の小さな組織と公務職場の大組織では、事業承継の形が違う。役所はそもそも数年での人事異動が当たり前のことで、引継書も代々のものを時点修正+より分かりやすく磨くことができる。いわゆる大部屋主義で、係・グループの島の中で以前からいる者が新しい者をサポートして業務全体を滞りなく進めることもできる。一人法人ではそうはいかない。高齢の親が突然引退して私の代になった時は、ほとんど引継のない状態からの出発だった。周囲の暖かなサポートがなければ何も出来なかっただろう。次の代に替わる時には、このようなことのないようにしっかり引き継がなければとおもっている。

 ともあれ役所を早期退職すれば、その分の時間と能力を家業に振り向けることができる。そして、これまで家業に割いていた時間を、司法書士試験の勉強と新たに始める個人事業に振り向ける。新しい道は決して平坦ではなく、むしろ厳しいものであるだろう。事業の継続可能性を高めるために、やれることをやらねば。

 本日のヘッダ画像は東京都中野区・中野ブロードウェイ内。

■本日摂取したオタク成分
『麒麟がくる』最終話、そうかこういうラストにしたかあ。

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