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1054:大丈夫、僕らにはDeepLがある

ふとしたことで300頁ほどの英語文献を読まなければならなくなった。平易な内容ではなく、ある分野(法律ではない)の学術論文集だ。

英語は苦手なので(近年少しずつ勉強を継続してるけどね)PDFが届いた時には腰が引けたけれど、今時はAI翻訳という強い味方がある。家業の関係でDeepLの有料版を契約しているのだ。使用頻度に応じて料金は3段階に分かれているけれど、私は一番安価なもの、年払いで一月あたり750円だ。文書ファイルの丸ごと翻訳が月5本10MB制限だが、日頃はファイル翻訳は使っていない。こういう時にこそ使わなくちゃ。

早速PDFをアプリにドラッグ&ドロップ。頁数が多いが10分くらいで元のレイアウトをある程度維持した翻訳PDFを吐き出してくれた。ひとまず冒頭12頁ほどのイントロダクションを走り読み。日頃から使っているので翻訳精度が決して完璧でないことは分かっている。例えば少し込み入った文章の場合、文意における文節の置き所が分からなくて断片化したり。でも、完璧を求めるのでなく、ざらっと概要を把握するためと割り切るならば、これは素晴らしく有用だ。

昔なら英語を真面目に学習する以外に英語文献から情報を得ることはできなかった。今はAIがある。人間の能力の補助具として、私たちの可能性を広げてくれるよ。

--------以下noteの平常日記要素

■前回以降の小説進捗
【やくみん第2話現在2,564字】
2,526字から38字進んで(進まないよりマシ)2,564字。

■前回以降の法律学習ラーニングログ
【学習時間0h42m/リセット後累積86h08m/リセット前累積330h42m】
テキスト読みと演習。日本国憲法の原理を全部やりたかったけど、結局基本原理のみとなる。でも長沼事件の一審から最高裁にかけての流れが一応頭に入ったからヨシッ。
■前回以降摂取したオタク成分
『BUNGO日本文学シネマ 黄金風景』『同 魔術』、以前録画してディスクに落としていたのを視聴。おおっ、これ、面白いな! NHKじゃなく民放でここまでのものを作るかあ。感心しながら観てると次の『檸檬』の途中で画面がブロックノイズだらけに。わっ、録画した時に天候不良だったものか、それともブルーレイの記録が壊れたか。こういうことがあると録画もディスクも信用できなくてネットという話になってしまうなあ。『佐々木とピーちゃん』第1話、冒頭から15分くらい観たところで、なんかモノローグに頼ったシナリオとかアニメとしてのテンポの悪さとか話の焦点の合わなさとか音声バランスの平板さとかいろいろ気になり、家族全員切ってもいいかという雰囲気になる。で止めようとしたら……む、初回一時間? ということは、そこまで観ると面白くなるという制作側の判断か。なので結局最後まで観たら、うん、確かにちょっと次回も観ようかという気になった。最大の問題はシナリオだなあ、ラノベ原作なのだと思うけど、それを工夫なくアニメシナリオにしたんじゃないか、というくらいのっぺりしている。まああとはメインストーリーが面白さを維持出来るかどうかだな。『ティアムーン帝国物語』第1話、三男君が以前から原作ファンとのことでとうちゃんも期待して観始めたら、これがむっちゃ面白い。冒頭ダークな雰囲気から始まり、途中から明るくなるのだけれど、ちゃんと両者の接続に意味があって一歩間違えばあの世界に転落するという緊張感が物語を駆動している。これは期待。

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