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0066:講演準備

 今日は家業系はほどほどにして講演準備。公務員とも家業とも関係のないボランティア活動だ。70人ほどの聴衆に質疑応答含め90分が私の持ち時間。

 私はもともと人前で話をするなんて滅相もない、というタイプだった。しかし公務員の仕事の中には大勢の前で何かを説明しなければならない場面が必ずある。最初は仕事で仕方なく壇に立った。どうにかできた。二度目。三度目。自分を振り返り他人を見ているうちに、もしかして他の人より要領よくできてるんじゃないか、という気がしてきた。ある時期からはむしろ自分にやらせてくれと積極的に手を上げるようになった。先日記したゼネラリスト育成を旨とする公務員経験が良いトレーニングとなった一例だろう。

 ただ、舞台慣れはしても、良い講演をできるかどうかは準備次第だ。準備不足で臨んでどうにも消化不良に終わったこともある。万全に準備をして確かな手応えを得たこともある。

 私の講演準備は次のような手順だ。まずはテーマをどのように話すか、頭の中で構成を考える。この時、実際に自分が話しているシーンをありありとイメージしながら、一言一句を考える。実はここが一番大事だ。イメージの中で講演の全体像が定まったら、パワポ作成に取りかかる。まず標題。次に有り物資料の収集。イメージに沿って資料を大雑把に並べた後は、自分の話す順にスライドを作っていく。作業量としてはここが一番多くなる。ひととおりできたら、スライドを画面で上映しながら再度一言一句の発話をイメージ。喋りにくいところは資料を作り替える。完成したら、配付資料の作成。基本的にスライドをそのまま使うが、配布できないデリケートな画面をカットしたり、逆に上映しない配布オンリー資料を付け加えて、PDFで整える。資料は主催者に送り、本番までの期間は脳内で幾度か反芻する。ここまで丁寧にできれば、講演はほぼ成功。準備に手間を掛けられずはしょったら、それ相応にとどまる。

 さて、もうひと頑張りしよう。

■本日摂取したオタク成分
『ひぐらしのなく頃に業』第9話、沙都子話は悲惨でなあ。『ラストピリオド』第7~9話、おもろいおもろい。9話のシリアス加減がよき。『トニカクカワイイ』第8話、両親の方が泡食ってるパターン。いいご両親だ。本作は若者を見守る好感度の高さがハンパない。『大魔法峠』第5~6話、この時期の大和田秀樹は絶好調と再認識。『呪術廻戦』第4話と『ヒプノシスマイク』第8話はあまり見てなかった。

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