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読書感想文 #5

村山太一「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか」

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この本、すごい!
今年読んだ本の中で一番です。

作者はミシュランの星付きのレストラン「ラッセ」のオーナーシェフの村山太一氏。存じ上げませんでしたが、イタリアの三ツ星レストラン「ダル・ペスカトーレ」で副料理長を務めた方とのこと。まさに超一流の経歴の持ち主です。その村山シェフが、一流になるためにどう考えて、どう行動したのかを惜しげもなく披露されています。

なるほど、という感じです。
すごいというか、凄まじい。
超一流になって、超一流であり続ける人はこう物を考えるのか!
稲盛和夫氏の有名な言葉に、「人生・仕事の結果は、考え方×熱意×能力」という言葉があります。
熱意と能力はそれぞれゼロから100まであって、能力を鼻にかけて努力しない者より、能力は平凡だと自覚して誰よりも努力する者のが大きな成果を挙げる。
そして考え方はマイナス100からプラス100まであり、考え方で人生が変わってしまうという教えです。
まさに村山シェフの生き方に、それは間違いないと教えられました。

中小企業診断士になりほかの診断士の先生とお会いすると、有名国立大卒だったり、早慶や中央大卒で大手企業のOBなんて方が多くて、萎縮してしまいます。でもやはり「考え方」が大事ですよね。
上を目指して頑張らねばと勇気が湧く一冊でした。

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