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写真と文章で「池袋キャンパスツアー」♪

こちらは、新座キャンパス所属の私が、
10数回しか訪問したことのないけれど、大好きな池袋キャンパスを文章と写真でご案内する企画です!

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この夏のオープンキャンパスでは対面ツアーの開催もありましたが、枠が限られていましたし、地方に住む高校生の皆さんはコロナの状況もありお越しいただくのが難しかったと思います。

写真をたくさん貼りましたので、池袋キャンパスの様子を感じてもらえればと思います♪

では、早速始めていきましょう!

こちらは、正門の外から見たキャンパスです。
このヒマラヤ杉は、高さ約25mもあり、クリスマスのイルミネーションの美しさは格別です。

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では、中に入っていきます!

こちらが入口正面。
立教のシンボルである本館(モリス館)です。

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白のテントは、現在、新型コロナウイルス感染予防対策のため、検温と学生証を提示する検問所になっています。

少し違う角度から。
夏ということもあり、いつも以上に緑の豊かさを感じます。

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立教のレンガ造りの建物のうち、本館を含めた6つの建物が東京都が選定する歴史的建造物です。

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逆サイドから見た本館。
夏のツタはもさもさです。

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時計は、イギリスにある時計台「ビックベン」の時計と同じデント社製。
こちらも大変貴重なもので、なんと手巻き。

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一応、新座キャンパスにもツタが生える建物がありますが、


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うーん、
何とも言えない感じです。笑

シンボル的な建物である本館は1919年に完成し、それ以来教室として使用されています。

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2012年には改修工事が終了し、バリアフリー構造になりました。

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スロープやエレベーターもあります。

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正門から本館を抜け、そのまま直進すると、

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突き当りにあるのが、有名なこちらの建物。

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ハリーポッターの世界観に似ていると評判の『第一食堂』
通称”いっしょく”です。

入口のドアの上にはラテン語で
"食欲は理性に従うべし"と書かれています。
哲学者キケロの「欲望は理性に従うべし」という言葉をもじったものだそう。

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中は、シックで落ち着いた雰囲気。

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テーブルも椅子も木製で、椅子1つ1つに立教のユリのマークが彫られています。

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私は、座キャン生ということもあり、ここでご飯を食べたのは2、3回。
卒業までにできるだけ多くの学食を堪能したいです♪

私が唯一、第一食堂で食べた記憶のあるメニューが、こちら!
「ジャンバラヤプレートランチ」
(温玉&オニオンフライのせ、味噌汁付き)
[500円]

本日のスペシャル、ということだったので通常メニューではなさそうですが、ボリューミーで美味しかったです!

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こちら、第一食堂前のテラスです。

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私の記憶だと、この芝生にはいつも留学生が座って友人と語り合う光景が見られました。
そうした大学の様子はコロナでだいぶご無沙汰してしまいました。

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まるで宮廷の庭園のような美しさです。
池袋であることを忘れさせる緑の多さは、新座キャンパス以上かもしれません。


こちらは、入学センターのある3号館。
かつては、寄宿舎(寮)として使用されていたそうです。

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こちらは、手前が11号館、奥が15号館(マキムホール)です。
大学の正門を通りひらけた場所に出ると、右手に見えます。

池袋キャンパスには、レンガ造りの印象が強かったので、この近代的なガラス張りの建物を初めて見たときには驚きました。

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余談ですが、
私が池袋キャンパスのツアーで高校生向けに案内するとき、いつも困ってしまうのが、建物の名前です。

新座キャンパスには1号館から8号館までしかないものが、池袋キャンパスは建物の数が多いため、11号館だの15号館だの、数が大きくなるのです!

普段から池袋キャンパスに通っているのならば、建物の名前など自然に覚えてしまうのだろうと思いますが、座キャン生が池袋を案内しようとするとそういったところに難しさがあります。笑

こちらは、理学部の研究室がある4号館です。

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外からも大小さまざまな管が見え、いかにも「研究室」

この中の教室でTOEICのリスニングの授業を履修したことがありますが、なぜか建物内で頻繁に迷子になっていました。
なんでだろう、

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この4号館が面している通りは、「鈴懸の径」と呼ばれています。
秋の紅葉がとてもきれいですが、今手元にあるのはこの緑な写真のみ。
残念、、!

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故・灰田勝彦氏(経済学部卒)が歌った昭和のヒット曲『鈴懸の径』のモデルになっており、このような歌碑もあります。

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鈴懸の径を進むと、図書館入口があります。
地下2階から地上3階まであり、収蔵可能冊数200万冊、閲覧席数1520席を有する、国内の大学でも屈指の大規模図書館です。

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もともと、私は図書館や本屋が好きなのですが、池袋の図書館はいつも私をワクワクさせてくれ、色んな本との出会いがありました。

建物中央に、地下1階から3階までを突き抜くエレベーターがあり、それに乗ると、独特の浮遊感と、高揚感に駆られます。
とにかく、大学図書館に行くと、頭がよくなった気が感覚になるのです!

図書館の前には、タリーズ。
一度だけ利用したことがありますが、ごく普通のタリーズのように思います。

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ちなみに、
新座キャンパスの図書館には、観光学部・コミュニティ福祉学部・現代心理学部の領域に関する書籍を中心に約26万冊の蔵書があります。

新座図書館にない本を池袋図書館から取り寄せても1日ほどで届くので大変助かっています。

実は、この池袋キャンパスの図書館は、4つバラバラに存在していた図書館を2012年に統合し、新しく作られました。
私も2018年入学なので、かつての図書館を知らない世代です。

その古い図書館の1つ「メーザーライブラリー」は、現在「立教学院展示館」として使われています。
もさもさしたツタに隠れ気味ですが、確かに「MATHER LIBRARY」と書いてあります。

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2階には、このような立派な展示スペースがあります。

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私が印象的だった展示は、太平洋戦争中に学徒出陣し、フィリピンのセブ島で戦死した渡辺太平さんの遺品である日章旗です。

渡辺さんは立教に在学中の1943年に学徒出陣し、1945年4月に21歳で戦死されたそうです。

歴史の教科書で学徒出陣を学ぶことと、実際に21歳の年になり、自分が在学する大学から出兵した学生が亡くなったという事実を知るのは質的に異なる経験でした。

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建物も美しいですし、展示も充実しています。
まだ未訪問の立教生には、是非一度足を運んでほしいです。

こちらは、場所が変わり、チャペル(礼拝堂)の内部です。

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先日、校友会の会報誌の取材で、大学に所属されるチャプレン4名にお話を伺える機会がありました。

私の胸に残る言葉を多く頂き、非常にいい経験をさせてもらいました。

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そこでも、戦争に関する話が挙がりました。
例えば、こちらの祭壇。

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この祭壇下部にある十字架には、削れた跡が残っています。
戦時中、反キリスト教の考えが広がったことで傷つけられてしまったそうです。

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壁には、戦争で亡くなられた学生の名前が彫られた銅板も飾られています。

チャペルは、とても美しいです。
普段は、その美しさしか目に入らなかったのですが、
その美しさの中に、戦争の歴史や、多くの人の祈りが集約されていることを、チャプレンの方のお話から伺い知ることができました。

タイミングが合えば、チャペルで演奏するパイプオルガンの音色もお楽しみいただけますよ♪

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ここまで池袋キャンパス内の建物や歴史をご紹介してきましたが、
最後はローソンで締めたいと思います!笑

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新座キャンパスに入るコンビニはファミリーマートなので、私はすっかりファミマ商品を食べなれてしまいましたが、池袋はローソンです。

このローソンが入る「セントポールプラザ」の2階に本や立教のオリジナルグッズが購入できる場所があります。

もし、ものすごく立教に行きたいという高校生の方がいれば、シャープペンやクリアファイルなど購入してみるのもおすすめです♪

文章と写真でお伝えする、キャンパスツアー。
初回は、これで終了します。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました♪

編集後記

私がnoteを書く基本的なモチベーションは、「新座キャンパスと観光学部の魅力を伝えたい」ということで、これまであまり池袋キャンパス(以下、池キャン)については発信してきませんでした。

ただ、先日オープンキャンパスのスタッフとして連日池キャンに足を運び、その美しさに改めて心奪われたのです!

8月上旬は、かなり暑い日が続いていましたが、連日高校生がオープンキャンパスのツアーに参加するために来場していました。

これだけ暑ければ、少し植物も萎びたり、枯れたりしてもおかしくないですが、キャンパスの木々はいつ見ても潤い、つやつやと輝いていました。

キャンパスの美しさを支えてくれているのは、大学に関わる多くの職員の方です。

毎朝、暑い中、職員さんが植物にホースで水をやる光景を目にしました。

秋になれば、そこかしこで落ち葉を集めている方がいますし、入口のヒマラヤ杉が美しい円錐形に保たれているのも職人さんの技です。

美しいキャンパスは、当たり前に存在するものではなく、多くの方に支えられて成り立っていることに気がついたのは、大学3年でコロナ禍を経験してからでした。

キャンパスにあまりにも学生がいないので、自然と職員さんの姿が目に入るようになりました。

その頃から情報発信の活動を始めたのですが、その当時私は新座キャンパスの写真を1枚も持っておらず、池袋キャンパスの写真も数枚程度でした。

キャンパスという存在が当たり前のものすぎて、写真を撮るという発想にならなかったのですが、こうしてnoteを書くようになり、また卒業も近づいてきた中で、日常の風景を写真に収めることの大切さを感じています。

これを高校生の皆さんが読んでくれているか分かりませんが、
読んでくれた方がいれば、是非、皆さんが今所属している高校の写真をたくさん撮って記録してください!

文化祭や卒業式の非日常的空間の写真ではなく、極めて日常的な様子を撮ることをお勧めします!
私も、自撮り(特に当時流行したsnowの写真)は大量に残っているのですが、私の高校生活自体を想起させる写真がないことを悲しんでいるからです。

忘れることにも美学があるのかもしれませんが、私の基本スタンスは「記録する、残したい」なのです。


最後は、少し話が逸れましたが、池袋キャンパスの魅力、感じていただけたでしょうか?

8月中と、9月以降の土日は、キャンパス内の自由見学は可能です。(申し込み不要)
キャンパスツアーは、10月以降の平日に開催予定です。(要申込)

私もガイドをしていますので、皆さんとキャンパスでお会いできることを楽しみにしています♪


オフショット

●パイプオルガンの鍵盤 @チャペル

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●少し歴史を感じる「キャッチボール禁止」の看板 @第一食堂前

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●チャペルのステンドグラス @モリス館2階

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●第一食堂の右サイド @第一食堂

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●こかげとベンチ @第一食堂前

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●都会を感じさせる高層マンション @第一食堂前

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●こもれび @第一食堂前

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●見えるかな?いつも気になるモノクロ写真 @4号館

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●「旧江戸川乱歩廷」 @池キャンのすぐそば(コロナの影響で閉館中)

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おすすめ動画

▼立教探訪 ①築地で大学発祥ののルーツを探る②立教生も知らない!?キャンパスに潜む7つのヒミツ
(YouTube:立教大学校友会)

ブラタモリの立教版のような動画で、1時間超!
立教志望の高校生でも、ここまで関心を持たないかもしれませんが、笑
在学生や卒業生にとっては非常に興味深い内容だと思います。
築地時代の立教大学の歴史や、旧江戸川乱歩邸、自由学園明日館などが特集されています♪

▼【立教大学キャンパスツアー】池袋キャンパス編
(YouTube:立教大学)

学生スタッフによる池袋キャンパスの施設紹介です♪
高校生向けにまとまっているので、分かりやすいと思います。

▼RIKKYO Christmas Movie【立教大学公式】
(YouTube:立教大学)

美しいクリスマスイルミネーションの様子をご覧いただけます♪
他にも大学の公式YouTubeから美しいキャンパスの様子が分かる動画多くあるので是非チェックしていてください。


参考記事

●池袋キャンパス施設紹介(立教大学HP)https://www.rikkyo.ac.jp/campuslife/facilities/ikebukuro/

●立教うんちく話(立教大学校友会HP)https://koyu.rikkyo.ac.jp/magazine/mail/unchiku/index.html

●学徒出陣の遺品、67年ぶり返還 日章旗の寄せ書き(日本経済新聞 2010年10月28日)
https://www.nikkei.com/article/DGXNZO17164720Y0A021C1CR8000/

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