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#47 入り方が難しい曲は、息を吸うタイミングを決めましょう

今回の投稿もホルンに限らない話題ですが、いろんな曲を吹いていると、やはり難曲はあります。

譜面に従って吹いているつもりなんですが、なぜかタイミングが掴めず吹けず、吹くはずの箇所の譜面が瞬く間に過ぎ去っていった・・・誰しも経験のあることと思います。

わたくしにも割とそういう相談を頂くことがあるのですが、そういう時にお伝えするのが今日のお題。
「息を吸うタイミングを決めてしまいましょう」

タイミングが掴めず吹けない箇所は、だいたい以下の2パターンじゃないかなとおもいます。

・変拍子で迷って、いつ入ればいいかわからない
・同じパート内でもみんな違うことをやってて、釣られてわからなくなる

わたくしも経験があるのですが、これハマると結構這い出せなくて、みんな正しく吹いてるのに自分だけ吹けない!?みたいなことになるんですよね。

吹けないときって、タイミング計ってるんだけど、ここだ!と思ったら息吸えなくて、その譜面の箇所を通り過ぎているんです。

ならば、息を吸うタイミング、そう、ブレスの位置を決めてしまえばいいのです。
息を吸ったら、吹くしかないですからね。迷いが一つ減るのです!!

具体的には、その変拍子だかみんなガチャガチャしている箇所だかの入りのところの直前に、「ここで吸う」と決めます。
何拍目で吸えばいいかを数えて、例えば3拍目で吸うと決めたら「1、2、吸う」というように、自分の中で拍子を数えて、決めたところで息を吸うのです。

これを一旦決めると、変拍子とかが全く気にならなくなったりします。不思議なものです。
息を吸う必要のある管楽器は、ブレスから既に音楽が始まってるんだな、と気付かせてくれますね。

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