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トロントのシェルターでトランスジェンダー女性と同室にさせられた、性的虐待の被害者女性が人権侵害で告訴

“トランス先進国”のカナダでは実質的にセルフIDが認められている。そのカナダで2018年にこんなことが起きた。

トロントのシェルターでトランスジェンダー女性と同室にさせられた、性的虐待の被害者女性が人権侵害で告訴(2018/8/3)

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 ハンナさんは性被害の後遺症でアルコールとコカインの依存症に苦しみ、女性依存症者向けシェルターに入所した。彼女はLGBTQのアライを自任する女性だった。

 彼女はシェルターで、トランス女性と同室にされた。そのトランス女性は、体は男性のままで、髭と胸毛がありコンバットブーツを穿いて、「ラテン系女性が好みだ」と話していた。

 このトランス女性との同室がきっかけで過去の性被害のフラッシュバックに悩まされた彼女がシェルターに苦情を言うと、シェルターは彼女に「嫌なら出ていけ」と言った。そして彼女が更にオンタリオ州人権委員会に提訴すると、同室者を女性として扱わなかったことを理由にハンナさんの方が差別者だとされてしまったのだ。

 結局、彼女は2日間でシェルターを出て、友人の家のカウチで寝ている。「あの2日間は地獄だった」と言う。

 日本でも、未手術の男性を女性と認めたり、自認(自称)で女性と認めようという動きがある。それは“トランス女性”には優しいだろう。しかし、女性達にとってはどうか。一旦、未手術の男性が女性と法的に認められてしまったら、“彼女達”と女性を分けるものは無くなり、日本でもハンナと同じ思いをする女性が出るのは確実なのだ。

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原文はこちら👇
▶️ https://nationalpost.com/news/canada/kristi-hanna-human-rights-complaint-transgender-woman-toronto-shelter