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「ギルティギアストライヴ」の初公式大会、めっちゃ面白かったよって話『GUILTY GEAR DUEL ONLINE - OPENING TOURNAMENT』

記事を読んで頂きありがとうございます。eスポーツキャスターの水上です。
6/11日に発売となりました「GUILTY GEAR -STRIVE-(以下GGST)」皆さんプレイされておりますでしょうか。僕も発売からプレイを続けており、先日までランクタワーで目標としていた天上階にたどり着くまでひいひい言っておりました。
僕は今作からギルティシリーズを始めたプレイヤーですが、同じレベルの対戦相手にも困る事無く快適に対戦を続けられています。
先週には販売本数50万本を突破し、非常にアツイ盛り上がりを感じています。

そんな中、先日初の公式大会が開催されました。
その名も『GUILTY GEAR DUEL ONLINE - OPENING TOURNAMENT-(以下GGDO)』
今回はこちらで実況をさせて頂いたので、内容とかをしたためようとnoteを開いています。
様々な要素が一新したGGシリーズ完全新作GGST。発売から一か月半でどのような試合が展開されたのか。良ければお付き合いください。
※優勝者など結果に触れていくと思うので、結果を知らず視聴したい方は読まない事をおススメします。

GGSTの環境を踏まえて、初めての公式大会

GGDOは2部門に分かれた大会として、2日間行われました。
1日目は、GUILTY GEAR Xrdシリーズの大会において上位入賞をしたことがない選手が参加可能な「ニューフェイス部門」
2日目は、誰でも参加可能なオープントーナメント「レジェンド部門」
特にニューフェイス部門の参加が多く、定員の512名を超える578名のエントリーがあったみたいです。超過分も全員参加できたみたいで何より。

そして大会の内容に触れる前に、GGSTを取り巻くキャラクターについてのお話を簡単に。
主人公のソル・バッドガイとハイスピード忍者チップ・ザナフの2キャラが抜けて強いという印象は、GGSTを知る人なら概ね一緒なのでは無いでしょうか。次いで強力な突進技であるイルカさんを従えるメイがいて、中距離で圧倒的な制圧力を誇るラムレザルあたりが続いていった印象です。

色んな意見があると思いますが、ソル・チップの2キャラが複数上位に来て優勝するんじゃないか、という予想が多かったように感じています。

それでは実際どうなったのか、恐らく誰も予想できなかったような展開になっていったんじゃないかなと思っています。
1試合ずつ振り返っていく訳では無いので結論から。

ニューフェイス

ちゅらら

ニューフェイス部門はちゅらら選手(カイ)の優勝となりました!おめでとうございます。
TOP8に残ったキャラとしては、ヤマシタ選手から順番にソル・カイ・ザトー・レオ・闇慈・チップ・カイ・メイの8名でした。
プレイヤーとしても「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」シリーズで活躍していたヤマシタ選手や「ミリオンアーサー アルカナブラッド」初代全国大会優勝者のジャッシー選手といった他格闘ゲームで有名な選手に、ギルティシリーズのプレイ歴が長いちゅらら選手野良猫選手など根っからのギルティ勢、他格ゲーの猛者が集う面白い構図だったと思います。
キャラクターもソル・チップ・メイの他ザトー・レオ・闇慈・カイとかなりばらけていました。闇慈とカイはソル達強キャラと呼ばれるキャラに比べると少し目立ってなかったキャラクターだったと思うので、その2キャラがTOP8に残りかつカイが優勝したのは沢山のプレイヤーに期待と衝撃をもたらしたように感じています。

続いてレジェンド部門はこちら

レジェンド

ザトー

優勝はブラッドマミー選手のザトー!おめでとうございます!
こちらのTOP8は上からザトー・ジオヴァーナ・ソル・ソル・チップ・ソル・メイ・メイの8キャラ。ニューフェイスと比べてソルの存在感が格段に高くなりましたね。
プレイヤーとしてはXrdシリーズでの実績を持ちニューフェイスには出れなかったティーワイ選手あぜすけ選手と、様々な格ゲーで活躍しながら古来からのチップ使いでもある南選手という強豪ギルティ勢が目立ちます。
そんな中、「グランブルーファンタジーヴァーサス」で活躍していた御傍…ブラッドマミー選手や、3vs3のチームアクションゲーム「ディシディアファイナルファンタジーAC」で全国大会優勝経験を持つUME選手、「ドラゴンボールファイターズ」で大活躍していたBNBBN選手と他タイトルでの強豪達がこちらにもずらり。ゆう選手もニューフェイス・レジェンド両日TOP8に残った唯一の存在です。

そして何より視聴者の期待が高かったのは「タカシ」選手なのでは無いでしょうか。
発売してから間もなく高い実力と豊富なコンボルートを他大会や有名プレイヤーの配信で見せつけておきながら、その正体は誰にも解りませんでした。元々のギルティ勢が名前を変えているのか?という噂もありましたがどうやらそういう訳でも無さそうで、一部の方々からはGGシリーズで長らく正体不明と思われていたキャラクターの呼び名を取って「あの男」という呼び方をされていたのを見かけています。
僕もどうやら「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」で対戦ゲームを始めたらしいといった情報しか見つけられず、GGSTから参戦したプレイヤーとして多くの人がその試合を楽しみにしていたと思います。

そして結果として優勝をつかんだのはカイ・ザトーの2キャラクター。
試合としてもちゅらら選手のカイはロマンキャンセルを盾にアグレッシブに仕掛けつつ、単発技からの高すぎるヒット確認精度は見応えがありましたし、ブラッドマミー選手のキャラ対策と対応力の高さ、そしてザトーという難しいテクニカルキャラクターを使いこなす美しさは素晴らしいの一言。

熱い試合が盛りだくさんとなっています。アーカイブ張り付けておくので是非見ていってください。


新しくスタートしたギルティギア

僕が今回感じた一番の事はタイトル通りで、これから新しいギルティギアがまた歴史を積み重ねていくんだな、とめっちゃわくわくした事です。
お前ストライブから始めたくせに「新しく」とか何言っとんねん!と言われたらまあぐうの音も出ないのですが、実際様々なシステムやキャラ性能も一新され、完全新作のギルティギアを作ろうという意図は大なり小なり感じる部分があると思います。

そして今回の大会で、本当に色々なタイトルからプレイヤーが集まったという印象を受けました。
TOP8だけでもペルソナシリーズやアルカナブラッド、ディシディア、グラブル、ドラゴンボールでの猛者が見れますし、もちろん往年のギルティプレイヤーもしっかり存在感を発揮しています。
ギルティギアはかなり歴史の長い骨太のゲームで、ストライブ発売前には言うてギルティ勢が勝つゲームなんじゃない?なんて声も多く見られました。
そんな中で、ギルティ勢とストライブから本格的に参戦した他タイトルの選手が互角以上に渡り合う姿は、見ていて本当に面白かったです。

キャラクターとしても優勝したカイとザトーを始め、ソルやチップ・メイの他闇慈やレオ、ジオヴァーナなど沢山のキャラが強豪選手の手で色々な戦い方を見せてくれました。
今作はキャラクターの戦い方が、プレイヤーのスタイルによって広がる部分がかなり大きく、ニューフェイスで解説して頂いたかずのこさんが「キャラ対策が済んだと思っていたキャラでも、自分の知らない戦い方をする選手が多く、もっともっといろんな人と戦う必要があると感じた」と配信中に話していたのも印象的でした。

今はある程度このキャラはこのくらいの強さみたいなのがなんとなくあると思いますが、今後も様々なプレイヤーの手で戦い方が広がり、キャラクターのポテンシャルもどんどん引き出されていくんじゃないか。その上で色んな選手が覇を競うという光景が今後見れると思ったら、今後のGGSTがめっちゃ楽しみだなーと思います。

今回のGGDOは「OPENING TOURNAMENT」の名の通りプレ大会という位置づけみたいで、今後も沢山の大会が開かれていくと明言されています。

次に向けて盛り上がっていくギルティギアストライヴ、僕も折角発売からプレイしているので、続けながら楽しく追いかけていきたいと思います。
当たり前ですが自分がやり続けている方が良い実況も出来るし何より楽しい。まずはJSライドから。

余談 -あっ、ギルティギア-

余談ですが、GGSTをプレイしていれば誰もが知っているワード。それが
「あっ、ギルティギア!」
今回「あっ」って言葉でどう楽しんでもらおうか考えて、ウォールブレイク等の所で強調していったのですが、

あっ

楽しんでもらえて嬉しかったです。
「あっ、ギルティギア!!」って実況する場面もいくつか考えていたのですが、今回は訪れませんでした。次の機会を楽しみに待とうと思います。
後、エンドロールの演出めっちゃ良かったですね…自分の名前載ったのも嬉しかったです。

えんどろーる

カッコいいBGMつきで流れてるのがかなり良いので是非見てみてください。

それではまた次のイベントで。
良かったらnote、そしてTwitterもフォローしてくれるととても嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。


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