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知らなくても全人類観戦を楽しめる「ロケットリーグ」が面白い。

記事をご覧いただきありがとうございます。eスポーツキャスターの水上と申します。

今回は、「ロケットリーグ」というゲームの1v1大会「ソロスタ杯」にて実況をさせて頂いたので、それについて綴っていきたいと思います。
これは所謂コミュニティ大会、ユーザーさん主導による非公式大会でして、先日発表させて頂いたコミュニティ大会の実況募集の記事をきっかけにお声がけ頂きました。ありがとうございます。

コミュニティ大会の実況依頼は今でも受け付けているので、興味ある方は是非ご連絡ください。

ロケットリーグとは?

まずはロケットリーグそのものについて簡単にお話ししたいと思います。すっごく簡単に言うなら、「車でやるサッカー」です

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広いフィールド、ゴール、そしてボール。車が映っている事以外は、どこからどう見てもサッカーです。
基本的なルールもボールをゴールに入れれば一点入り、その点数を競うというサッカーに基づいたものになっています。ハンドやスローインとかはありません。車には手がない。

サッカーというリアルでも普及しているものがルールの根幹を成している事に対し、車で行うという部分は完全な「フィクション」です。ゲームだからこそ可能なアクションはこの車の部分に詰まっています。

サッカーは基本地に足つけて行うスポーツですが、ロケットリーグはそうではありません。勿論地に足、というかタイヤを着けて走りますが、壁を昇る事もあるし、なんなら空も飛びます。

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空中に浮いたままドリブルして直接ゴールへ持っていく事も可能。「エアドリブル」というれっきとした高等テクニックとして界隈では周知されています。

車が地を駆け、壁や天井を走り宙に浮き、体ごとゴールに突っ込んだり、時には衝突して相手の車を爆破する様子は非常に見応えがあり、言ってしまえばショーのパフォーマンスを見ている気分になれます。良く解んないけどなんか凄い、面白いっていう感情。
その上で、上述した通りルールの根っこはサッカーなので、観戦をするのに必要な「勝敗条件」の知識についてはたぶんロケットリーグを1ミリも知らなくても問題ないように出来ています。めちゃくちゃカジュアルに観戦が楽しめるし、車の操作はやってみると見た目以上に難しい。
見て楽しむハードルは低く、けれどプレイは奥深い良いゲーム。ロケットリーグの良さを知るのに凄い良い動画がツイッターに上がってたので引用させて頂きます。ぜひ見てほしい。

ソロスタ杯

そんなロケットリーグですが、4/10に「ソロスタ杯」という大会が開催されました。ロケットリーグは3対3、2対2、1対1がモードとして存在するのですが、その1対1の大会となります。

このソロスタ杯はゆっっけさんという方が主催しています。ゆっっけさんはロケットリーグを広めるためにどうすれば良いか、をすごく真剣に考えている方で、このソロスタ杯も「1v1の大会って無いよね」ってところから企画が動いているとの事。
この「無ければ自分たちで作る」って発想はめちゃくちゃ凄いと思うし、ゲームを盛り上げるために行動に移せる人を僕は本当に尊敬しています。
大会を開催するだけでなく、ロケットリーグで「プロチームを作りたい」「国内リーグを作りたい」という目標を掲げている方でもあり、そういう方に協力できるのは、コミュニティ実況の取り組みを始めた甲斐があったなぁと思っています。もっと詳しい話は↓から。

そんなソロスタ杯ですが、結論から言って滅茶苦茶面白かったです。
これまでも何度かロケットリーグの大会は見たことがあったんですが、それよりも格段に楽しむことが出来ました。
ひとえに何が違ったかっていうと、僕に多少なりともロケットリーグについて知識が着いたからだと思います。
勿論上述した通り、ロケットリーグは恐らく何も知らなくてもカジュアルに観戦が楽しめるゲームです。観戦ハードルの低さは世に出てるたくさんのゲームと比べてもトップレベルだと思う。

とはいえ「知れば知るほど更に楽しめる」というのは世の中の全てに共通して言える事。
今回ロケットリーグの実況依頼を頂いて、付け焼刃ながら色々調べてみると、選手たちがいかに難しい事をやっていたかが解りました。
実際にちょっと自分でもプレイしてみたんですけど、思った以上にボールを狙った方向に飛ばすのが難しい。こういう「見てるだけじゃ知れない事」を知れたのも、機会を頂けて良かったなと思っています。

大会にも様々な選手が参加してくれましたが、中でも特に印象に残っているのはやはり「Kroado」選手でした。
Kroado選手は事前に「負けるまで1v1」という配信を行い約2時間、およそ20試合を負け無しで駆け抜けた実力のあるプレイヤー。
加えて驚きなのが齢13歳と言う年齢。周りのプレイヤーからもその実力をリスペクトされていて、かつ本人もとても礼儀正しい。
ゲームをやるのに年齢は関係無い、というのはいまや様々なタイトルで証明されている事ではありますが、それでもやはりその若さを目を惹くものがあります。Kroado選手の活躍を追いかけるだけでも「ロケットリーグ」のシーンを見る理由になるなと思いました。

さてそんなソロスタ杯ですが、どうやら6/5日(土)に第二回の開催が決定した模様です。

終わりにも記しますが、このロケットリーグは基本無料で楽しむことが出来ます。まだ当日まで一か月半あるので、今から始めても練習する時間はじゅうぶんあるのでは無いでしょうか。
↑のリンクからは第一回のアーカイブも見ることが出来るので、興味ある方は是非。

新たな盛り上がりを見せているロケットリーグ

ソロスタ杯の話題からは逸れてしまうのですが、先日この大会で繋がれたロケットリーグ界隈の方々が活気づいていました。
何事かと思って調べてみると、どうやらこんな大会が開催される様子。

簡単に調べてみましたが、有名配信者さんを8チーム(24人)集めて、約1月半の練習期間を経て頂点を決めるというもの。しょぼすけさんや金豚きょーさんをはじめ、かなり豪華なメンツが集まっている印象です。
加えて面白いのは各チームに一人、ロケットリーグに長けたプレイヤーがコーチとしてつくみたいです。
練習風景もきっと配信されると思いますし、好きな配信者さんを見たいとか、練習を重ねていく中でメンバーが関係性を積み重ねていく様であるとか、コーチ付きでガチ練習したら実際どれくらい上手くなるんだろうとか、色んな側面から面白さやドラマが想像出来てかなりわくわくする企画。僕も楽しみに追いかけたいと思います。

そんな波が来ているこのロケットリーグですが、前述したとおり基本プレイ無料です。

ルールは解りやすく、けれどアクションはスタイリッシュで爽快感に溢れている。操作に慣れれば慣れるほど気持ちよくなれる味のある作品だと思います。興味ある方は是非。
勿論やるのはちょっと…という方でも、ほんとに未経験でも観戦を楽しむことはできると思いますので、是非ソロスタ杯のアーカイブとか見てみてくれたら嬉しいなと思います。

僕もまたロケットリーグを実況する機会に恵まれたら嬉しいなと思いつつ、予定されている大会を楽しんでいこうと思います。
最後に、今回「ソロスタ杯」を実況をするにあたり、多くの方が制作したロケットリーグについてのnoteやyoutubeを参考にさせて頂きました。プレイヤーの皆様が知識を残してくれたお陰で自分もしっかり実況できたと思います。ありがとうございました。

それではまた次のイベントでお会いしましょう。
良かったらnote、そしてTwitterもフォローしてくれるととても嬉しいです。何卒!→https://twitter.com/Fuuhi78

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