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コミュニティ大会実況活動【あなたの大会、実況します】の募集を終了します

記事をご覧いただきありがとうございます。eスポーツキャスターの水上と申します。
今から約半年前の4/2日に、僕のTwitterとこちらのnoteにて、「あなたの大会、実況します」と銘打ってコミュニティ大会の実況依頼受付をスタートしました。無償で、どなた様からでも受け付けますという内容が恐らくは珍しかったのもあり、沢山拡散してもらいましたし、この件に纏わる沢山のご依頼・ご連絡を頂く事も出来ました。本当にありがとうございます。

この活動を始めたきっかけや思いに関しましては↑の記事をご覧ください。
そして、本日10/1日を持ちまして、こちらの活動を終了させて頂こうと思います。大団円です。
この記事ではこの半年間の感想や、終了に関する気持ちとかその辺を書いていこうと思いますので、良かったらご覧いただけますと嬉しいです。

本当にご利用ありがとうございました。

まずは実際に実況させて頂いた大会のお名前を、この場を借りてご紹介させて頂ければと思います。

・ロケットリーグ「ソロスタ杯」(主催:ゆっっけ様
・グランツーリスモSPORT「第13回スイチャレ!」(主催:河崎翆様
・ギルティギアXrd Rev2「エルフェルトVSレイヴン対抗戦」(主催:こもん様
・ぷよぷよeスポーツ「第3回わいる杯」(主催:わいる様
・ぷよぷよeスポーツ「第15回彗星杯」(主催:yatsutaki様
・Power Rangers: Battle for the Grid「第4回初中級大会」(主催:G.X様
・ドラゴンボールファイターズ「ホームランリーグ第五章最終日」(主催:ホムーラン様
・ドラゴンボールレジェンズ「みらぷれ杯最強決定戦season1」(主催:みらぷれ様
・スプラトゥーン2「第48回エリア杯+」 (主催:Oda様
・ノックアウトシティ「昼休み最強ゴッド決定戦」(主催:EGS様
・TEPPEN「もっぴー杯」(主催:Moppie様
・ぷよぷよeスポーツ「第2回クラウドカップ」(主催:くらうど様
・マリオテニスエース「Aim for the Ace 3rd Anniversary Cup」(主催:Bozitoma様
・スプラトゥーン2「第51回エリア杯+」(主催:Oda様
・GUILTY GEAR STRIVE「Thank STRIVE it's Friday #5」(主催:KUNI様
・GUILTY GEAR STRIVE「Thank STRIVE it's Friday #6」(主催:KUNI様
・ドラゴンボールレジェンズ「みらぷれ杯 第2回最強ギルド決定戦」(主催:みらぷれ様
・スプラトゥーン2「第54回エリア杯+」(主催:Oda様
・ポケットモンスターソード・シールド「てるるんフェスティバル」(主催:てる様
・スプラトゥーン2「PACAO CUP MASTERS」(主催:PACAO様
・電脳戦機バーチャロン「OMG FIGHT CLUB CHAMPIONSHIP 2021」(主催:Kay-Z様


以上21件のご依頼を受けさせて頂きました!改めて本当にありがとうございます。こう見るとほぼ毎週何かしらやらせて頂いていましたね…感謝しております。主催者様の名前からそれぞれのTwitterに飛べますので、大会に興味のある方は是非チェックしてみてください。

活動開始当初は来るとしたら経験の多い格闘ゲーム方面になるのかな~と思っていたんですが、蓋を開けてみたらDCGやポケモン、チーム対戦ゲーム等様々なジャンルの経験を積むことが出来ました。
スケジュールの問題や突如大会が中止になったりとかでお力になれなかったものも多く、頂いたお話だけで数えると約50件以上に及びます。
中にはAPEXやPUBG等FPS系のものやパワプロ等経験した事の無いジャンルのお話も多く、沢山の方に活動を知って貰えていたのだなと感じています。
受けれたものよりお断りしてしまったお話の方が多いのは申し訳無い気持ちも強いのですが、ご依頼くださった方にもこの場を借りてお礼申し上げます。

改めてこういった活動を通して、1タイトルに使える時間はどうしても限られるから、調べる事の優先順位を整え準備を効率化する力がついた、というお話は、活動開始から2ヶ月程たった時に書いたこちらの記事でも語った事ではありますが。

まず何よりも自分自身、凄く自信持って実況が出来るようになったなって実感があります。
胸張って言えるような事では無いのですが、日付やその前後のお仕事状況によってはどうしても最低限の準備だけで臨まなきゃいけない大会もいくつか存在しました。格ゲーで言ったらほんとに技の名前とモーションだけギリ把握してます、みたいな状態。
そうなった時は変に解ったふりしないで、見たままを思ったように喋る、解らないところは解説にちゃんと聞くみたいな基本をめちゃくちゃ意識してやるようにしました。
元々実況って見た事を言葉にする仕事で、究極視た人が満足さえしてもらえれば良い訳で。素の実況力、みたいな言い方が適切かは解んないけど、ゲームの知識が乏しい中自分の経験と言葉でどうそこを目指すかみたいなのを改めて考え、実践する機会になっていたと思います。
僕は「解説に振る」っていう事に対して結構苦手意識を持っていたんですが、その部分もかなり改善された実感がありました。

それから、後半の方特に頂いた事として「着眼点が良い」という感想を貰いました。選手のプレイング意図だったり上手いプレイをしっかり拾い上げている、という意味合いで頂く事が多かったのですが、これに関しては単純に沢山の大会を経験させてもらった事で目が肥えたんじゃないかなと思っています。
というのも、コミュニティ大会の試合ってどれも本当にレベルが高かったんですよね…全国大会の決勝トーナメントとかで行われていてもおかしくないような試合がかなり沢山あって、それを解説の人と一緒に見て喋る事が出来るめちゃくちゃ贅沢な空間でした。
それを沢山経験させてもらった事で、上手いと言われるプレイやひとつひとつの行動の意味に対する嗅覚が良くなったのだと感じています。自分の引き出しから取り出せる「上手い」に対する語彙が増えたと言い換えれるかもしれません。
こういうのは沢山の大会にお声がけ頂き、そこで真剣にプレイする参加者さんがいなければ身に着かなかった事だと思います。ありがとうありがとう。

後、この活動をきっかけに触れさせて頂いたタイトルも多くあったので、配信や大会観戦を楽しめるタイトルが劇的に増えましたね…日々楽しめるものが結構増えたような感じがしています。

終了に関する意図とか

元々、ある程度の区切りはどこかでつけるつもりで始めた事ではありました。
僕自身元々実況でお金を貰って活動しているプロのキャスターです。その立場の人間が、コミュニティとはいえ完全無償で同じ技術を提供する事に対してどうなんだと言われたら本当にその通りだと思いますし、同じくプロとして活動している他のキャスターさんにも何かご迷惑が飛び火する可能性もありました。例えば他の人に水上がやってるからあなたもやってよ、みたいな話が行っちゃうとか。
そういったリスクは発表した際から承知していたし、実際にそういった面で忠告をしてくれた方も多くいらっしゃいました。その方たちも僕を心配して連絡をくださった方が殆どで、感謝しています。

個人的にも活動開始前は「お金を払って頂いてる企業様に対してはあんまり胸張れる活動じゃないかもなぁ」と懸念した事もありました。
それを知っててどうしてやる方向に踏み切ったのかというのは、発表時にも書かせて頂いた様に、この先キャスターとして生きていくためにもっともっと経験を積みたかったからに他なりません。コミュニティ大会を盛り上げたいみたいなのも勿論あったけど、大元は僕にとって必要な事だと思ったから、自分のためにやったというシンプルな動機です。

だからこそいつまでも続ける訳ではなく、けじめとしても区切りは絶対に必要で、開始時にそれを半年と定めました。
新たな繋がりや活動を通して知れたゲームも多く、個人的にもやって良かったと思っています。
少なくとも僕の周りではネガティヴな意見や感想が入ってくるような事は無く、暖かい環境に恵まれている事を実感しながらの活動でした。本当にありがとうございました。

とはいえコミュニティで喋らなくなる訳では無い

とはいえ、とはいえです。表題の通り。
あくまで「誰からも無償で実況受け付けます」というオープンな活動を締め切るだけで、今後もコミュニティ大会で実況するという事は全然あると思います。
僕がそういうところ出身なのもあってコミュニティ大会は凄い好きだし、そもそも活動前からある程度喋ったりはしていたので…プロなのでコミュニティ実況はしません!っていうのは結構イヤだし。今回で繋がった縁とか大事にしていきたいし。
今回ご依頼頂いてまたご縁を繋いでくださる方とか、依頼出来なかったけど興味はあったな~って方とかは、是非連絡自体はお気軽に頂けたらなと思います。
上述した通り無償での受付は終了とするので、プロとして何かしらの“対価”はお願いする事になるとは思います。
けれどその対価を何にするかというのは、ご依頼主様と相談して無理のないなにかに落とし込んでいきたい、という気持ちは持っております。
相談するだけならタダですし、是非ご一報頂けましたら幸いです。

みたいな感じで、今後も変わらずコミュニティ大会でもどこかで喋っている事はあるかと思いますので、見かけた際はどうぞよろしくお願い致します。

終わりに

と、いう訳で。この文末を持ちまして、【あなたの大会、実況します】の活動を締め括らせて頂こうと思います。
最初のnoteで、「僕にとってはスキルアップや目標達に近づく為の場となり、皆さんにとっては運営が楽になったり大会が盛り上がったりするWIN-WINの関係を築きたい」と書かせて頂きました。
ここに関して、僕は沢山のWINを頂けた実感があります。
僕に依頼してくれた方々や、僕が喋る大会を見てくれた方々にも何かしらのWINがあり、WIN-WINの関係を築けていたらそれに勝る事はありません。

沢山の経験をさせて頂きましたが、それでもまだまだ未熟な事には変わりありません。
今後もeスポーツキャスターとして生きていくため、沢山実況をするため、「世界一多くのタイトルを実況したキャスター」になりたいという夢に向かって色々と頑張っていく所存でありますので、暖かく見守って頂けたら幸いです。

ゲームのイベントや大会に参加させて頂いた時はレポート記事とかも書いたりしているので、そちらも何卒。良かったら↓からTwitterもフォローして頂けると幸いです。

それではまた次のイベントでお会いしましょう。
ひとまず半年間、本当にありがとうございました!


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