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#104 インサイトを見抜く、話はそのあとかもしれない

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。


さて今日は、「インサイトを見抜く、話はそのあとかもしれない」というテーマでお届けしていきます。


◯週刊ユースワークやってます!

4月からですね、今井くんっていうでかいもじゃもじゃのおじさんと毎週ふりかえり的にユースワークについての話をしています。「週刊ユースワーク」というポッドキャスト番組となっております。

今井くん、おじさんと言っても30歳で僕よりも若いので、すなわち僕もおじさんってことですね。悲しい現実だ・・・!

とは言っても、あんまりユースワークにおいて、年齢ってほんとに関係あるのかな?というのは最近思っているところです。

信頼関係とか年の近い大人とのナナメの関係とかって言ったりしますが、信頼関係なんて年齢など関係なく、つくれる人はつくれるし、つくれない人はつくれないですよね。

◯話題の「ニーズではなくインサイト」

それこそ、週刊ユースワークの最新回は、「ニーズよりも潜在的なインサイトを見極めようね」的な話題になっています。まさしくAIには代替されにくい?コミュニケーション能力の一つだな〜と思います。

相手が自分でも自覚できていないインサイトとは何なのか?を見抜く、とかって、どれだけ日常、そういう意識で人を見てきたか、という実践経験の場数によるものでしかないことを考えると、単に時を過ごしているだけでは全然ダメだけど、意識していれば年齢を重ねる方が積み上げやすいスキルなんだと思います。

若者にとって、「とりあえずやってみる!」ことに対するハードルが上がっている現代において、食わず嫌いさせずに味見させてみることがすごく大事なんだろうーって思っているし、味見をしてそれを吐き出す自由を保障するだけでいいんじゃないの?って思っています。

それ以上に、ユースワーカー自身がいろんなことをやってみる、味見してみる。という姿勢でなければ、「1回やってみたら?」「なんでもやってみたらいいよ」という言葉への説得力って乗ってこないんだろうな〜って思います。

そう考えると、いろんなことをこれまでもやってきて、今も何かに向かってチャレンジしている大人の存在が、何か背中を押すときに重要なのかなと思います。

くれぐれも、だから若手が良くないとかって話ではなく、年齢が近いからこその気兼ねなさが必要な場面もあれば、いろんな経験を重ねているからこそ出せるものもあるという意味であり、どっちも必要な場面があるということです。

◯チーム体制と見立てのすり合わせ

だからこそ、どちらも提供できる布陣かどうかの確認はしておいた方がよさそうなのと、今目の前の若者には何が必要なのか、潜在的なインサイトを見分ける目をもったり、それを育成していく必要性を感じたりします。

こればっかりは、時間をかけて見立てのすり合わせをしていく他ないんだろうな〜と思ったりします。

インサイトに働きかけていくという専門性を磨いたり、アピールしていったりしないと、誰でもできる役割かのように思われてしまうことが、いろんな意味で拡がっていかないことに繋がっていくように思います。

そんなわけで今日は「インサイトを見抜く、話はそのあとかもしれない」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!

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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!