#101 やることが見つかれば役割が見つかり、そこが居場所になっていく
※音声版は以下からご視聴いただけます!
普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。
さて今日は、「やることが見つかれば役割が見つかり、そこが居場所になっていく」というテーマでお届けしていきます。
◯大規模イベント前日のユースセンター
毎回このラジオ・ブログって、前日の朝にしたためまして、翌朝の6時に配信しているので、昨日って言っているのはだいたい一昨日になっちゃうので、若干時系列が前後しちゃいますが、まあその日に聞いたり読んだりする人ばかりでもないので、あんまり気にせずに続けちゃおうと思います。
昨日は、職場であるユースセンターの年に1度のお祭りみたいなイベントがあって、その前日ということで、あれやこれやと準備を進めておりました!ほんとに文化祭みたいなノリで、屋台があったり、お化け屋敷があったり、サバゲーがあったり、音楽ライブがあったり、スマブラ大会があったり、ちょっと学校ではできないようなものもあるかもしれません。
センターの職員・アルバイトが総勢15名ほど、当日ボランティアが30〜40名、計50名ほどで作り上げる一大イベントです。
◯トラブルや想定外の事象がチャンスになる
各ブース、絶妙な間に合っていない感もそうだし、トラブルとかもあって、「うわ、どうしよう?!」っていう状況に対して、助け舟が出てきたり、これはちょっと当初の予定を変更しよう。という話が出てきたり、ヒヤヒヤしつつも、チームづくりにはトラブルだよな〜と思いながらみております。
それこそ一昨日あたりから、どうやら当日雨じゃない?ってことで、外でやるのか屋内でやれるのか、みたいな調整が保健所や消防と繰り広げられていました。
その前にも、8月末・9月頭に台風が来たじゃないですか?屋台チームは事前に検便しなきゃいけないんですけど、台風で施設が閉館する関係で、一部のメンバーの便が集まらず、調理スタッフとして従事するはずだったメンバー・スタッフが調理できなくなったり。
中高生なのでね。3ヶ月前に、これやりたい!って言っていた子も、本番が近づくとやっぱりやーめた。もあるんですよ。当然、やりたい!を保障する以上、辞めたい!も保障できるものはしてあげることって大事だな〜とも思うのですが、現実的にはその穴埋めどうする?みたいな話とかもあったりします。
まあそんなこと関係なく、今日はきっと楽しく終わると思いますし、なんかいい感じだな!っていう風に見えたりすると思うんですけど、水面下ではいろんなトラブル、予想外のことがたくさんあって、右往左往しながら、これまでスタッフや実行委員会のメンバーが動いてきた、というのが現実だったりします。
◯関わりシロをつくると、自分から動く人が増える
それでもやっぱり、お祭りっていいよね。って思います。19歳になる年齢で、高校卒業して4月から働いている子なんかも、普段から来てくれていますし、お祭りにも来てくれます。
少し年上で物静かなタイプということもあって、手持ち無沙汰でその場にいたり、スタッフと話したりしているだけの子も、人手が足りなくなって期限が迫ると、タスクが浮いてきて、どんどんとっていける、やることを見つけていくんですよね。不思議なもので、やることが見つかるとそこに「役割」というものが生まれてきます。
ユースセンターって中高生向けの居場所事業って言ってるんですが、僕は、「役割」を感じられる場所こそがその子にとって「居場所」になるんじゃないかな〜って思っています。
役割を感じられるということは、「貢献している」とか「役に立っている実感」を得ることができます。難しい言葉でいうと、自己有用感って言うものだと思います。
その感覚って大人の僕らも嬉しいですし、一度味わうともっともっと。となります。そうやって主体的に何か行動していったり、他者のための行動を自ら起こしていったり。ということにつながっていくんだと思います。
ドタバタしながら、そんな若者たちの気持ちの変化を間近で見られるのはすごく面白いな〜と思いながら、前日準備をせかせかしておりました。
いい1日になりますように。
そんなわけで今日は、「やることが見つかれば役割が見つかり、そこが居場所になっていく」というテーマでお届けしました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!
では、また次回お会いしましょう!
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