見出し画像

#53 実は「遊び」ではなく「共感」を求めている

※音声版は以下からご視聴いただけます!

普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。

さて今日は、「遊びではなく、共感を求めている」というテーマで、お届けしていきます。
なにかと「共感」を求めてくる2歳娘のお話です。


◯2歳娘のコミュニケーション

目を合わせて笑いかけるだけでも、にっこり笑顔になるし、「一緒に〜しよ」がとにかく好きだったりするので、一緒に絵本よも。一緒に着替えよ。一緒にブロックしよ。などなど。

言葉でのやりとりも結構板についてきていて、早くもボケとツッコミがわかるようです。 #英才教育が行き届いていると思いたい

食べ物を指して「これ、たべない」とか、靴下を指さして、「これ、はかない」と言ったりします。

「あ、そうなんや〜、ほんならなに食べるー?」とか「どの靴下履こうか〜?なんか自分で選ぶ?」なんていう風にきいておいて、しばらく泳がせておくと、タイミングを見計らって、ニマニマしながら、たべないと言ったものをたべたり、履かないと言った靴下を履いたりします。笑
#いいボケをいれてくれるのでツッコミ甲斐がある

それを横目で見ながら、「たべんのか〜い!」とか「結局それ履くんか〜い!」とツッコミを入れると、非常にご満悦になられます。

なかなか先が思いやられる2歳娘の将来ではありますが、おかげで、忙しい朝の食卓でも、着替えでも茶番が繰り広げられ、平和な時間を我が家にもたらします。

◯なにが楽しいのか、何を楽しんでいるのか

毎回同じやりとりですが、そのやりとりを「一緒につくっている」ことや「同じ気持ちになること」。そのことが楽しいんだと思います。

「共感できること」を楽しんでいるんだと思います。

子どもが「一緒に絵本を読もう!」「一緒にブロックしよう!」と言ってくるときも、そのこと自体をしたい場合もありますが、多くは、「絵本を読むことを通して共感したい」「ブロック遊びをすることで共感したい」が本音だと思ってます。

でも、当然「絵本を読むことを通して共感したいから、一緒に絵本を読もう!」とは言わないし、そもそもそのことに気づいていないです。この前、絵本を読んだときに楽しかったことを覚えているから、そのときのことを思い出してるんだと思います。

だから、「ず〜っと同じ遊び」をしていても子どもは飽きないし、何度も同じ遊びを誘ってくるんだろうと思います。

子どもからの「⚪︎⚪︎しよ〜」を遊びの誘いと捉えるのか、共感体験の誘いと捉えるのかで、印象は大きく変わります。

「その遊びは一緒にできないけど、こっちの遊びなら一緒にできるよ。」
なんて返すこともいいかもしれません。

子育てだけじゃなく、大人も一緒だろうな〜と思います。組織や会社でのチームづくりにおいても同じことが言えると思います。

仕事は「遊び」とはちがいますが、どうやったら同僚・仲間との共感体験を育めるかを考えてみてはいかがでしょうか?

今日は「実は、遊びではなく共感を求めている」というテーマでお届けしました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!

では、また次回お会いしましょう!

stand.fmでも発信中です!👇


おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!