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ひょんなことから我が家の「マネー教育」がスタート!~子育ては人材育成のヒントがたくさん!#27

私は、新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事をしています。

このシリーズでは、主に4歳になる息子1歳の娘とのやりとり・行動を観察する中での発見や気付いたことをもとに、人材育成・部下育成、チームリーダーのチームづくりのヒントになりそうなお話をお届けしております。
シリーズものとして書いていますので、過去記事もよければ見てみてください!


ふいにスタートした我が家のマネー教育

4歳半を迎えた息子ですが、今年の5月で5歳になります。
そんな息子ですが、このお正月に少しおもしろい転機がやってきました。

お正月といえば、親戚まわり?をするほどでもないですが、親戚の方とお会いすることも多くなり、まだあまり価値をわかっていませんが、お年玉をもらう子どもたち。

自分でもらったはずなのに、横から出てきた親が預かるとなると、「あれ?僕のじゃないの?」とついに疑問を抱いてしまったことをきっかけに、「お財布がないからね〜」→「お財布を買いに行こうか!」ということで、関西で有名な某阪急電鉄の公式グッズを買うことになりました!笑

ばっちりいいモノをお年玉をつかって買い、それ以来はうれしそうに週末のお出かけの度に持ち出すようになりました。

お店に行って何か買うぞ!となると、なんとかしてお金を払いたい息子。
気前よく、「はい!」とお金を渡してくれます!

自分も含めて、大人になるとお金をそんなにほいほい出すのって渋るものですが、ほんとになんの忖度もなく、「単純に出したいから」とか、「喜んでくれるから」とか「助けてあげたい!」みたいな気持ちからの行動なので、その気持ちは大事にしてほしいな〜と思うわけです。

なので、そういうときは「まじか〜!ありがとうーー!」と快く貸してもらいつつ、記録しておいて、あとで返そうとかと思っております。
#お金って使った人のところに帰ってくる

そんなわけで、つい先日は百貨店のおもちゃ売り場に行くことがあり、そこで息子が気になるおもちゃと出会います。

前から「いいな〜」と言っていた木の玩具で、某有名な子どもおもちゃの取り扱い店舗です。

もう少しコンパクトなスターターセットもあったのですが、ぐるぐる回るレールで遊ぶイメージがあるのでしょうね。できるだけコースを長く作れて、かつぐるぐるのやつが3つ入っているハイグレードなものをご所望。

まあ落ち着け落ち着けと。

さいきんお金・お買い物に興味をもってきたので、いい機会だな〜と思っていたのですが、財布を確認してみたところ、息子の所持金だとわずかに足りずでした。

私的には、「うわー、買ってあげたい!」という想いがあったのですが、妻は「自分のお金で買いなさい。」と一言。正論です。笑

そんなわけで、息子には以下の2点を伝えて、納得を得て退散することにしました。
・「財布の中のお金では買えない」
・「お金をどうにか増やして買おう」

さて、ここからどうする?

帰宅後、さすがに「どうしたらいいと思う?」ときいてもアイディアが出てこないので、いくつか息子に選択肢を提示することにしました。

1.誕生日まで待って、お誕生日プレゼントの代わりにお金をもらう
2.何かモノを売って、お金を増やす

さすがに5月まで待てないという話で、2.を検討することになりました。

そんなわけで、某メルカリというサービスで何かモノを売って、そこから出た収益を購入費用に充てることになりました。

妻から息子への提案で、いま家にある、最近遊んでいないおもちゃを売るのはどうだい?という提案がありました。

・買ってもらうことによってお金が増える
・お金をもらう代わりにこのおもちゃをあげる
・そのおもちゃではもう遊ぶことができない

3点を伝えて、息子もOKとのことなので、出品することにしました。

どうなってる?売れたの?お金ふえた?と気にしているようすですが、なかなか簡単には売れません。←いまココ!!

さて、どうなることやら?という感じですが、また動きがあればお届けします!

今回のやりとりをとおして感じたこと

改めてですが、「自分のお金で買おうね」と進言してくれた妻に感謝&頭が上がらない、に尽きるわけですが、

自分自身もそうですが、お金って子どもからすると「ほしいものに変換できるすごいもの!」であるにも関わらず、大人は貯金を進め、なかなかお金を使わせないことってあるな〜って思いました。

でも、働けなかった子ども時代においては、1,000円ですら大金でした。
5,000円、10,000円となるとそりゃあもうものすごい大金でした。

ただ、働き始めてからは小学生時代ほどの感動・ドキドキ感を感じることはなくなりました。

お金って時代によって変わる(物価上昇、円安の影響)こともあるし、年齢を重ねると変わるものでもあることを再認識しました。

無駄に使わせることを是とはしていませんが、適切に向き合って「何が・どういう使い方が自分にとっての幸せにつながるのか」ということを考えたり、「増えるのを待つではなく、増やせる力」を備えておくに越したことはないなと思います。

親も勉強しながら、子どもたちにも適切に向き合う時間を過ごせるといいなーと思っているこの頃です。


今日も皆さんにとって素敵な1日でありますように。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます!

おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!