#110 まだまだこれからだよなって思わされた話
※音声版は以下からご視聴いただけます!
普段、子ども・若者とかかわるユースワーカーという仕事をしながら、5歳と2歳の子どもの子育てもしている私が、仕事や日常での気づきについて発信するチャンネルです。
さて今日は、「まだまだこれからだよなって思わされた話」というテーマでお届けしていきます。
○水道筋商店街に上陸!
昨日は、自分が働くNPO業界でお世話になっている方との食事で、神戸市灘区の水道筋商店街をご案内いただきました。
下町な雰囲気で、特になつかしさを感じるわけではないですが、人も飲食店もわりとたくさんあって、いい雰囲気でした。
1軒目は焼き鳥が食べられる飲み屋さんだったんですが、すごくアーティスティックなお店で、独特な雰囲気でとっても素敵なお店でした。
お客さんも、このあたりの人で、カリスマ美容師や2軒目で行くバー店主の方、近所でお店やさんされている80歳オーバーのおじいちゃんなど、全員知り合い・顔見知りの関係というのも不思議すぎる感じです。
2軒目のバーもこれまたレトロなスタンドバーで、とっても素敵な雰囲気なのですが、絶対に知っている人でないと入れないようなお店で、そこにも地元な人が集まってきていました。
◯下町のつながり感
こんな感じのコミュニティが成立しているところってまだまだあるんだな〜と思いました。地元の人が集うような場所があるからこそ、こうしたつながりがまだ持続しているのだと思います。
なかなか自分が住んでいる地域にはそうしたつながりやコミュニティってないので、とても不思議な感覚です。顔馴染みの知っているお店が近くにあるってほんとに素敵だしいいなーと思いながら過ごしてました。
昨日ご一緒させていただいた業界の方も、いまは団体に所属しながらも雰囲気はフリーランスで仕事しているような方です。脱サラして数ヶ月ヨーロッパに行ったり、お酒飲みながらマラソン走るやつしたり、今は見た目もだいぶイっちゃってる人で、なかなかぶっ飛んだ、ほんとに素敵な人です。
話を聞いていると、今は中高生に関わるような支援をされていて、行政なんかと一緒に仕事されているみたいです。
15個ぐらい上の方なので、50歳手前ぐらいだと思うのですが、団体内でも同年代の人とガチンコで議論されているみたいで、そんな話を聞いていると、ほんとにすごいです。
◯年齢とともに守りたくなるものが増える
年齢を重ねるほどに、地位や名誉など、守りたくなるものが多くなると思うんです。守らなきゃいけない家族は話が別ですが、自分の守りたくなっちゃうものを手放して、一旦脇に置いて、1人の人として、自分らしく生きている人を見ていると、ただただ尊敬しかありません。
なんでもかんでも捨てられる人がいいとか、守ってばかりの人が悪いとかではなく、守りたくなっちゃうものがあるのに、また次の何かを探したくて一旦脇に置いておける、そうやってどんどん進んでいく大人に憧れてきたから、新卒でNPOに就職して自分はいまココにいるわけで、自分も次の何かを見つけられる、追い続けられる人でいられるといいな〜と思います。
いろんな人の生き方に触れると、自分がどう生きたいのかが相対的に見えてきたりします。
まるで何かを成して、何ができるのかを考えなきゃいけないマインドになってしまっていましたが、何を成し、何ができるかはまだまだこれからだよな〜と、きれいに収めようとせず、もっとがむしゃらでもいいのかな〜、「よくもわるくもまだまだこれからだよな〜」ということを考えさせてもらえる夜でした。
そんなわけで今日は、「まだまだこれからだよなって思わされた話」というテーマでお届けしました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
すてきな1日をお過ごしください!
では、また次回お会いしましょう!
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!