ヒロイックファンタジーの思い出「ルーンの剣」
ルーンの剣には絶大な求心力があるのです。
このあいだ「エイジ・オブ・コナン」というMMORPGがあって、同作にキンメリアンルーンソードという物が登場することを知りました。
これを機会に、ルーン文字が刻まれた剣の思い出について、なるべくミニマムに語ります。もちろん、ルーンの無い剣にも申し分ない魅力があります。両者の比較なんて大それたことはしません。
なお、ヘッダー写真は、ロバート・E・ハワード原作のコナンシリーズにはエジプト風な土地もあるということで、選ばせていただきました。
筆者が初めてルーンの剣というものを知ったのはコンピュータゲームのNethack(そのほかのローグライクも遊んだけどひとまず省略)です。http://nethack-users.osdn.jp/hackaholic/index.php?%A5%EB%A1%BC%A5%F3%A4%CE%B7%F5
ルーンの刻まれた剣といえばストームブリンガー。彼女を知るきっかけは、上述のNethackでした。
しばらくして、元ネタであるマイケル・ムアコック「夢見る都」(『この世の彼方の海』収録)を読みました。ヒロイックファンタジー沼に入り込んだのです。
ユーラシア大陸とは似ても似つかない、メルニボネ(検索したら18300件しか出てこないorz)のエルリックの世界に何故ルーン文字があるのだと、いうツッコミを忘れてしまうくらいに、ストームブリンガーは筆者の気持ちを強烈に揺さぶってきました。
ちなみに、コナンの(MMORPGとは別に)映画にも刀身に文字の刻まれた剣が出たらしいのですが、該当の場面が思い出せません。環状列石のシーンは思い出せるのですが…。コナンの映画もまた素晴らしい作品なのに、忘れてしまうとは不甲斐ないです。
きっと嫉妬深いストームブリンガーの仕業でしょう。ルーンの剣には間違いなく人の魂をすすり上げる力があるのです。
(筆者はエルリックもコナン、両方とも好みです。甲乙付ける気はありません。念の為)
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