見出し画像

デリケートゾーンのお手入れ はじめに押さえたい3つのポイント

みなさんは、デリケートゾーンのケアってされてますか?
ラボ編集部の面々は、このプロジェクトをきっかけにデリケートゾーン用アイテムがあることを知りました。
とはいえ、どんなアイテムがいいのか、どんなアイテムが自分に適しているのかわからないことだらけ。

今回、医療にくわしいラボライターさんにデリケートゾーンケアについて教えていただきました。

ラボライター 山本尚恵(やまもと なおえ)
医療ライター。女性医療などを中心に、最低限の医療の知識と医療情報の発信に関するリテラシーを身につけ、日々適切な医療情報発信に努めている。一般社団法人メディカルジャーナリズム勉強会 発信者会員/JAWH認定レディース予防医学指導士

デリケートゾーンとは、いわゆるVIOラインのこと。自分のからだの大切な一部なのに、ボディケアにおいて、その存在は意外と忘れられがちかもしれません。
でも、本当は髪や顔と同じように、きちんとケアしておいたほうがいいんです。

ムレ、かゆみ、においといったデリケートゾーンにありがちな悩みは、日々の生活にデリケートゾーンケアを取り入れることで、軽減できることが。
「そういわれても、どうやってケアすればいいのか教えてもらったこともないし、いまさらケアしても……」という人もいると思います。

今回は、「デリケートゾーンのお手入れが気になっているけれど、どうしたらいいのかわからない」という方々に向けて、デリケートゾーンケアのポイント&おすすめのアイテムをご紹介します。

デリケートゾーンのケアが必要な理由とは

女性のデリケートゾーンは、自分ではなかなか見ることができない位置にあり、意識してチェックしないと様子を知ることができません。
そのため、「いつもの様子」が把握しにくく、もしも異常があっても気付きにくいことが少なくないんです。

だからこそ毎日お手入れをして、デリケートゾーンのいつもの状態を確認しておくことが大切。
それに、まめにお手入れをしていれば、においやかゆみなどの悩みの解消にもつながりやすくなり、一石二鳥です。

デリケートゾーンのお手入れで押さえておきたい3つのポイント&おすすめアイテム

デリケートゾーンをケアする際に押さえておきたいポイントが3つあります。
それぞれのポイントについて詳しく解説しながら、おすすめのケアアイテムもご紹介していきましょう。

1.におい対策

においは、女性のデリケートゾーンの代表的な悩みのひとつ。「しゃがんだ瞬間、自分のデリケートゾーンのにおいが気になった」「トイレで下着から漂うにおいが気になった」という方は、決して少なくありません。

デリケートゾーンには尿道・腟・肛門と排泄に関係する部分が集まっているうえ、複雑な形をしていて洗うのが大変。さらに、下着や洋服でムレやすいという、においや雑菌の発生しやすい原因がそろっています。

そのため、デリケートゾーンに使えるソープを使うなどして清潔にしたり、おりものが多い時などには外出先でもタイミングを見て拭き取ったりするなどして、においの発生源を少なくしていくことが大切です。

デリケートゾーンケアのおすすめアイテム・その1

アンティーム ハイジーンシート〈デリケートゾーン用ウェットシート〉12枚入り

外出先でムレやにおいが気になったときに、さっと拭き取りができて、いつでも清潔を保てるデリケートゾーン用ウェットシート
使用後はトイレにそのまま流せるので、処理にも困らず便利に使えます。
日常的に使うほか、生理のときや旅行などの持ち歩きにもおすすめです。

2.かゆみ対策

下着やおりものシート、生理用のナプキンなどへの接触や、アンダーヘアの処理など、ちょっとしたことが刺激になって、デリケートゾーンにかゆみが生じることは多々あります。

また、デリケートゾーンを清潔に保ちたいあまり、強く洗いすぎたり、刺激の強すぎるソープで洗ったりすることも、かゆみの原因になりがち。
まずは、デリケートゾーンに適したソープを丁寧に泡立てて洗ってみてください。洗いにくい部分も、泡を使ってやさしく清潔にしていきましょう。そうすることで刺激がおさえられて、かゆみも生じにくくなるはずです。ぜひ試してみて。

デリケートゾーンケアのおすすめアイテム・その2

アンティーム フェミニンウォッシュ〈デリケートゾーン用洗浄料〉120ml

デリケートゾーンはデリケートゾーン用ソープを使って洗うのがおすすめ。写真のソープは、うるおいを保持したまま、センシティブな部位のにおいやムレのもとになる汚れをすっきりと、清潔に洗い上げられます。
無香タイプもあるので、香りに敏感な方にはそちらがおすすめです。

3.保湿

デリケートゾーンの代表的な悩みである、においやかゆみを対策したら、最後には保湿を忘れずに。
洗いっぱなしのままでは乾燥が進んでしまい、それがきっかけで、またトラブルが生じてしまうこともあります。
顔やからだを洗った後に、化粧水やクリームで保湿をするのと同じように、デリケートゾーンにも保湿をしましょう。
デリケートゾーンに適した保湿アイテムを使うと、まぶたより薄く、外部刺激に弱いデリケートゾーンの皮膚を丁寧に保湿ケアすることで、乾燥によるくすみ対策にもつながっていきます。

デリケートゾーンケアのおすすめアイテム・その3

iroha VIO トリートメントローションの会トリートメントミルクの会

デリケートゾーンに使えるトリートメントローショントリートメントミルク
どちらも弱酸性で、乾燥しやすくなったデリケートゾーンをしっとり保湿してくれます。トリートメントローションには、くすみ(※1)や乾燥をケアできる美容保湿成分(※2)が、トリートメントミルクには、植物由来のシアバター(※3)とシアオイル(※4)をベースに、5種の保湿成分(※5)が、それぞれ配合されています。さらっとしたテクスチャー&無香料で、使用後もスムーズに下着の着用が可能です。

※1 乾燥やキメの乱れなどによる
※2 ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン
※3 シア脂(エモリエント成分)
※4 シア脂油(エモリエント成分)
※5 アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、 加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、 ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン 

そのほか、こんなアイテムもおすすめ。

デリケートゾーンケアのおすすめアイテム・その4

あっ! という不安対策 ランジェリーみたいなちょいもれガードパッドの会

ショーツやボトムを汚したくないときのおりものシート代わりなどに、こんなエレガントな吸水シートを使ってみては。
3層構造で約15mlの吸水に対応。おりものの多い日や生理の軽い日に使うと、気分もあがるし、肌にやさしくエコなのもうれしいポイントです。


デリケートゾーンのお手入れを通じて、自分のことも大切に

デリケートゾーンケアは人生においてマストなケアではありませんが、文字通り「デリケート」な場所のトラブルを防ぐためにも、まめにお手入れしておくことをおすすめします。

また、デリケートゾーンのケアをすることで、トラブルの予防や軽減だけでなく、自分のことを大切にいたわる気持ちが生まれてくることも。悩みの軽減プラス自分の体に自信を持てるようにもなっていくはずです。

ただし、デリケートゾーンの不快感があまりにも強かったり、いくらケアしても改善されなかったりする場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。そんなときは恥ずかしがらずに、婦人科に相談してみてくださいね。きっと、あなたの力になってくれるでしょう。


文/山本尚恵

<関連記事>
デリケートゾーン用スキンケアシリーズをはじめてつかってみた!

女の子の父と母でこどものデリケートゾーンのケアについて話してみた

gokigen Lab.の商品はこちらでご覧いただけます

SNSでは商品の情報や最新情報を発信中https://www.instagram.com/gokigenlab_felissimo/