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生命力を観じて

裏庭で作業するようになって
今年で3年目

裏庭での土いじりは
いろんな発見がある

初心者なので見よう見真似
ちょっとずつハーブやミニトマトとか植えたり
コスモスは家族のオーダーで
昨年から植えている

昨年は背丈ほどに伸び
ピンクの花を咲かせてくれた

とても綺麗だった。

けれども伸びすぎて茎も支柱に使う竹みたいに太く
コスモスって儚げだけど
こんなに逞しいんだ!と。
しかし、、台風でその重さに耐えきれず 根っこから倒れてしまい 手入れに苦戦

そのうち秋になり花は枯れ
庭の冬支度に向けて整地にするのに
太い幹の始末に アクセク
『種』のことなど気にとめる余裕もなく刈ってしまった

今年は
上に成長せずにこんもり膝丈ほどに成長するよう剪定し
オレンジ色のコスモスが咲いてくれた。

秋になり
枯れた部分をちょこちょこ整理していた先日

その後 お客さまの施術中に
足首と太ももが
なんかチクチクする
針に刺されたよう痛くなってきた

指先でそっと触ってみると
小さく尖ったものがくっついていて
コスモスの種!と気がつく

そうだ
さっき裏庭で作業しているときも
枯れた花びらが みょーに力強くて視界に
チラッチラッと
入ってきていた。
ぼやけた視力で枯れた花びらと認識していたわたしは

その存在感に違和感を観じていた

あれは種だったんだ
(一部 刈り取り 枝.枯れ葉の専用ゴミ袋に入れてしまって後悔)

あのチクチク感
服から種を取ってもしばらくチクチクしていた

自然界のオソルベシ生命力は

こんな形でもアピールしてくれる。

その後 種はしっかり収穫して
来春 また生命をお繋ぎさせていただきます

花が咲くとか
実がみのる
葉がぐんぐん成長する
ばかりに達成を感じていたけれど

こうして生命を繋ぐことも
収穫なのだ

冬になる前に
春のお楽しみが増え

こころの養いメーターも増えたようです