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勝てる営業マインド


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今回は、営業マインドから見ていきます。

一般的にいわれる「営業マインド」には3つの種類があると考えます。

営業マインドの3要素

①理想の営業ビジョンとしての営業マインド
②セールス活動に関わる心得としての営業マインド
③上記①②を無関係な自己表現としての営業マインド

中身を見ていきましょう。

①理想の営業ビジョンとしての営業マインド

営業活動に関わるマインドではなく、「営業」という仕事においてのあり方や目指す姿としてのマインドです。
例:お客様をリードし、お客様のその先を考える。

②セールス活動に関わる心得としての営業マインド
主にお客様、製品に対してどのように向き合うべきか、などセールス活動に関連する心得、矜持のことです。
例:自ら楽しみながら、熱意と自信をもって提案する。

③上記①②とは無関係な自己表現としての営業マインド
個人的な仕事へのモチベーションとしてのマインドです。
例:絶対ナンバーワン、たくさん稼ぐ!

私は、上記3要素を自己分析し、いつも以下のように話しています。

③の自分のマインドについては触れていませんが…
理想の営業ビジョンとしての営業マインド、セールス活動に関わる心得としての営業マインドを網羅したものを「自分の中の一流の営業」と定義しお話をしています。


営業マインドの重要性

ではなぜ、このマインドが重要なのか?

会社のVMV「VISION、MISSION、VALUE」と同じように、広く自分の向かうべき方向性、判断基準が定義できるからです。

企業が立ち返る原点であるVMV。
同じように、営業にも立ち返るべき指標が必要です。

営業の業務において、判断や進むべき方向性は会社の状況、自分の数字、お客様の状況、市況など多くの要素が絡んで来ます。
その時に「自分のあるべき姿」という原点に立ち返ることのできる営業は強いです。

今まで、多くのトップセールスの方にお話を伺いましたが、どのトップセールスも自分の営業論=営業マインドを明確に持っていました。

トップセールスとは?

営業の源泉である「営業マインド」を言語化し、貫き通せる人

これこそが、トップセールスになるため、重要な内的要素の一つであると考えます。

他にも、売れている、優秀な営業の方には

・情報発信に積極的
・業務スピードが早い、効率的
・論理的
・説明(たとえ話)がうまい などの共通している特徴があります。

これらの特徴はただのスキルではなく、自分のあるべき姿や営業という行為に対しての心得、ルールの上に成り立っているのだと感じます。

自分のなりたい姿や営業としての成長ビジョンがある=必要なスキルを得ようと努力する。
アウトプットすることで、自分の中での解像度を高めたいなどの動機で、上記のようなトップセールスの特徴としてのスキル、行動に繋がっているのではないでしょうか?

私の個人の意見ですが、スキルの差以前に、
このマインドの有無の差というのがトップセールスか否かを左右する重要な要素の一つであると感じます。

営業に関連する著名人の名言

マインドが端的に表されている一言。
いまも残る、残っている営業に関わる名言をまとめてみました。

理想の営業像として、商談の心得として参考にしていただけると嬉しいです。

①クロージングのできないセールスマンは、セールスマンではなく、おしゃべり屋に過ぎない
②営業とは、感情の移動だ
③買ってもらうのではない。「これを“売ってあげたら” どんなメリットがあるか?」
④トップセールスは、事前準備で成約の8割が決まることを知っている
⑤人はものを売りつけられるのは嫌いだが、自ら買うのは大好きだ。
⑥あなたが尋ねる質問は、あなたが語る他の言葉よりずっと重要である。
⑦売れるからあのトップセールスは自信がある、と思う方がいたら大間違い。自信があるから売れるのである。
⑧成功とは、熱意を失わずに失敗から失敗へと進む能力である。
⑨「買ってくれ」とお客さんに言え!
⑩「うまくいくやり方」はない、「うまくいったやり方」だけある。

ご興味があればぜひ以下本編もご覧ください…!


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