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空家問題に興味を持ってしまった結果

 今日も茹だるような暑さで日本の夏だなぁと嬉しくなる夏好きのキイチロウです!こんにちは。
 タイトルの写真はうちのリノベした現場で雇っているバイトですが現場工事がまだ完成しないので車の中で待機中の一枚です。

 「この暑さの何が良いんだよ」と思われるかもしれませんが、私、夏生まれは関係ないと思いますが少年時代の夏休み、エアコンのない蒸し暑い家で嫌々する宿題の思い出やアイスを食べる昼休みの思い出にはこの日本の夏の暑さが体に染み込んでいて、なんだか夏のこの暑さが好きなんですよね。
 間違いなく言えることは、厳しい寒さには耐えられないですが暑さは我慢はできるという部分、共感できませんかね?(笑)やっぱ個人差かな。
 本当に芯まで冷えると人は震えてしまって機能が停止しますが、暑すぎるのは汗だくで気持ちが悪いくらいじゃないっスか?まあいいか(^ ^)

さて本日は私の仕事で新しく企画検討しているプロジェクトについてお話ししたいと思います。
 少しづつ動き始めておりますが、不動産の仕事ですので事業計画を作りながらいろいろ考えながら進めております。

 特に最近強く重きを置くのは「この仕事は誰に貢献できるのか?」と言う部分。
 「本来、仕事(=会社)とは社会貢献によりその評価がなされる」
と聞かされました。
 初めは実感がなかったものの、社会に出て自分の役割を理解してくると何のためにこの仕事をしているのか考える様になったりします。
今まさに行なっている賃貸マンションなどの事業や既存の建物をリノベーションして再生させる事業も同じくこのポイントを常に意識して仕事に取り組んでいます。

たまに「不動産屋はちょろっと口利きの仕事をしたらガッツリ手数料をとって楽して儲けている」という悪評をそのまま下品に表現した言葉を半ば本気で言われたりしますが、私個人はそう思われないためにも正直で本音ベースの不動産屋さんでいたいと本気で想っています。思っているだけでなく、そのように行動するようにしています。特に発言は。

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さて話が少し逸れましたが、今日はその新しいプロジェクトの中身を少し語ってみようかと思います。
 人口減少が始まって久しいこの日本ですが、こと不動産業界ではみなさんも聞いた事がある「空家問題」がいよいよ実害を帯びてきました。

 空家問題にはそれこそ多岐に渡る理由と面倒な環境が相まってなかなか一筋縄ではいかない超厄介な問題であります。
 個人的に徹底的に調べた訳でもないのですが、客観的なデータと実状、事例を踏まえると、例えば昭和時代に狂ったように造りまくった団地や郊外に多い開発団地と言われる住宅群も当然含まれているわけで、これらの再利用方法を空家問題として論じる傾向があります。
 例えば団地などは自治体などが声を上げて再活用方法を呼びかけていますが成功している事例をあまり聞きません。
 端的にはなりますがそれは当然で、郊外のエレベーターもない4〜5階建団地をリノベーションしたところで住みたいと思う人が本当にいるのでしょうか?


 公共団体などの活動を批判するつもりはないのですが、客観的に考えて、あなた(=こう言った企画をしている方々)はエレベータが無く、天井も低く、間取りも使い勝手が悪い造りのマンションにお金を出してわざわざ住みたいと思えるか?です。
 こんなアンマッチの背景に私が着目したのはもう一方にいる、「古くなってしまった戸建て」の活用方法です。

実は私はマンションに住んだ経験は数年ほどしかなく、戸建て派orマンション派と言われると圧倒的に戸建て派であります。
 理由は簡単で、上下左右の空間に対してそこまで気を使わなくても良いからというのが一番のポイントです。
 それとマンションの場合、マンション組合が必ず存在しますが(賃貸の場合は管理会社)、この“しがらみ“があまり肌に合わないという個人的な感覚です(^ ^)

 過去に住んだマンションで、自宅に帰っても価値観の違う他人の誰かとルールを共有しなければならない、という息苦しさを感じた経験がありました。
 みなまで言いませんが、ライフスタイルの価値観の違いという部分ですね。

 やはり細かな価値観にズレがある者同士が共存して問題なく暮らすために最低限のルールは必要ですが、例えば戸建てならそれがある程度緩和されるとしたら、私は迷わずそちらを選びます。

 戸建ては一国一城の主、とかそんな低次元の話ではなくて、もっと単純にストレスの低い(であろう)環境の選択という話です。

価値観なので押し付ける訳でもなく正解がある訳でもないので、皆様(特にマンション派)もこう言った視点があるのかとお聞きいただければ嬉しいですね。

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前置きが長くなりましたが、新しいプロジェクトにタイトルをつけると

「個性特化型戸建て再生賃貸事業(仮名)」

です。仮名なので次は呼び名が変わっている可能性高いです(^ ^)

築年数が古くなった戸建ては日本の税法上、価値が著しく下がり、まだ全然住めるのに建物の価値自体は殆ど無くなっていることがあります。いわゆる土地値のみと言うやつです。

そうなった住まいは壊して作り直す以外に活用法がないのでしょうか?

実際には大幅なリフォーム・リノベーション工事を行えば住まいとしての機能を取り戻し快適に住む事は可能です。現在もこう言った築年数が30年を超えてくるとまず解体されるプランが筆頭して、ほぼそうなります。

 もったいないな、と思う反面、郊外ともなると古くなった物件は人気がなく新築需要に置き換えられるのが現実です。
 これをどうにか活用法はないものか、困っているニーズに応えられないかと考えていた戸建て派の私は戸建ての良さを前面に押し出した賃貸=個性特化型借家というサービスを作り出せれば良いのではと考えています。

戸建ての良さはやはりマンションと違い上下の音や振動問題がほぼないと言うこと。加えて空間の広さや収納力、庭の活用などスペースにゆとりがある場合が多いです。そして最後に、ペットや趣味といったライフスタイルへの柔軟性です。

戸建てとはいえどれも完璧な条件にはなりませんが、少なくともマンションに比べ優位性は高く評価できます。

逆にマイナスポイントもお伝えしましょう。

戸建ての欠点は1番はメンテナンス(=掃除)の大変さです。
続いてセキュリティの脆弱性、そして最後に言えることは意外や快適性の低さにあります。

 スペースが広い分、マンションには無い掃除の手間や各種のメンテナンスに気を配る必要がありまして、例えば郊外にまだ残る下水道がつながっていない地域だと浄化槽というタンクのメンテナンスがあったり、プロパンガスや雨漏りと言った設備管理もメンテナンスに含まれてきます。

 セキュリティについては個人的にはあまり感じませんが、泥棒(空き巣)に入られた方の意見を聞くと恐怖しかないとのことで、かなり神経質になってしまうようです。こればかりは注意していても被害に遭う事はあるので何とも言えませんが、対策もない事はないので効果的な対策を心がける他無いと思います。

問題は快適性です。
古い戸建ての多くはマンション及び新しい戸建てに比べ明らかに断熱性能が低いです。これが意外と大きくて体感で分かるレベルなのです。
 仕事柄マンションと戸建てを行き来しますが、冬の寒い時期のマンションに比べ戸建ての寒さは半端ないです(両者とも空家とする)。夏もまた然りです。
 ただこちらは光熱費が上がるものの最近の優秀な家電である程度カバーもできるため、そこまで深刻かと言われるとどうかなと感じます。
 こんなことを言うとそれを前面に売っている方々から圧力がかけられるかもしれませんが、昨今の流行でもある「高断熱、高気密住宅」の快適性と比べればそれはもう違うと思いますが、価値観の問題でもあるかなと思いますし、その快適性にかけたお金のとのバランスを考えると個人的にはトレードオフなのでその人の価値観で決まる部分かなと思います。
 言ってしまえば「どうせ住むなら私は全力で快適さを求める」のであれば新築一択ですよね。

私はもう少し落ち着いて「住まいとお金のバランス」を考えてもらって、
例えば・・・
●毎日感じている住環境(騒音や管理規約など)のストレスを軽減したい
●ライフスタイルにゆとりのある空間で過ごしたい
●人生にもう少しこだわりを持って生きたい

という視点を住まい環境の作り手として提案できれば貢献できるのではと考えています。
 せっかくなら誰かの為になる、ワクワクする住まいを提供したいですからね。

という事で、最後にこのプロジェクトについて私の頭の中をキーワード的に表現してみます。

#昭和レトロな雰囲気を残すモダン空間借家
#愛する相棒catと過ごす自由でのんびりハウス
#日本家屋をしっかり残すモダン古民家
#趣味を思う存分楽しめる庭めっちゃ広い秘密基地ホーム

こんなキーワードに興味がある方がいれば作り手として気合い入るなと。

古くなった建物が再生され価値を得て現代に蘇る。
そこに新しい人、家族が住み、笑顔と会話が生まれる空間が戻る。

私がチャレンジして見たい事、少しでも伝わればこんな嬉しい事ないです。

これを読んでくださる方からのご意見やご感想も色々と伺ってみたいですね。

最後までお読みいただき有り難うございました。

いつもまとまりのない文章で恐縮ですが、頭の整理をする意味もありますのでどうかひとつ、お付き合いくださいませ。

キイチロウ


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