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2024/01/23_自分の終末期医療と意思表示

病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。

最近、梅澤高明さんのvoicyを聞くようになりました。
そこから考えたことを書きます。

https://voicy.jp/channel/4378/711255


今回は、終末期医療についてどのような医療を求めるかというものでした。
自分に当てはめて考えてみると、治癒の見込みがなくなった場合に、いわゆる延命措置はしてほしくないです。
病院薬剤師として、現場を経験してきて、胃瘻などで延命されている方を見てきて、これは自分だったらつらいだろうなと感じてきたからです。

病院薬剤師時代、終末期医療になると、患者の意志というより患者家族の意向が強く反映されると感じていました。

本人は、意識が朦朧としていて判断ができず、残された家族で判断している。身近な家族は延命措置は希望しないが、親戚など、遠い血縁関係の方が声を大にして延命措置を希望して、結果延命治療をするケースも見受けられました。

これでは、患者自身の意志が反映されているのか?と考えさせられることが多々ありました。

延命治療するしないにしろ、予め自分の意志を表示できるようにしないといけないと思います。

健康なときから最後の時を決めることが必要なんだなと感じました。
何かが起こってからでは、パニックになって正常な判断ができません。

そのため、マイナンバーカードで終末期医療に対して意思表示できればいいのにと思いました。
マイナンバーカードの登録が必須である今、そのカードに意思表示を残して、定期的(例えば1年ごと)に自分の意思表示を変えられるようにしてはどうかと思います。

年令問わず、生まれたら登録するようにすれば、不慮の事故で自分の意思表示ができなくなったとしても、自分の意志を表示できるので有用かと思います。

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