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2024年2月2日の日記

最近寝付きが悪く頭が少し痛い。備え付けのエアコンは空気が悪くなって咳が止まらなくなるからなるべくつけないようにしている。寒いせいだ。 暖炉のある家、それか温水循環装置の付いている家に住むのが夢だ。 どうしてこんなに壁の薄い箱に閉じ込められているのだろうか。 私(たち)の共同性は家族の中にしまわれて、家族などなかった人たちにとってはばらばらに引き裂かれているようだ。 11時、遅めに仕事を始める。というか、とりあえず出勤ボタンを押すのみ。歯を磨き洗濯機を回しながらAIが書いたコー

    • TATOO CULTURE 第1章 1/2 (要約)

      Chapter 1 From otzi to Trash Polka Reading tattoo    この数十年の間に、タトゥーに対する態度は変容し、今や奇怪なものではない。西洋世界では間違いなく前例のないほどに社会的普遍性や文化的な可視性を獲得している。都市空間にはタトゥースタジオやTV番組は明らかに増加しているし、日常的に有名なハリウッドスターのタトゥーを目にする。Amy Bleuel のような‘Project Semicolon’はタトゥーの文化的意義を現代社会

      • タイ旅行 その1 〜クマントーンを探せ〜

        タイに降り立つ。海外旅行は2年ぶり、初めての東南アジアだ。 11月でもかなり蒸し暑い。 タイに来た目的は地獄寺に行くこと、魔術を見て体験することである。 前者は幸運にも縁あって某地獄研究者にあらかじめ直接おすすめスポットを聞くことができたので一応の予習はしてある。というかこの縁と地獄寺への関心が私がタイに興味を持った契機でもある。 問題は後者である。比較的よく知る日本ですら特別な場所に赴かなければ難しい。果たして可能であろうか?いや、タイならもしや日常的に体験することになるの

        • 宗教と性[メモ]

          宗教と性について、「『思想の身体 性の巻』第四章 宗教と性(岡野治子)」および論文「『宗教と性的二元性』(大越愛子)」についてまとめた。以下内容は互いに交差している。   有限性という問題  人間という有性の種は交配という再生産の方法を用いて遺伝子を受け継いでいる。それはつまり、個体においては生と死が宿命づけられていることを意味する。これまで肉体の生と死の間に横たわる有限性に支配された諸問題を克服せんとする人間は宗教を発展させてきた。宗教は生と死によって境界線が引かれた様

        2024年2月2日の日記