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オープンカーで9ヶ月走ってきて、バイクとの違いのその後

3月にロードスターを手に入れて、9ヶ月走ってきたので、6月に残した感想のあとどのように感じたか、残しておきたいと思います。

今日は2023年12月31日で、ここまでで6700km走行してきました。仕事用は別のセダンがあり、バイクにも乗るので、かなり頑張って乗ってきたと思います。

2シーターの狭さには慣れてきた。
 少々窮屈な空間、タイトな感覚が良いです。
 ハンドルが近くて、そもそも手を離すということができず、ハンドルをいつも触っている感じが好きです。

コーナーリングは、クイック。
 軽量なのでコーナーリングが楽しいです。
 尻の後ろにリアタイヤがあって、そこからトルクを発生する感じが感じられます。FRだなあ、と感じます。

ブレーキも秀逸。
 サーキットではなく一般公道としては気持ち良いフィーリングで制動力が調整できます。

低い視線にも慣れた。
 周囲の車から発見され難い可能性があることに注意して走るようにしています。
 ノーズが長く、視点が低いので、交差点や路地で横から来る車や自転車を発見しにくいので非常に注意して乗っています。

燃費は及第点。
 いつも渋滞する市街地は走っていません。少し郊外を走るとリッター17kmぐらいであり、高速や郊外中心で300kmを越えるような距離を走ると20kmを越えることもありました。

マニュアルミッションの感覚が戻った。
 若いころからマニュアルミッション車に乗っていたので、ほぼその感覚を取り戻しました。全く意識せず乗っています。坂道発進も、ノロノロ渋滞も意識しなくなりました。やはり、マニュアルは車の重量、トルク、道の勾配などを感じながら最適なギアを選んで走るという気持ちよさを感じられます。

幌を開けて走るのは最高。
 4輪車でありながら、幌を開けると大空が見え、風や空気の匂いを感じられるのは極めて新鮮な体験です。市街地を除いて、晴れていればほとんどの時間を開けて走っています。ああ、5月末から9月半ばまでは、開けると日差しと湿度で不快な場合が多いです。この時期は朝4時5時から走って9時には戻ってくるというパターンが多かったです。
 ただ、オートバイのように正面からドンと風を受けることはないので、自分の体で空気を切り裂いて前に進むような感覚はありません。


パワーは必要十分。
 1500CCですが車体が軽量なので、パワー不足で困ることは無いです。が、パワーが有り余る感じはなく、特にオートバイのリッターマシンのような振り落とされるような手に追えないような加速力はありません。オートバイでいえば250CCクラスの軽快な加速と似ているような気がしました。
 高速道路で120kmぐらいで十分に巡航できます。それ以上だそうとは思わないです。
 ディーラーでRFの2000CCのモデルに試乗させてもらいましたが、トルクが太く、MTミッションでの加速もより強くとても良かったです。もし買い替えることがあればRFにするかもしれません。


RFは、トルク太くてよい。

荷物が乗らないのも少し慣れた。
 130リッターの小さなトランクにも慣れてきました。二人での1,2泊旅行ぐらいなら問題ないですが、道中のお土産で多少困ります。秋にふもとっぱらキャンプ上へ行ってのですが、ソロであれば助手席のスペースが使えるので、テント、シェラフ、テーブルなどなど厳選した一通りの道具を乗せることができました。

ということで、ここまで9ヶ月走らせてきて、かなり満足しています。
 オートバイで旅することが多かったのですが、オートバイではできない旅があって、例えば仕事のパソコンや書類やカバンを持っていけないとか、途中にかなり雨が振りそうとか、これからの季節だと雪や凍結の可能性があるような厳しい気候に対応できない、とかの場合に、ロードスターであれば、車の快適性や居住空間を維持していても、幌をあければ、オートバイとは異なる感覚ではあるけれど、外界との空気感を持てることがとても良いです。
 オートバイは、天候がよいとき。比較的短距離の峠道とコンビニコーヒーや、日帰り温泉などに活躍しています。

来年はロードスターでもう少し旅に出ようと思います。
ご安全に!
 
 

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