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電子辞書を買ったこと

とうとう電子辞書を買った。
型落ちの中古品だが、どこにでも持ち歩ける辞書があるのは実に心強い。
何年もお世話になった広辞苑と和英辞典を押入にしまうと、デスク横にぽっかりとスペースがでてきたので、他の本も並べ替えてちょっとした模様替えとなった。
辞書。
今時、言葉の意味を調べようと思えばネット上でいくらでも調べようがあるが、言葉の一次情報としてははっきりいって心許ない。
辞書なら正しい意味がすぐ出てくるし、無関係のサジェストや関連記事的なものに惑わされずにすむ。
今回手に入れた辞書には歳時記や古語辞典も入っているので、その点もたのもしさがある。
これからはどこに行くにも持っていこう。絵画や書跡の展覧会で気になった言葉もその場ですぐに調べられる。
ちょうどいい大きさのポーチが余っていたから、持ち歩く際にはそれに入れるのだ。
もはや、電子辞書を持ち出すための外出がしたくなっている。

辞書が手元にあることの良い点は、そういう気が散りがちなわたしでも、言葉の正しい意味にすぐさまアクセスできることだ。
なんだろうと思ったことを、調べればきちんと情報が出てくる。辞書なので、不要な関連記事や恣意的なサジェストも排除される。
すっきりしている。
頭の中がとっ散らかり気味なので、そのすっきり具合が非常にありがたい。

相変わらず体調はいまひとつだが、電子辞書を持ち歩くことに託けて、長い散歩にでも出かけてみようかと思う。


では、また。

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