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『マインドフルネス瞑想ヨガ』をお伝えできることの喜び

まもなく終わる2020年
世の中はコロナ禍で大混乱の年。予想もしていなかったことが数々ありました。

一つ目は もちろん コロナに翻弄させられたこと。
2020年3月に仲間と一緒に創業した直後に緊急事態宣言が発令。
首都圏をターゲットとしたワーケーションサービス展開を考えていた私たちは、途方に暮れながらも新しいサービスの開発を模索しはじめました。
そして7月に新サービスをリリースし その後もサービスのPRやサービス改善や次のプラン作りをしながら、なんとかビジネスを繋いできました。

2つ目は自身の闘病の一年。
3月に初期の乳がんが見つかり4月~11月まで手術、抗がん剤治療、放射線治療の一年だった。このNoteでも綴ってきました。

3つ目はマインドフルネスヨガ講師としてクラスや研修をお休みしたこと。
コロナだけなら、オンラインという手法でやり続けられた(予想していたかのように2019年の12月からオンラインクラスの準備をしていた)けど
闘病中は気持ちも体力も続かず・・・約10ケ月間お休みをすることになってしまった。

闘病中も瞑想や軽いストレッチは少しつづ続けたいとう気持ちはあったけど、体調が悪くて寝込んだり、マットの上で座ることもできない日もあったりして、、体力もどんどん落ちていくのがわかる。
好きだった散歩もこれまでの距離を歩けなくなったり。。
階段を上ると息が切れたり。。
リハビリしていると傷が痛んだり。。
抗がん剤の後遺症で足先と手先の痺れが続いていたり。。

『わたし ヨガ復活できるのだろうか・・?』 と不安になることも。

それを助けてくれたのが やっぱり マインドフルネス だった。

過去や未来のことは 一旦考えないで、 いまこの瞬間に意識を向ける。
自分の呼吸に気づく。
呼吸できている幸せに気づく。
生きていることに気づく。
昨日より腕が上がることに気づく。
身体が動くことに感謝する。

9月になって 抗がん剤治療が終わると。。
もっともっとヨガがしたくなった。瞑想は続けていたけど、どれだけ身体が動くのか?も確かめたい。
毎年参加していたヨガフェスタも今年はオンライン開催で自宅から受けられるし、師匠のクラスも久しぶりに参加したいと早速申込をして参加。

やっぱり、身体は覚えているし、呼吸や身体でこんなに気持ちよい時間が過ごせる。あの爽快感を思い出した。
ああ この感覚久しぶり。。そして師匠のインストラクションも音楽も懐かしくて、シャバ―サナ(最後のリラックスポーズ)の言葉で涙した。

『急がなくていいんです。時には立ち止まって のーんびり しましょ。』

という言葉が染みる。。そうね。焦らず身を任せましょう。
やれることを丁寧にやっていけばいいのだと。。
やっぱり師匠の言葉は いつも心に染みるのだった。

10月にWisdomという自己啓発セミナーに参加した。
日本開催は初 そして オンラインも初 ということで 自宅から参加。
マインドフルネスの生みの親といわれる 『ジョン・カバット・ジン博士』もオンラインで登壇。

マインドフルネスの世界的な広がりを改めて感じると ともに このコロナ禍の時だからこそ とても大切なメッセージや感覚を受け取ることができた。

そして 11月 マインドフルネス瞑想とヨガ の研修やクラスを再開。
10ケ月のブランクもあって、大丈夫かな?わたし。。と思う反面
いまの私がマインドフルネス。今できることを精一杯お伝えすることに集中しようと。吹っ切れた。

クラスが始まると・・感覚がよみがえる。
覚えている この始まりの感じ。終わりの感じ。
お話するスピード感も あー以前もこんな感じだった。。とか
ヨガに合わせるこの音楽好きだったな。。とか
このポーズのおわってからのみなさんの表情が好き。。とか

お伝えする お話も。マインドフルネスってこうなのよ、ではなく
マインドフルネスがもたらしてくれたもの、自分も実感したことを言葉や瞑想やヨガの実践でお伝えできること の嬉しさに気づく。 

なんて幸せな瞬間。やっぱりこうしてマインドフルネスをお伝えしている時が一番好きなのかもしれない。

マインドフルネス瞑想ヨガ講師として再スタートして2つ嬉しいことが。

1)最初の写真のお礼状
 11月に担当させていただいた幼保園の保護者会(お母さん)向けの
 マインドフルネスヨガクラス。
 『久しぶりにゆっくり呼吸した気がします。』
 『想像してたより何十倍も気持ちがよかった。』
 『自分自身を振り返りながらリラックスできた。』
 毎年フィードバックコメントをまとめて送ってくださる。
 お伝えしたいことが、少しでもお伝え出来たのかな と振り返れる瞬間。
 復帰1回目だったこともあり不安もあったけど、精一杯お伝え出来て
 ほんとよかった。がんばったぞ☺

2)涙がでできた の言葉
 11月にワーケーションツアーの研修を担当させていただいた時のこと。
 その場所は、静かな港町の海が見える場所。朝早くからのヨガ。
 漁船のポンポンポンという音やトンビがヒューヒューと鳴いていた。
 最後のシャバ―サナ(仰向けになってリラックスポーズ)の時に
 みなさんのリラックスした姿を見ながら、私もなんだかふわぁと。。
 気持ちが穏やかになり涙があふれそうになった。
 そして、終わった後の感想。同じように音や空間の感覚を感じ
 『涙がツーっとでてきました』という言葉を聞いた。
 なんというシンクロ。
 いつも私が感じている感覚を同じように感じてくださったことが
 もの凄く嬉しくて、泣きそうになった。

こんな素敵な時間を過ごせる。
こんな素敵な穏やかな感覚をお伝えしたい。
それが好き。それをしている時がとても満たされる。
『マインドフルネス瞑想ヨガ』をお伝えできることの喜び を感じるとき。

それに改めて気が付くためのブランクの10ケ月だったのかもしれないなと。
色々あった2020年も あとわずか。
世界中のみなさんが 穏やかに マインドフルネスに 過ごせますように!

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