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3.11~ 学びから得たものは宝物。

私の誕生日は3.12 
そうあの 3.11 の次の日 誕生日が近づくと10年前の出来事が次々と蘇る。
心から追悼の祈りを捧げます。

あの日私は在宅勤務で自宅で仕事していた。
今でこそ当たり前になった在宅勤務は当時多くの企業では許されていなかったけど、当時の仕事は働き方を推進しそのモデルを提案する会社。
在宅勤務制度もフレックスタイム制度(時差通勤)も導入されていた。
自宅で一人で仕事をしていた時にあの揺れを体験し、同時にテレビの映像で津波が迫りくる海も 不安な気持ちでただ茫然と見ていた記憶が蘇る。

まず、考えたのは家族の安否。会社の同僚などの安否。東京に住んでいる親戚や知り合いの事。
そして、自分はどのように行動したらよいのか?
部屋のドアを開けておいた方がいいのか?
部屋のどこにいればいいのか?
1Fまで階段で降りた方がいいのか?
建物がギシギシと音を立てて、その音がどんどん大きくなっていく・・・
建物が崩壊するのではと思うくらい。。

家族(主人)と連絡をとろうと色々試したけど、携帯電話はつながらず・・・Skype(チャット)でかろうじて繋がった。
その時涙がでたのを覚えている。
会社の仲間たちは、同じくSkypeやツールを使って安否確認が飛び交っていて、東北支社の同僚におもわずチャットしていた。
無事の連絡を聞いてもなんだかざわざわ胸騒ぎ これまで経験したことのない恐怖と不安だったのを思い出す。

10年たった今、震災はもとより、たくさんの出来事があったけど
震災がきっかけで、考えたり行動したことはたくさんある。

夫婦二人共、忙しく働いているけど このままでいいのか。
仕事は楽しい、楽しい頼もしい仲間もたくさんいる幸せ。
なにより大切なのは命。家族。お友達。仲間。
このままのスタイルで今の仕事を続けていくのかな。
私のもっとも大事にしたいものは何だろう。
島根移住を考え始めたのも このころから。。

その後 マインドフルネスに出会った。
もしかすると、これからの私が生きぬくための教えではないかとも思った。
その後 島根県松江市に移住した。
その後 乳がんがみつかった。
そして 新型コロナウィルスと戦う生活。

消したい過去や辛かった出来事・無くなって欲しいもの・・もあるけど
それが教えてくれたこと、そこからはじまったことがたくさんある。
そこから学び得たものが宝物でありギフトだと思う。

命を考えるとき、一日一日を一瞬一瞬を大事にしようと改めて思う。
当たり前にある いま が、どんなに素晴らしいかを教えてくれる。
それを 助けてくれるのが 瞑想やヨガから学ぶ マインドフルネスだと思う。

今年も一年生きられたことに感謝。
誕生日から始まる一年。
いつも通りに 親しい人やたくさんの人が そして自分も
笑って穏やかに過ごせますように!

#マインドフルネス
#3.11
#ギフト


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