第12話　またリムられた

私は、毎朝ツイートを発信し、もう4か月続けている。投稿数も150を超えた。すっかり習慣になり、いつもご挨拶する相互フォロワーさんも増えてきた。
私：「ツイッターは楽しいな。普段言えないことでもツイッターではつぶやける。そしてなにより応援してもらったり、勇気づけてもらったり、会社ばかりでは出会えないようないろいろな人と繋がれるね。」
フォロワーも徐々に増えてきてはいる。
でも私は気がかりなことに気が付いた。
私：「せっかく繋がったフォロワーにけっこう解除されるなぁ。。。」
私は、SocialDogというツイッター解析用ソフトで新規フォロワー数と新規フォロワー解除数を調べてみた。
私：「う～ん、400の新規フォロワーに対し、解除が150もあるなぁ。。。」
つまり、グロスで、400あってもネットでは、結局250人しか繋がれていないのである。

心の俺：「お、のびたよ。フォロワー解除の洗礼を受けているな。ハッハッハー」
私：「笑い事じゃねぇよ。どうしてくれんだい！」
心の俺：「俺の責任じゃないぜ、それを逆切れっていうんだ」
私：「じゃあ、どう考えればいいのだ？せっかく繋がったのに」
心の俺：「解除された原因はわかるかい？」
私は早速、SocialDogに再度アクセスし、解除の傾向について調べてみた。
私：「特にわからないなあ。。。あ！」
私はあることに気が付いた。
私：「大体は、アクティブな人だけど、10人に1～2人はアカウント凍結っていうのもあるな」

心の俺：「相手さんのアカウントが凍結してしまっているのは仕方がないね」
私：「でも、結局8～9人は普通にアカウントが生きている。でも。。。」
心の俺：「でも、なんだね」
私：「でも、その8～9人のF/Fは小さいね。」
F/Fとは、フォローに対するフォロワーの比のことである。つまりF/Fが小さいということは相互フォローを期待してフォローされたと考えられる。
私：「つまり、先にフォローするからフォローバックしてね。という感じでしばらく待って、私がフォローしないものだから解除したのだね。」
心の俺：「100％ではないが、その可能性は高いね」
私：「あ、でもF/Fの大きな人もいるよ！」
心の俺：「そこは、重要だね。どういうきっかけか知らないけどその人はフォローした。でもしばらくたってあんたの発信内容に満足しなかった、ということが考えられるのだ」
私は、少し不安な気持ちになった。
私：「私の発信内容が気に入らない。。。何故だ？」
心の俺：「のびたよ。一ついいことを教えてやろうか。」
私：「なになに？」
私は藁をも掴む気持ちで聞き返した。

心の俺：「毎日、全フォロワー数、新規フォロー数、新規フォロワー解除数、そしてその日のツイートをスプレッドシートでまとめてみるのだ」
私：「ツイートごとのフォロワーの傾向をデータ化するのだね」
心の俺：「そうだ。おまえにはすでに100以上のツイートがある。一つ一つのツイートに対する傾向がわかればどのようなツイートがフォロワーと繋がりやすいか、あとで解析できるのだよ」
私：「なるほど！」
データ解析は私が現役のサラリーマンの時にイヤほどやらされた仕事である。エクセルでの解析も得意である。私は早速、データの収集を行った。