196 起業の実際:創業期の資金調達篇

ちとメモ。「起業の実際」創業期の資金調達篇をお届けします。

・「「安定経営」をどこに設定するか」

「資本金50億円・利益剰余金150億円」がとりあえずの安定だ。これが3年目までに行ければ、ひとまずは創業期は成功だろう。

あととにかく従業員数は、「少数精鋭」。
100人以上に組織を増やす時のトラブルは想定以上だ。

最も「在庫なし・ローリスク」でできるのが、マーケティングや「メディア運用・広告代理事業」だ。だが当然会社の存在価値は、下請け的になる。

これで会社の手持ちキャッシュを回しながら増やし、「自社事業開発」を早急に進めていかないといけない。「2024年までに、年商150億円」なので、実質400日程度しか残り時間はない。

・「従業員数15人まで」が会社の経営は1番厳しい。これはこれまでの経験でも痛感している。多くのスタートアップやベンチャーがゾンビ企業(売上の上がらない乏しいまま、従業員数も増やせず、サービスや市場シェアを取れないまま、長期的に成長もしない状況)に追い込まれる。ここは人の熱情だけを信じてはならない。経営のサイエンスとロジック「仕組み化」で営業・開発エンジニアを分業化していくことが重要だ。

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