2020年100本のnoteを書いてわかったこと。BtoBマーケ/個人・企業ブランディングにも役立つお話。
こんにちは、HeaRの半田です!
タイトル通り、昨日のnoteがちょうど今年に入って100本目のnoteでした。
私の場合は、HeaR公式のnoteと私のアカウントの両方で情報発信をしています。
まず、どんな記事を書いてきたのか、ざっくりお伝えすると。
<HeaR公式noteの内訳>
HRに関するnote39本
HeaRに関するnote4本
<半田のnote内訳>
HRに関するnote29本
HeaRに関するnote4本
自由気ままに書いたnote24本
このように、2020年86日間で100本もnoteを書いてきたので、かなりナレッジは貯まりました(笑)
ちなみに全社ではトータルは169本でした。私以外の69本は代表の大上を含め色んなメンバーが頑張ってくれました!(ありがとうございます!)
ってことで、今回はどのような効果や失敗があったのか、可能な限りお伝えします!
noteを活用する上で役立つTipsも合わせてご紹介しますね!
本noteを読む前に、
前提として・・・
そもそも、現在私がnoteを会社と自分のアカウント両方運用している目的は、以下の3つになります。
・自社のマーケティング
・HeaRのブランディング
・私自身のことを知ってもらうため
この3つの目的がありいろんな記事を満遍なく書いてみてわかったことがあったので、今回その情報をお伝えします。
ちなみに弊社では、notepro(有料)、個人では無課金で使用しています!
また弊社では、年明けからnoteだけでなく、Twitterも積極的に運用し始めました(noteとTwitterの愛称は抜群なので両方動かすのが鉄則です)
自社の認知度が格段とUP
セールスメンバーがその効果を実感したのはnoteとTwitterを同時平行して1ヶ月くらい。年末までは、「なんか営業がきたぞ」みたいな反応だったにも関わらず、1月の後半あたりでは「HeaRさんですよね!」と歓迎してくれるケースも増えてきたそう。
アイスブレイクでも、「HeaRさん勢いありますよね」と言われるようになりましたが、それはTwitterを頑張っただけでなく、noteも同時平行だったから認知度が高まったのだと考えられます。
noteでは、Twitterでは伝えきれない情報やコンテンツを伝えられるので、記事を読んでいる間は思考占有率がHeaRのことで割合が高くなる&Twitterでも見かけている。このとから、HeaRとの接触回数が増えるんです。そして、一つのツイートを何分もじっくりみることはないと思いますが、noteは最低でも3分は読みますよね?HeaRとの接触回数と接触回数あたりの時間を伸ばした。これが、認知度UPに繋がったんだと思われます。そして色んな記事が拡散されていくので、自然とnoteへの流入やTwitterのフォロワー数も劇伸びしました。
また、自社だけでなく個人ブランディングにも有用で色んな方にフォローいただけたり、「note見てます!知ってます!」と言っていただけることが増えました。また、noteやツイッターを見た方から直接お話ししたいという機会も増えて、個人的なブランディングにもつながりました。
1ヶ月でリード数は4倍へ
noteを本格的にスタートした1月頭。正直ヒットなんて狙っていませんでした。
なんとなくnoteにハマってしまった私が、とりあえず毎日HR系の記事をアウトプットし始めたのがきっかけだったので。
ただ、毎日noteを出しているとTwitterをはじめとしてSNS上でも、
「この会社(半田さん)なんか毎日記事上げてるな」って反応が見えてきて、だんだん応援してくれる人まで増えてきました。
そうして今までリーチしてこなかった人にも記事が届くようになり、みるみるうちにリード数やお問い合わせ件数が増えていったのです。これは嬉しい誤算でした。
実際の数は非公開ですが、2019年の12月と比べて、1月だけでリード数がそれまでの4倍になってしまいました。そのため、インサイドセールスがリードの追いかけに追いつかないといった予想外の事態までに発展しました。
失敗編
ただ、あっという間にリードは尽きるし、PV数もいつまでも好調ではありません。
2月に入るとリード数やPV数は1月と比べて20%ほど低下。
低下したのにもいくつか理由はあります。
①アイキャッチをテンプレに変更してしまった。
②自社の拡散意識が低下した。
③コンテンツがありきたりだった&飽きられた。
その他理由はあるのですが、社外秘なので、気になる方は個別で(笑)
①アイキャッチをテンプレに変更してしまった。
このようにピンクのアイキャッチに刷新していました。
理由はこのピンクカラーとこの形で、想起集合を取りにいきたかったから。
ただ、まだ知名度もそこまでないHeaRが毎日こんなアイキャッチでコンテンツを出したところで、見ているユーザーからすると、何の惹きもないですし、飽きるんです。
実際アイキャッチ作ってる自分すら飽きていたので(笑)
そこで、今は想起集合を取りに行くフェーズではないと、方向転換をしました。
みなさん、アイキャッチ一つで何が変わるかって思いますよね?私もそう思っていました。
ただ、アイキャッチを型にはめない方式を取り始めたらまたリード流入が復活してきたんです。
このように2月とコンテンツの発信数は変わらないのに、PVが上がってます。もちろんコンテンツ数が通算で増えたのもありますが、各記事のPV数は改善されています。
②社内の拡散意識が低下した
最初の1ヶ月は社内のメンバーも協力的だったものの、毎日となると飽きますし、周知するこちらも疲れてきます。
「まあいっか・・・」これが怠慢でした。
拡散のメインチャネルとなっていた、Twitterでの拡散力が落ちて行ったので、自然とPVも低下していきました。
そこで、3月からは積極的に投稿する回数を増やしたり、メンバーへの呼びかけも再度行うように。
弊社では、メンバーがTwitterで投稿したら、Slackに通知が飛ぶようになっているので、このように記事を出したら積極的にメンバーへの呼びかけを徹底しました。
③自社のアカウントばかりに注力してしまった。
どのアカウントから出そうが変わらないでしょ。
と思われがちですが、企業の公式アカウントばかりから情報発信すると飽きや、個人ならではの考え方が伝わりづらいのです。そのため、誰が書いているのかを冒頭で書くだけでなく、企業のアカウントと個人のアカウントの2つがある場合は片方に偏りが出ないようにすることがおすすめです。
半田流 オススメTips
①Twitterも同時に動かそう!
立派なnoteを書くだけではいけません。拡散するための土台をしっかり作りにはTwitterをしっかり運用しつつ、どんな人なのかを知ってもらう必要があります。noteだけを発信していても説得力がないので、同時並行しましょう。Twitterでツイートした内容で、反応が良かったものを具体的にnoteでアウトプットするのも良いでしょう。
②会社と個人のnoteを同時運用する
BtoBマーケティングや企業/採用ブランディングを目的とした企業様にお伝えしたいことの一つは、
「焦って企業アカウントを運用する必要はない」ということ。
オウンドメディアと違ってnoteは誰が書いているのかが重要になります。
会社よりも個人の方が個性もあってとっつきやすいんです。
弊社の場合、noteproという高いプランのnoteを活用しているのですが、
年初は私のアカウントしか運用していませんでした。
理由としては、年初にサーバーの不具合が生じたせいで自社のnoteが使えなかった時期があったからです。
そのためnoteからの流入は一切ストップしていた状態だったので、ある意味一からのスタートでした。
なのに、めちゃくちゃ上手くいった理由は、Twitterとnoteを一緒に走らせたから。
誰が書いたのか、会社のアカウントよりも個人の方がわかりやすいんですよね。実際自社から出るnoteと私が個人で出すnote書いている人は全く同じ人なのに、拡散は個人の方がされやすい印象です。なので、ネタによって使い分けをお勧めします。
たとえば個人的見解が多いnoteの場合は、個人アカウントで。
会社全体的な思想が込められているのであれば、会社のアカウントでも大丈夫です。
②アイキャッチとタイトルは本当に重要
たとえ中身をしっかり書いていても、アイキャッチやタイトルに自信が持てないままnoteを出すと、こけます。
最近出したnoteの中で、なんかそこまでおしゃれじゃないなって思ったアイキャッチは全て、PV数があまり伸びませんでした。
ださいかもと思ったら引っ込めましょう。
じゃ、どのようなアイキャッチが良いかと気になると思います。
反応が良かったアイキャッチは以下▽
タイトルと画像のイメージに一貫性があり、タイトルも惹きがあってなにをすべきなのかがわかります。なので、この記事はいいねも多くPV数も良かったです。
逆に最悪だったアイキャッチはこちら▽
「読まれる」だけだとあまりワクワクしないですよね。
タイトルやアイキャッチを見たときに、どんな内容なのか相手に期待させられるようにしましょう。
※アイキャッチの中にテキストはなくても良いが、ないならタイトルでしっかり惹きつけないと厳しいです!
③noteが拡散されやすい時間帯を狙え!
弊社では、7時〜18時まで全ての時間帯でnoteを出してABテストを実施しました。
そこでわかった平日におけるオススメの時間帯は、
・7時45分〜9時(朝の通勤タイム)
・11時45分〜12時半(ランチタイム)
・18時(みんなちょっと一息タイムor退勤時)
+妥協して、15時
あとは論外。(本当に伸びませんでしたw)
最近はコロナの影響もあるので、朝一はあまりお勧めしません。
④記事の文字数でリード数やPVは変化するのか?
こちらも2000文字と1000文字でABテストを行ってみました。
皆さんなら、どっちの文字数の記事の方がバズると思います?
私はこの実験を行うまで2000文字だと思っていましたが、1000文字でも効果はほとんど変わりませんでした。
よって、文字数よりも中身が重要という話になります。
多くのユーザーはサクッと読めるコンテンツを好む人も一定数いるということがわかりました。
なので、冒頭や拡散時にサクッと読めますと一言入れると、PV数や読了率はかなり変わってきます。
※noteproの場合、アナリティクスで読了率が見れます。
さいごに
ここにも書ききれなかったノウハウはたくさんあるので、気になる方はDMなどでもお気軽に質問ください!
ありがとうございました!
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