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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ⑪ 八雲町で廃校をリノベーション・赤井さん〜地元の中と外を繋ぐ拠点を自らの手で創り出す! ~

組織のなかで、マチのなかで、もがきがらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。
今回ご紹介するのは、 赤井義大さん。赤井さんは小学生時代から何度も海外を訪れるなど、学生時代は世界の文化に触れて育ち、留学も経験したのちに帰国。現在は故郷の八雲町に戻り、廃校をリノベーションした「ペコレラ学舎」を拠点に観光や移住の推進など、八雲町と外から訪れる人々をつなぐ活動を進めています。(文責:伊藤はるな)

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赤井義大:1990年八雲町出身。高校・大学時代を海外で過ごし、卒業後帰国。東京の代理営業の会社を経て八雲町にUターン、人材紹介会社を立ち上げる。「株式会社木蓮」役員、「NPO法人やくも元気村」に所属。廃校をリノベーションした施設「ペコレラ学舎」のほか、ゲストハウス「SENTŌ」やレストラン、体験観光などさまざまな事業に関わる。趣味は釣り、キャンプ、サウナ、サッカー、スノーボードなどアウトドア全般。

学生時代の多くを海外で過ごし、故郷八雲町へUターン!銭湯をリノベしゲストハウスを立ち上げる


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学生時代の赤井さん

八雲町で暮らしていた小学校の頃から海外へ訪れる機会が複数あり、「海外への抵抗やハードルは自然と低くなる環境で育った」という赤井さん
高校ではニュージーランド、大学ではカナダとそれぞれ学生生活を海外で過ごします。卒業後、帰国して2年ほど東京の代理営業の会社に勤めてから、Uターンして八雲町に帰ってきました。「初めは人材紹介の事業を立ち上げました。でもやっていくうちに観光をやらなくちゃと気がついて、2018年にゲストハウス『SENTŌ』やレストランをオープンしたんです。そこから観光コンテンツを作ったりしていたら…廃校のリノベをしていました(笑)」


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ゲストハウス『SENTŌ』

ゲストハウス『SENTŌ』と併設のレストランは、NPO法人「やくも元気村」の観光事業部を赤井さんが新たに立ち上げ、宿業・飲食業・観光業を現在も継続しています。もともと銭湯だった施設を改修したゲストハウスはきれいにリノベーションされていますが、以前の面影をあえて残し、どこか懐かしさの感じる雰囲気。訪れる人や地元の方のコミュニケーションスペースとして利用されています。そして2021年、ここでの出会いが生んだ"繋がり"を"挑戦"へと後押しする、新たな拠点が生まれたのです。

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