見出し画像

【#えぞ財団:首長インタビュー第2弾】村中比布町長×木下さん①~ロケーションを活かしたPRで、次のサービスの創造へ~

■村中 一徳:2018年から比布町長。
比布役場で産業振興課長・総務企画課長補佐などを歴任。民間企業との協力や農業の振興による活性化を推進、SNSを駆使し自ら町の魅力を発信するなど積極的にPR活動も行っている。1969年旭川市出身。趣味は読書、スポーツ観戦。
■木下 斉 : 一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事。
1982年東京都出身、母親が旧丸瀬布町(現遠軽町)出身。著書「地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門」「地方創生大全」「稼ぐまちが地方を変える」等。


「スキーとイチゴの町」 学校給食でイチゴも!まちのキャッチコピーを学校教育にも活用

画像3

比布町のイチゴ

村中:比布町は北海道第二の都市である旭川市から車で国道40号を北に30分程、JRですと快速で20分程北に向かったところにありまして、人口3,600人くらいの非常に小さな町です。基幹産業は水稲を中心とした農業の町で、独立行政法人の「上川農業試験場」が比布町にありまして、ゆめぴりかはそこで開発されたお米ですのでゆめぴりか発祥の地ともいえます。

木下:え~そうなんですね。

村中:はい、あと「スキーとイチゴの町」ともPRさせていただいて、公営スキー場としては恐らく北海道で一番大きいかと思っています。小中学生のスキー授業は無料ですし、イチゴに関しては、7月中旬くらいまでのイチゴ狩りの期間中には学校給食でもイチゴを食べてもらうなど、町のキャッチコピーを学校教育にも活かしています。そして「世界一大雪山が綺麗に見える町」という事で、比布町は大雪山には1ミリも接していませんが、地元の方々にはもちろん観光客の方々にも「大雪山が綺麗に見える」と言っていただいています。そんな背景から、日本語的には問題があるかもしれないですが世界一大雪山が綺麗に見える町という風にもPRさせていただいている、そんな比布町です。

木下:大雪山が綺麗に見えるというのは、ちょうど良い距離にあったり角度が良いという事なんですかね?

村中:そうですね、近くもなく遠くもなく。どこが正面なのかはわからないのですが、比布の方々は「ここから見るのが真正面なんだ」と。

木下:なるほど(笑)

村中:私ももともと比布町出身ではないんですけれども、旭川から車で来る時にトンネルを越えると大雪山がバシっと綺麗に見えて、最初に来た時に綺麗だなと思いました。

画像2

 比布町から望む大雪山

ここから先は

2,294字 / 2画像

さあ、つながろう。学ぼう。動こう。北海道は今から変わる。 えぞ財団は北海道を本気で盛り上げたい「北海…

学生団員プラン

¥490 / 月

個人団員プラン

¥990 / 月

北海道を少しでも盛り上げていければと思ってます!ぜひとも応援をお願いします!!よければメンバーシップから団員登録もお願いします🐻