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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㊳芽室町・株式会社三浦商店/三浦さん~多角化経営も背伸びせず”地元の商店であり続けたい”「あ~三浦商店さんがあってよかった」と思ってほしい~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、三浦啓太郎さん。道東の芽室町で4代続く”マチの金物・家具屋さん”の多角経営に乗り出し、十勝の魅力発信や町のインフラも担うことに挑戦しています。

三浦 啓太郎:1989年、芽室町出身。北海道情報大学を卒業後、北海道スバル入社。その後、内窓プラストに転職。札幌で日本酒バーを立ち上げ、2017年に三浦商店に入社。2019年には映像会社とキャンプの会社を立ち上げる。趣味はバイク、ドラム、レースドローン。

十勝芽室町で4世代続く金物屋が、映像制作&キャンプ&ふるさと納税の多角化経営を

芽室町は十勝平野の中央部に位置し人口は約18000人、農業が盛んな地域です。三浦さんは現在、芽室町で4つの会社の経営者として精力的に活動しています。曽祖父の代から秋田で始まった三浦商店。先代の曾祖父が戦前に秋田県から入植し、最初は豆腐屋さん、そして自転車屋さんを営んでいました。祖父の代で金物店となり、祖母と結婚後、家具屋となり、現在の三浦商店の根幹でもある”芽室町の金物&家具店”の形となりました。三浦さんの父の代もそれを引き継ぎながら、主に現在も建築金物(くぎ、鉄板、屋根)と家具を売りながら、冬の時期は灯油配達とまさに地域に根差した欠かせない焦点として代々続いています
そんななか、現在は三浦さんが中心となりこれまでの三浦商店にはないカタチである、多角経営を4年前から挑戦しています。最初は映像制作会社の株式会社ラビッツを設立、これから半年後にはキャンプ場経営や経営やギアの販売を行う株式会社キャンプラボ、2021年にはふるさと納税のパッケージ会社支店長と事業拡大と多角経営をしています。
「言葉だけではない、芽室町という田舎で必要とされるモノコト、これから必要だろうけどまだ追いついていない部分を小さな商店ではあるけど民間の力で少しでも課題改善出来たらいいな。4世代にわたってお世話になって切る地元を少しでもいい方向にしていくきっかけになってくれたらいいと思って多角経営に乗り出しました」と三浦さんは語ってくれました。

三浦さんと父・洋光さん(中央左・右)

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