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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㊱株式会社ビームスクリエイティブ・安武さん~夢への近道は”自分の好きなことに素直になること”自身の知見を北海道に還元できれば!~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、安武俊宏さん。文化服装学院卒業後、ビームスに入社し、販売員やプレスを経験。2023年現在、ファッション業界18年目に突入し、自身のライフスタイルをデザインしながら今後も業界を先導し続けるキーマンは北海道育ちでした。

安武俊宏:1985年、福岡生まれ札幌育ち。北海道札幌北陵高等学校卒業後、上京し、文化服装学院 スタイリスト科(現ファッション流通科 スタイリストコース)を卒業。2005年株式会社ビームスに入社し、7年間の販売員を経て、2012年より株式会社ビームスクリエイティブのプレス勤務。現在はプレスチーフとして働きながら、服飾専門学校での講師なども兼任。最近はビームスサッカー部部長も務める一児の父。

ファッション好きだと気付いた”90年代後半の第1次スニーカーブーム”と”メンズノンノ”

福岡で生まれ、小学校4年生の時にお父さんの転勤で札幌へ引っ越しをした安武さん。現在は東京で生活をしていますが、幼少期から転勤族の家庭で育ち、日本国内の様々な土地での暮らしを経験されたそうです。
その一方で、1990年代、世間には第1次スニーカーブームが訪れており、特にナイキのエアマックスが大流行していたとか。
「90年代後半、当時僕は小学6年生だったのですが『エアマックスが欲しい!』って思って。友達のお父さんのコレクションを見せてもらったりしていたんですが、『エアマックス狩り』という言葉があったように本当にめちゃくちゃ人気で。この頃からファッションに興味を持ち始めた記憶があります」
小学生時代から抱いていたファッションへの興味が高まる中、中学生になった安武さんはとある雑誌を愛読していたことがきっかけで進路が決まったと教えてくれました。
中学生になるとファッション雑誌を毎月買ってたんですよね。僕の場合はメンズノンノ。その当時はスタイリストが大人気で、スタイリストになりたいなって思っていて。それで雑誌に載っているスタイリストの経歴をみていると文化服装学院出身の方が多かったんです。なので中3くらいからは文化服装学院に行こうって決めてました!
中学時代は合唱コンクールの指揮者を担当したり、勉強にも力を入れて取り組んでいたという安武さん。しかし、高校入学前の早い段階から進路が明確になっていたため、高校入学後は遊ぶことをメインに楽しんでいたといい、勉強に集中していなかった時期もあったと当時を振り返ります(笑)

高校時代の安武さん(前列右前)

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