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障害や病気があっても災害ボランティア


私は、難病と複数の病気があります。

しかしながら2016年台風10号災害(南富良野町)、2018年大雪による農業被害(新ひだか町)、北海道胆振東部地震にて災害ボランティアセンター立上げより閉所、その後も被災地で災害ボランティアセンタ-の運営スタッフとして従事させて頂きました。

きっかけ

私の場合は、「誰かのため」という認識がなく
「自己満足」自身の為にしたい事をしているだけ、、、
災害現場では、多くの方々が様々な課題に直面します。そう考えた時に、自身と類似している環境で暮らしている方々もいるかも知れない
逆の立場に立った時、「同じ目線で何かを出来るかも」といった感情から行動に出たのが始まりです。
考え方は、十人十色だと思います。私の場合は、「誰かのため」という理由にしてしまうと「誰かの負担」になるかも知れないという身勝手な概念です。

出来ることを出来るだけ

病気や障害があると出来る事が限られる事、制限される事が度々あります。
それらを踏まえると、ボランティア活動をしたい気持ちがあっても「誰かに迷惑をかけてしまう」諦めざるを得ない心情に辿りつくと多くの方が仰ってました。
確かに、被災家屋の片付けや泥出し等の力を要するボランティアは難しいかも知れませんね。私もそうでした。
 私は、これまでイベントの主催やサポ-トに携わる事をして来た経緯より。人員の配置やタイムスケジュールを組む事が得意でした。
また皆さんも日常的に利用されているSNSを活用等
自身に出来る事を模索しました。

訪問MAPの作成と訪問人員の調整


経験を活かして、参加ボランティアさんの役割采配や人員配置や訪問MAPの作成を担当させて頂いたこともありました。
力を要する事では無い、ボランティアさんの活動の様子や復旧復興されていく街並みを撮影して人の温もりに触れながら公式HPでの情報発信も兼任させて頂きました。

フェ-ズによる異なる支援

私が行った事
①.発災直後~災害ボランティアセンター立上げ準備まで
・情報収集 現地の確認/SNSを用いた収集
・Fake情報の撲滅
②.災害ボランティアセンタ-始動から閉所まで
・公式HP/SNSでの情報発信
・中間組織の調整全般
③.②+数年間
・被災した思い出の品の修復

誰でも出来る内容のボランティア

足湯や手もみを行う傾聴活動


傾聴ボランティア (被災者さんの課題を伺い、その先の支援に繋げる)
・ボランティアセンタ-のサポート。被災者宅へ向かうボラさんの資機材準備や拠点の整理、清掃活動等々
皆さんが日常で行っている事が様々な形で出来る事が沢山あります!

障害や闘病されている皆さんは

日々の暮らしで大変な思いをされているかと思います!
奮闘される中で、何気なく培った術。当たり前になっている事が
実は、被災地へ赴いた時にそうでは無く。あらゆる事に役だったりします。
私は、それらを踏まえて病気で良かったと感じてしまいました。





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