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2021.01 | Female J-Pop Radar

ようこそ!
次世代ライブハウスを創りたい、いーじーです。
突然ですが今月から、「Female J-Pop Radar」という連載を始めます。

Female J-Pop Radar とは
女性ボーカルJ-Popが大好きな「いーじー」(ezlive) が月に1回、選りすぐりのおすすめ楽曲を20曲お届けするSpotifyプレイリスト。
2021年開設。毎月7日更新予定。

このnoteでは、キュレートした楽曲のレビューを綴っていきます。
では早速いきましょう!

※ 記載は「楽曲名 / アーティスト」の順番です。

1. アルコール、アンコール。 / さんひ

作詞 / 作曲:さんひ
編曲:Tasuku Maeda, Taiga (Blue Vintage)
ダウンロード / ストリーミング:https://lnk.to/AlcoholAncore

Twitter上で昨年話題にもなった19歳のシンガーソングライター、さんひのサブスク解禁作。とにかく声が良いです。ハスキーで、艶っぽくて、頭から掴まれます。切迫感を引き立てる、ダイアログ調の歌詞も秀逸。前田佑さん、Blue VintageのTaigaさんのアレンジも、隙がないです。迷わずプレイリストの1曲目に決めました。

「アルコール、アンコール。」のココがエモい!
① 0:13~ 「私耐えられないよ」の耐えられない感。
② 2:11~ 息だけで歌う「ああ」の虚無感。
③ 3:12~ 憎いベースの入りから転調への展開。


2. 春泥棒 / ヨルシカ

作詞 / 作曲 / 編曲:n-buna
ダウンロード / ストリーミング:https://VA.lnk.to/SpringThief

春が盗むのか。春が盗まれるのか。春は何のメタファーなのか。n-bunaさんの豊かな文学性から生まれる作品は、いつも想像力を掻き立てられます。そしてsuisさんの歌声がいつにも増して切なく聴こえるのは、メロディが美しすぎるからでしょうか?聴けば聴くほど、心が足りなくなる曲です。

「春泥棒」のココがエモい!
① 0:49~ 「瞬きさえ億劫」の節回しと歌詞表現の妙。
② 1:55~ 「残りはどれだけかな」に合わせて入ってくるピアノ。
③ 4:40~ これまでと明らかに違う「はらり」。
プロフィール
2017年より活動を開始。コンポーザーとしても活動中の“n-buna”が女性シンガー“suis”を迎えて結成したバンド。n-bunaが生み出す文学的な歌詞とギターを主軸としたサウンド、suisの透明感ある歌声が若い世代を中心に支持されている。最新作3rd Full Album『盗作』は、Billboard Japan総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”初登場1位を記録。
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出典:https://www.cinra.net/column/202101-yorushika_gtmnm


3. ビリヤニ / Paraiso

作詞:かわむら、ましのみ、NAGAMUU
作曲:かわむら
編曲:Paraiso
ダウンロード / ストリーミング:https://va.lnk.to/Biriyani

突如現れた5人組ミクスチャーポップバンド、Paraiso。ポップしなないで、真部脩一(集団行動、ex.相対性理論)、ましのみ、NAGAMUU(イエスマン)という異色の組み合わせ。ビリヤニを曲名にするセンス。予測不可能な展開と、遊び心溢れる歌詞。耳慣れないオリエンタルサウンド。癖になります。

「ビリヤニ」のココがエモい!
① 0:00~ イントロから剥き出しのオリエンタルサウンド。
② 0:30~ 真部さんのギターリフ。
③ 1:35~ インパクト抜群、かめがいさんの「ビリ」。
プロフィール
「ポップしなないで」のかめがいあやこ、かわむらの2人が中心となり、それに加え真部脩一(集団行動、ex.相対性理論)、ましのみ、NAGAMUU(イエスマン)というメンバーで構成されるバンドプロジェクト。
ダンスミュージックを基調としながら、それぞれのキャリアであるロック・ポップ・ヒップホップと言った分野を自由に横断する無国籍なサウンドが特徴。
個性豊かな歌唱力を持つ3人の女性ボーカルの自由な掛け合いと確かな演奏力で、社会の無常とカルチャーを軽やかに演奏する。
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出典:https://www.youtube.com/watch?v=WAsZirvksLE


4. bang / 春ねむり

作詞 / 作曲 / プロデュース:HARU NEMURI
ダウンロード / ストリーミング:https://orcd.co/harunemuri_bang

衝動的な表現家・春ねむりの新作。絶望と怒りから生まれる強烈なメッセージは、彼女の真骨頂です。今回のリリースにあたって、2,000字近いステートメントを発信しています。ぜひ読んでください。彼女の音楽には、社会を変える力があると信じています。

「bang」のココがエモい!
① 0:41~ 力強く煽る、「鼓動を撃ち鳴らしてる」。
② 1:23~ 熱のこもった1節、「ROCKして ROLLしなきゃ つまんない」。
③ 2:15~ 赤ん坊の鳴き声から始まる、"痛み"からの解放。
プロフィール
横浜出身のシンガーソングライター/ポエトリーラッパー。
2016年、うたう最終兵器「春ねむり」としてデビュー。自身で全楽曲の作詞・作曲を担当する。
2017年、ミニアルバム「アトム・ハート・マザー」をリリースし、「タワレコメン」へ選出。夏には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」出演の他、映画「; the eternal /spring」の主題歌を担当、資生堂の医薬品リップクリーム「モアリップ」のWeb CMに出演等、様々な分野で活動の幅を広げる。
2018年、1stフルアルバム「春と修羅」をリリース。ストリーミング再生回数は既に700万再生を超える。アメリカ最大の音楽評価サイト“RATE YOUR MUSIC”で2018年のアルバム作品として世界30位、”AOTY (Album of The Year)”で世界20位にランクイン。これは日本人のアーティストとしての最高位となる。
2019年、マレーシア・台湾の大型ロックフェスへ出演し、3月からは香港・上海・北京・台湾・日本と、アジア全5ヵ所を回るツアーを開催。6月にはヨーロッパを代表する20万人級の巨大フェス「Primavera Sound」に出演のほか、6ヵ国15公演のヨーロッパツアーを開催し、多数の公演がソールドアウトと大盛況で幕を閉じる。
2020年1月、「ファンファーレ」 3月、「Riot」を立て続けにリリース。そして2年ぶりとなるオリジナルアルバム 「LOVETHEISM」を完成させ、全3本をマイナス30度という極寒のロシアで撮影したミュージック・ビデオと共に海外リスナーからポジティブな反応が続出。6月にはフランスのレーベルより新作アルバムのアナログ盤リリース、カンヌで開催された世界各国の新進気鋭のアーティストを紹介する『Midemタレント・エクスポーター』に日本人として初選出。
2021年1月、最新作「bang」をリリース!そして、自身初となる北米ツアーの開催が決定している。
これが新世代のジェイポップ、こころはロックンロール。
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出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000055377.html


5. 運命開花 / 空白ごっこ

作詞 / 作曲:koyori
ダウンロード / ストリーミング:https://lnk.to/UnmeiKaika

1月1日にリリースした、音楽ユニット・空白ごっこの新作。全体的に例年より元日リリースが少なかったこともあり、この曲の存在感は特に際立っていたように思います。新年の幕開けにふさわしい、正統派ギターロック。凄まじいVo.セツコさんのパワーを、受け取ってください。

「運命開花」のココがエモい!
① 0:18~ 幕開け感が全開のギター。
② 2:42~ 息混じり&裏返しの歌声、引き込まれるCメロ。
③ 3:42~ 運命を切り開ていくようなアウトロ、セツコさんの叫び。
心に刺さる切ない歌声が特徴のVo.セツコが歌唱し、何もないけど何かある「空(くう)」の世界観を「心」に例えて、その精神世界で遊ぶ(ごっこする)ことをコンセプトにした音楽ユニット。
エモーショナルなヴォーカル「セツコ」を「koyori」「針原翼」が楽曲を制作している。
2019年12月29日に動画共有サイトで公開した「なつ」を皮切りに、1月にリルビィ」、3月に「雨」、4月に「だぶんにんげん」と立て続けに公開。
7月には、それらに新曲を加えて、ダウンロード&サブスク先行で1stEP『A little bit』をリリース。
さらに、8月には「A little bit」の収録曲から「ピカロ」のミュージック・ビデオも公開され、10月21日にCD版の『A little bit』がリリースされた。
すると新しい音楽に敏感な若者を中心にひそかなブームを巻き起こし、『ピカロ』が電子マンガ・ノベルサービスピッコマ「暴君には悪女がお似合い」篇CMソングに抜擢されTBS「王様のブランチ」の提供枠にてCMが公開され、フジテレビ系バラエティ番組「突然ですが占ってもいいですか?」では挿入曲として『雨』が使用されるなど、注目を集めている。
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出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000806.000031071.html


6. Normal Luck / カメレオン・ライム・ウーピーパイ

作詞 / 作曲:Chi-, Whoopies 1号, Whoopies 2号
ダウンロード / ストリーミング:https://CLWPRecords.lnk.to/NormalLuckID

Spotifyの「RADAR:Early Noise 2021」10組にも選ばれた、新進気鋭のアーティスト。デビューEP(2月リリース予定)からの、先行配信曲です。神秘的でいてグルーヴィーなトラック。このBPMでも、しっかりと踊らせてくれます。EPも楽しみです。

「Normal Luck」のココがエモい!
① 1:11~ Chi-が感情を乗せるように歌う「さよなら」。
② 1:47~ 音数少なめでもグルーヴが溢れすぎている「We only live once」。
③ 3:52~ メロディックなベースが滾る、2回目の「We only live once」。
プロフィール
Chi-によるソロユニット。幼少期にジェームス・ブラウン、マイケル・ジャクソンなどのモータウン・サウンドに触れ音楽に目覚める。邦楽では80、90年代ロック / オルタナティブを聴き、それぞれがブレンドされたアンビエント且つグルーヴィーなサウンドを奏でている。ナチュラルで"枯れた"歌声から卓越したキャリアを感じさせるが、弱冠20歳。そのフレッシュな価値観で現行のヒップホップ / R&Bに一致するようなダンス・パーティミュージックたりうる次世代の世界観を表現している。
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出典:カメレオン・ライム・ウーピーパイ


7. ACTION / CHAI

作詞:YUUKI
作曲:MANA, KANA, YUUKI, Reubin Cainer
ダウンロード / ストリーミング:https://smarturl.it/chai.WINK

ワールドスタンダードな価値観と音楽性で躍進を続けるCHAIから、また恐ろしい楽曲が届きました。トラック、カッコ良すぎます……。エレクトロな独特の質感と、重低音の迫力。MIXとマスタリングの質が尋常じゃなく高いです。ボーカルの録り方、重ね方、どれを取っても一級品。5月リリースのAlbumが待ちきれません。

「ACTION」のココがエモい!
① 0:04~ このパリッとしたサウンドがドープ。
② 0:55~ リリックに魔法をかける、Bridgeの浮遊感。
③ 2:26~ 洗練された一瞬のギターファンク。
プロフィール
ミラクル双子のマナ・カナに、ユウキとユナの男前な最強のリズム隊で編成された4人組、『NEO - ニュー・エキサイト・オンナバンド』、それがCHAI。
2017年1stアルバム「PINK」が各チャートを席捲、音楽業界を超え様々な著名人からも絶賛を受ける。
海外からの評価も高く、2018年にはアメリカ、イギリスの人気インディーレーベルから海外デビューも果たし、自身のワールドツアーや世界各国のフェスへの出演も精力的に行っている。
2019年セカンドアルバム「PUNK」をリリース、世界中の音楽サイトで軒並み高評価を獲得。
2020年はコロナ禍で活動が制限される中6作シングルをリリースし世界中の音楽ファンから引き続き注目を集めている。
彼女たちに触れた君の21世紀衝撃度No.1は間違いなく『NEOかわいい』バンドCHAIだよ!
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出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000055377.html


8. bye / a子

作詞 / 作曲:a子
ダウンロード / ストリーミング:https://ultravybe.lnk.to/_bye

セルフプロデュースも行うシンガーソングライター、a子のニューシングル。彼女らしい幻想的なサウンドスケープと、繊細なウィスパーボイスが心地良いです。3分にも満たない短い曲なので、名残り惜しくなってつい、繰り返し聴いてしまいます。

「bye」のココがエモい!
① 0:34~ エフェクト越しの声と、主張が強いベースとのコントラスト。
② 0:49~ 中毒性のあるボーカリングと、絶妙なハイハットのリズム。
③ 1:47~ ローファイでスタイリッシュなインタールード。
プロフィール
活動わずか1年で<出れんの!?サマソニ!?>のファイナリストに選出され、その独特なオルタナティヴ・サウンドで注目を集める、新進気鋭のシンガーソングライター。
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出典:https://twitter.com/wonder_wheel20/status/1347523955783913472


9. epic / Spangle call Lilli line

作詞:大坪加奈
作曲:Spangle call Lilli line
ダウンロード / ストリーミング:https://smarturl.it/spangle_epic

アーティスト名=音楽ジャンルになってもおかしくない稀有なバンド、SCLLの新作。レトロな薫りを纏ったポストロックサウンド。肩の力が抜けた絶妙なアンサンブル。何年経っても、これまで培ってきたSCLLを平然と、ぶれずに踏襲していく様が、ファンとしてはたまりません。

「epic」のココがエモい!
① 0:01~ 楽曲を終始牽引するハイハットの音づくり。
② 1:26~ シンプルだけどカッコいい、サビ入りのリズム変化。
③ 2:52~ 転調して迎える「フェードアウト」の洒脱な節回し。
プロフィール
1998年結成。メンバーは大坪加奈、藤枝憲、笹原清明の3人。今までに10枚のアルバム、2枚のシングル、3枚のライブアルバムと、ベストアルバム2枚をリリース。数々のコンピレーションアルバムなどにも参加。ボーカル大坪加奈による「NINI TOUNUMA」名義のソロや、藤枝&笹原による「点と線」名義でのリリース、国内外のアーティストの作品への参加など、サイドプロジェクト等も精力的に活動。
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出典:http://www.lilliline.com/


10. Polar feat. 鎌野愛 / Gecko&Tokage Parade

作詞 / 作曲:Gecko
ダウンロード / ストリーミング:https://diskunion.lnk.to/67orzE1M
(※「Polar」収録アルバム『Borderline』のリンクになります)

エッジの利いたエクスペリメンタルなインストバンドが、特異なボーカリスト・鎌野愛(ex.ハイスイノナサ)をフィーチャーした1曲。歌モノでありながら、インスト曲ばりの激しいバッキングを鳴らしているところが、変態的で好きです(笑)。こんなにプログレッシブでも、ポップスとして成立させてしまうGeckoさんの才能は、底が知れません。

「Polar」のココがエモい!
① 0:16~ 歌が入っても一切引く姿勢を見せないベースライン。
② 0:46~ 声の雰囲気が微妙に変わる、ピアノとのユニゾンパ―ト。
③ 2:34~ インストバンドの真骨頂、ピアノソロ。
鎌野愛 プロフィール
香川県出身、東京都在住の作曲家、ヴォーカリスト。10月7日生まれ。
5歳からピアノ、10歳から歌を習い始める。昭和音楽大学院オペラ専攻修了。
2016年2月まで「ハイスイノナサ」のボーカル・キーボードとして活躍。
アルバム3枚、シングル2枚リリースしている。「地下鉄の動態」のMVが第16回文化庁メディア芸術祭において新人賞に選ばれる。
TOKYO MX系列で放映されたアニメ「東京喰種√A」の主題歌を歌唱(österreichの楽曲)。
同く、PSVita専用ソフトゲーム「東京喰種JAIL」の主題歌を歌唱(österreichの楽曲)。
無印良品、メルセデスベンツ、ユニクロなどの企業イベントや広告、TV番組にも数多く歌声を提供している。
ライブサポートも行っており、TK from 凛として時雨、THE NOVEMBERS、sora tob sakanaなどキーボード&コーラスで参加。
2019年2月下旬、初のソロアルバム「muonk」をリリース。作曲、作詞、歌唱、鍵盤の全てを行っている。
本格クラシックからバンドまで幅広い分野で精力的に活動中。
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出典:http://kamanoai.com/?page_id=17

Gecko&Tokage Parade プロフィール

ピアニスト Wataru Sato/Gecko を中心に 2013 年に結成されたインストゥルメンタルバンド。
“新世代のサウンドの追求”をコンセプトに、ジャズ・クラシック・現代音楽を通過した流麗でメロウなピアノと、洗練されたギター、ベース、ドラムが卓越したアンサンブルを生みだす。
現メンバーはWataru Sato/Gecko(pf)、黒澤継太郎(gt)、中山拓哉(ba)、穴山昴(ds)。
これまでに Gecko が主宰する音楽レーベル Tokage records より 2 枚のフルアルバムと 2 枚のミニアルバムを全国リリース。インディペンデントな活動形態でありながらも、2017 年 12 ヶ月に発売した 2nd フルアルバム「Nomadic Flow」はタワーレコードジャズチャート初登場 4 位を記録
2019 年に音楽レーベル Playwright に移籍し、9 月に colspan とのスプリットアルバム“Color&Monorchrome3”、12 月に 3rd フルアルバム“The Art of Tokage”をリリース。
2020 年 9 月、黒澤(Gt)加入後の新体制で過去の代表作を再録音したリテイク・ベスト盤「Re:Tokage」をリリース。4 度の Motion Blue yokohama 公演や、ホールでの単独公演を成功させるなど、精力的な活動を続けている。
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出典:https://w-gecko.jp/tokageparade

11. give it back / Cö shu Nie

作詞 / 作曲:Miku Nakamura
ダウンロード / ストリーミング:https://smar.lnk.to/Nnz6Wm

THE FIRST TAKEでも話題のロックバンド、Cö shu Nieが大人気アニメ「呪術廻戦」に書き下ろした1曲。中村未来というボーカリストの魅力が詰まった、壮大かつ繊細なバラードです。音数は少ないけれど、しっかりとカオティックな彩りを添えるアレンジもまた、聴き惚れポイントですね。

「give it back」のココがエモい!
① 1:02~ 2番のAメロを彩る、うっとりするほど美しく情緒的なピアノ。
② 1:55~ ピアノきっかけで、前向きなCメロへと展開していく一連の流れ。
③ 2:26~ 「信じてみたいの」。
プロフィール
声の表情で魅せる切ない女性ボーカルと、繊細でカオスなバンドサウンド。
シーケンスで華やかに彩る独創的な世界観で、ロックもポップも越えて、軽やかに行進するバンド・Cö shu Nie(コシュニエ)。
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出典:https://coshunie.com/s/n108/artist/70009161/profile?ima=1922


12. アンコール / YOASOBI

作詞 / 作曲 / 編曲:Ayase
ダウンロード / ストリーミング:https://orcd.co/yoasobi-thebook
(※「アンコール」収録EP『THE BOOK』のリンクになります)

『THE BOOK』のリード曲、「アンコール」。この曲のテーマは、終わりではなく希望なんですよね。バラードでありながら、前向きなメロディやリズムで未来をイメージさせるAyaseさんのプロデュース力、流石です。それに応える、ikuraさんの声色遣いも抜群。改めてこの2人は、無敵のユニットだなと感じさせられる楽曲です。

「アンコール」のココがエモい!
① 0:20~ 耳元で語りかけられているような「鳴らそう」。
② 1:37~ 光を照らすようなikuraさんの声色と、歌うピアノ。
③ 4:09~ 希望と現実逃避が入り混じった、「明日世界が終わるんだって」。
プロフィール
コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる、「小説を音楽にするユニット」 。2019年11月に公開された第一弾楽曲「夜に駆ける」は2020年12月にストリーミング再生3億回を突破し、Billboard Japan 総合ソングチャート"HOT100"にて2020年年間1位を獲得。第二弾楽曲「あの夢をなぞって」は原作小説がコミカライズ、第三弾楽曲「ハルジオン」は飲料や映像作品とのコラボレーションを果たし、7月20日に第四弾楽曲「たぶん」、9月1日にブルボン「アルフォートミニチョコレート」CMソング「群青」をリリース。12月には鈴木おさむが原作小説を手掛けた楽曲「ハルカ」を発表。2021年1月6日に満を持して初のCD『THE BOOK』をリリース。豪華な仕様が大いに話題を呼び、オリコンデイリーランキング初登場2位を記録しながら、配信では全ての楽曲がApple Musicストリーミングチャートで15位以内に同時ランクインするという快挙を達成した。原作小説の書籍化や映画化など、音楽以外の領域にも展開の幅を広げている。
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出典:https://www.yoasobi-music.jp/


13. 刺繍 / 吉澤嘉代子

作詞 / 作曲:吉澤嘉代子
編曲:君島大空
ダウンロード / ストリーミング:https://jvcmusic.lnk.to/shishu

3/17発売予定のアルバムから、先行配信された楽曲。魔女修行育ちというプロフィール通り、また魔法のような音楽を創ってくれました。運命という言葉に、優しさと狂気が混じっている気がしてぞくぞくするのは、私だけでしょうか。君島さんのアレンジも、芸術的です。アルバムが出たら、改めて考察したい楽曲ですね。

「刺繍」のココがエモい!
① 0:35~ 「やわらかいと微笑んで」こんな豊かに歌える人は彼女だけです。
② 1:32~ 美しい歌詞と、華やかさを増すサウンドスケープ。
③ 2:37~ ピアノとボーカルだけの、繊細で優しい調べ。
プロフィール
1990年、埼玉県川口市生まれ。鋳物工場育ち。
ヤマハ主催「Music Revolution」でのグランプリ・オーディエンス賞のダブル受賞をきっかけに2014年メジャーデビュー。
バカリズム作ドラマ「架空OL日記」の主題歌「月曜日戦争」を書き下ろす。2ndシングル「残ってる」がロングヒットする中、2018年11月7日に4thアルバム『女優姉妹』をリリース。
2020年11月25日にビクターエンタテインメントへの移籍第一弾シングルとして「サービスエリア」をリリース。
2021年1月20日に配信シングル「刺繍」(ドラマParavi「おじさまと猫」OPテーマ)を、3月17日には5枚目のアルバム『赤星青星』をリリースする。
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参照:https://yoshizawakayoko.com/s/y07/artist/001/profile?ima=0000


14. ULTRA MARINE / SWALLOW

作詞 / 作曲:工藤帆乃佳
編曲:安部遥音、Yamachi
プロデュース:Pan Pacific Fiction(SEED SEEKERS)
ダウンロード / ストリーミング:https://lin.ee/XI0wqHU/lnms

現役大学生の3ピースバンド、SWALLOWの新作。大学進学と「no title」からの改名、そしてSEED SEEKERSのプロデュースによって、芸術性と表現力により一層磨きがかかった印象です。フェルメールの「狂ったような感性」をモチーフにした、ストレートなロックチューン。迷いの無い、爽快なナンバーです。

「ULTRA MARINE」のココがエモい!
① 0:00~ イントロのピアノの音色。
② 0:24~ 楽曲の世界観を体現する、美しいピアノソロ。
③ 2:21~ 惹かれるとは少し違う、焦がれる「どうして泣いているの」。
プロフィール
工藤 帆乃佳(Gt.Vo)、安部 遥音(Gt)、種市 悠人(Key)からなる3ピースバンド。 2016年9月、青森県でバンド「No title」を結成。2017年7⽉から始まった、LINE社主催「LINEオーディション2017」で総合グランプリを獲得し、翌年2018年1月にデビュー。その後、映画主題歌や高校野球テーマソングを担当、ARABAKI ROCK FEST出演などを経て「No title」としての活動終了を宣言。
2020年6月1日、バンド名を「SWALLOW」に改名。同年11月8日、改名後初となる新曲「SWALLOW」をリリースし、LINE MUSICデイリーランキング入りを果たす。また「SWALLOW」は、SoftBank ウインターカップ2020 第73回 全国高等学校バスケットボール選手権大会 テーマソングに大抜擢。更なる飛躍が期待される。
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出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002846.000001594.html

15. ケダモノのフレンズ / にしな

作詞 / 作曲:にしな
プロデュース:多保考一
ダウンロード / ストリーミング:https://nishinaofficial.lnk.to/kedamono

Spotify「RADAR:Early Noise 2021」にも選出された、天性の歌声を持つシンガーの新曲。音域の広さ、力強いロングトーン、抜群のリズム感。確かな才能から放たれるグルーヴ感にやられます。「かいじゅうたちのいるところ」をオマージュしたような歌詞も、愛らしいです。多保さんのポップセンス溢れるサウンドにも、心掴まれます。

「ケダモノのフレンズ」のココがエモい!
① 0:14~ インパクト抜群、一気に下降する旋律。
② 0:55~ 裏で鳴るリズムと、ボーカリングとのグルーヴ感。
③ 2:30~ Rapに入りさらに増していくグルーヴのうねり。

プロフィール
新時代、天性の歌声と共に現れた新星、「にしな」。やさしくも儚く、中毒性のある声。どこか懐かしく、微睡む様に心地よいメロディーライン。無邪気にはしゃぎながら、繊細に紡がれる言葉のセンス。穏やかでありながら、内に潜んだ狂気を感じさせる彼女の音楽は、聴く人々を徹底的に魅了する。ゆっくりとマイペースにリスナーを虜にしてきた彼女の声と音楽が、静かに、そして、より積極的に世の中へと出会いを求めに動き出す。2021年最重要ニューカマー、「儚さと狂気」を内包する才能が、ここに現る。
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出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000022249.html


16. おれんじ feat. Kei Iwasaki / Ran

作詞 / 作曲:Ran
編曲:Kei Iwasaki(セカイイチ)
ダウンロード / ストリーミング:https://big-up.style/wp6WxHBxan

Ranから岩崎慧に直接「挑戦状」を送ったところから生まれた、コラボレーション楽曲。小気味良いファンキーなトラックで、シンガーRanの新たな魅力が引き出されています。大衆性だけでなく、陰のような深さも併せ持つ彼女の歌声がぴったりとハマっていて、心地よいです。

「おれんじ」のココがエモい!
① 0:32~ Ranさんの歌声と、岩崎さんのコーラスとの相性。
② 0:52~ 音数をぐっと減らしたBメロのアレンジ。 
③ 2:52~ エッジボイスで発声される「後先」の「あ」。
Ran プロフィール
福岡出身。2000年8月9日生まれ。
幼少期より音楽と触れ合うことや歌うことが何より好きで、中学三年生の時にある映画を見たことをきっかけに本格的にボーカルスクールに通うようになり、同時にギターとソングライティングを始める。
1度聴いたら魅了されるMIXボイスとファルセットの美しさ、愛くるしいルックスの対角線上にあるエッジの効いた10代独特の世界を表現した刹那的な歌詞を武器に現在、東京、福岡を中心に活躍中!!
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出典:http://ran-official.com/profile/


17. error / Nao Kawamura

作詞:Nao Kawamura
英語詞:Ayako Kawai
作曲 / 編曲:Takahiro Sawachika
プロデュース:Mikael W.
ダウンロード / ストリーミング:https://ultravybe.lnk.to/error

求心力のある自然体な歌声で、音楽ジャンルだけでなくあらゆる表現をクロスオーバーしていくアーティスト、Nao Kawamura。恋愛が孕む「誤り」や「ずれ」のエネルギーが、この「error」という楽曲に詰まっています。ピアノとドラムの激しい生音と、無機質でエレクトロなトラックがぶつかり合う展開に、何というか動物的な魅力を感じてしまいました。

「error」のココがエモい!
① 1:12~ リズムと音圧の急激な変化と、衝動的なアレンジ。
② 2:18~ 心臓の鼓動のように跳ねる、切迫感のあるベース音。
③ 2:50~ 感情が爆発するような、圧巻の大サビ。
プロフィール
セルフプロデュース、ソングライティングをこなす女性シンガー/アーティスト。表現の自由/個性の尊重/精神性のサポートをテーマに、アジアから世界に向けて発信している。
ジャンルにとらわれない自身の音楽を「エレメンタルポップ」と題し、急速に変容する社会との接点を見出し、目に見えないものとの繋がりの大切さを提唱する。自身で築いたチームと共に、作品ごとに様々なクリエイター/プロデューサーと制作を行なっている。
これまで FUJI ROCK FESTIVALやサマーソニック、朝霧JAMなど、大型FESに多数出演。自身の作品は今までに、2枚のEP に加え、2018年3月には自身初のアルバム 「Kvarda」をリリース。同年に東阪ワンマンツアーを行い、勢力的に活動している。
国内国外問わず数々のアーティストとコラボレーションを重ねており、2020年4月にはオランダのWouter Hamelをフィーチャリングに迎えた楽曲「Runaway」、同年11月にはWouterの作品にフィーチャリングアーティストとして参加した「STORY STARTS TODAY」はヨーロッパをはじめ、世界中から大きな反響があった。
同年10月には世界で活躍する音楽ユニット、AmPmの楽曲「hurt you」にMichael Kanekoと共にフィーチャリングとして参加。国内に限らず国外からの評判があり、注目を集めている。
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参照:https://naokawamura.com/new-page-4


18. Prism / ナミヒラアユコ

作詞 / 作曲:ナミヒラアユコ
ダウンロード / ストリーミング:https://ultravybe.lnk.to/prism

ライブシンガーとしての魅力が詰まった名刺代わりの2ndフルアルバム『薄命光線』より、1曲目をセレクト。明るい光から「陽炎」のような光まで、様々な光がこのアルバムでは描かれている中、「Prism」は希望の光があふれる楽曲です。6/8拍子のリズムに乗せられる、伸びやかなロングトーンが、開放的な気持ちにさせてくれます。

「Prism」のココがエモい!
① 1:09~ サビに光を差しこむ、拍の変化。
② 3:32~ 感情を入れながら、正確なピッチで歌い上げる大サビ。
③ 3:58~ 楽曲を締めくくる、柔らかくて温かい「ひかり」の表現。
プロフィール
2018年の渋谷Mt.RAINIER HALL公演の成功を機に、ライブ活動を全国に展開し始めたナミヒラアユコ。
2018年秋の全国ツアー 、から始まりその後二度開催された台湾ツアー、三度開催された国内ツアーを盛況に終える。
2021年1月にReBorn Woodよりフルアルバム「薄明光線」をリリース。それに伴い2021年春 東京・丸の内COTTON CLUBでのリリースライブが予定されている。
“ライブミュージック”と”アコースティックサウンド”にこだわった活動を継続中。オリジナル曲の世界をそのままリスナーに届ける表現力が高く評価されている。
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出典:https://namihiraayukonet.com/profile/


19. The Wave feat. Furui Riho / aimi

作詞:aimi, Furui Riho
作曲:Furui Riho, Shingo.S
プロデュース:Shingo.S
ダウンロード / ストリーミング:https://orcd.co/thewave

R&Bシーンを牽引する実力派シンガー2人と、才能豊かなトラックメイカーによる意欲作。1st EPの『Water me』から片鱗を見せていましたが、aimiが表現するチルR&Bには、強いアイデンティティを感じます。Furui Rihoのソウルフルなセッションも最高ですね。盟友2人の意志がしっかりと吹き込まれた、上質で力強いナンバーです。

「The Wave」のココがエモい!
① 0:44~ 下積み時代の強い想いを書き下ろしたリリック。
② 1:13~ 「まあまあ~」歌詞とリンクする自暴自棄な声づかい。
③ 2:51~ 象徴的な、波が見えるようなアウトロ。
aimi プロフィール
コンテンポラリー R&Bシンガーソングライター。千葉県成田市出身。2020年『aimi』として新たなプロジェクトを始動。昨年5月にリリースしたデビュー EP「Water Me」が iTunes R&B /ソウルチャートで初登場 1 位を獲得。リード曲「Sorry」が J-WAVE の SONAR TRAX に選ばれ、パワープレイされる。楽曲は英語と日本語両方で制作しており、国境を越えた音楽活動を目指し、精力的に活動している。 2021年1月よりblock.fmにてDaBookとDJ AKITO (Chilly Source)とR&Bプログラム『Vibe-In Radio』のパーソナリティを務める。またdisk union公式サイトにてR&B楽曲を紹介する連載コラムも担当。
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出典:https://www.aimimukohara.com/

Furui Riho プロフィール
自身のルーツであるゴスペルから生まれた、ソウルフルな力強さそして透明感のある歌声を武器に、自身で作詞・作曲・編曲に携わる表現者。グルービーなサウンドだけではなく、心に訴えかけるそのリリックは彼女の人生そのものである。音楽作家としても活躍の場を広げこれまでには Digz,Inc.Group が主催するクリエイターズコンテストで総合グランプリを受賞したほか、 Little Glee Monster などのメジャーアーティストにも楽曲を提供している。 また北海道においては「このまま君と」が JR タワー札幌 CM タイアップ曲 として採用され地元札幌で親しまれている。
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出典:http://www.riho-music.com/


20. Road / SHIMA.

作詞:SHIMA.
作曲:mabanua, SHIMA.
編曲:mabanua
プロデュース:mabanua
ダウンロード / ストリーミング:https://jvcmusic.lnk.to/Road

『17LIVE MUSIC AUDITIONS』第1回の優勝者としてリリースされた今作。低音をとても優しく響かせるシンガーです。そんな美声に温かく寄り添う、mabanuaさんのプロデュース力に脱帽させられる1曲。彼女がここからどんな「道」を歩んでいくんだろうと、想いを馳せながら聴いてみてください。

「Road」のココがエモい!
① 0:25~ 低音なのに、あまりにも優しすぎるウィスパーボイス。
② 1:57~ 低音だけじゃない、美しいファルセット&ビブラート。
③ 3:17~ ゆったりとしたリズムだからこそ強調される、歌詞の力強さ。
プロフィール
熊本県出身・東京在住。
錆びれた電車が一両で走り、見渡せばどこよりも広い空がひろがる田舎で育つ。
高校卒業後、アーティストになるため上京。
6年間一般企業で働くも、アーティストになる夢を諦めきれず退職。
2014年~独学で作詞作曲、トラックメイクを学び曲作りを始める。
心地よいサウンドとは対照的に力強く歌う姿や、濁りなく透き通る水のような歌声は、心臓をグッと握られたような”切なさ”とまたすぐに聴きたくなるような”癒し”の二面性を持つ。
都内でのライブ活動を経て2020年新たな挑戦としてライブ配信による活動を開始するとともに個人事務所『SHIMA』を設立。
2019年11月から17LIV Eでライブ配信を開始し、その5ヶ月後の2020年3月には17LIVEのミュージックライバーの誰もが1度は出演を夢見る難関イベントMusic waveで総合8位に入賞。Music waveへの出演権を獲得し1ヶ月のギフト数も初の10millionを達成。
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出典:https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A026787/1.html


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次回は2月のおすすめ20曲を、3月7日に発信予定です。
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