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宇野昌磨さんの引退 正直寂しい

宇野昌磨さん、引退。
いつかは来ると思っていたけど、とうとう・・・。
引退会見はとても気持ちのよいものでした。昌磨さん、素敵な男性になりましたね。

宇野昌磨くんを初めて見たのは、2012年の全日本。真駒内での生観戦でした。その年はまだジュニアだったと思います。最終グループではなかったと記憶していますが、小さな男の子が大きなお兄さん達と6分間練習をしている姿は印象に残っています。

その時は、近くの席になったスケオタさん達とおしゃべりしながら観戦していたのですが、ある方が昌磨くんについて「あの子は小さすぎて無理じゃないかしら」と。他の選手が3A跳んでいたのですが、昌磨くんは2A。技術的にはかなり劣って見えました。しかし、実際の演技になると、何か光ってる。魅力的な選手だな、楽しみだな・・・と思った記憶があります。

その年のジュニアワールドの演技がこちら。


その後は難しいジャンプも身につけてどんどん成長。羽生選手の活躍の陰に隠れてしまう感じはあったものの、考えてみたらレベルがどんどん上がって行っていました。

2016年の全日本。会場は大阪で、生観戦に行っていました。
その時宿泊したホテルが選手達と一緒。
ペアの木原龍一選手や本郷理華さんをお見かけし、「がんばってください」とお声かけしました。
FSの日の朝、ちょっと外に出た時、ホテル前の歩道でウォームアップしていたのが昌磨くん。脳が「知り合い」と勘違いして「おはようございます」と挨拶。昌磨くん、怪訝な表情しながらも挨拶を返してくれました。その日、初優勝したのでした。

その後の大活躍の様子は本当に楽しみにしていましたし、美しいスケートは大好き。自然体であることも、犬好きなことも、見ていて楽しい選手。

もう来シーズンは競技の場に宇野昌磨さんがいないということが、正直寂しいです。羽生結弦さんが引退した後、「寂しいけれど宇野選手がまだいる!」と思っていたけれど。ひとつの時代が終わったな。

競技については、次の楽しみ方を見つけようと思っていますし、アイスショーはますます充実して面白いだろうと楽しみにしています。

宇野昌磨さん、お疲れさまでした。









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