弘前にて、りんごにときめく
りんご屋さんとパン屋さんの前を素通りできない体質。
りんご好きの要因は、子供の頃の体験に。
今は年齢相応の衰えを除くと、ランニングできたりと比較的健康な方だが、小学校低学年までは虚弱体質でした。
今思えばよく進級できたと思うくらいの日数発熱で学校を休み、家で寝てばかりいた。お医者さんがしばしば往診してきて注射。今だったら、精密検査して何らかの病名がついていたと思います。
ゲーム、スマホなどないし、TVは何とか1台ありましたが、大した番組もやっていない時代。楽しみといったら、食べることしかありません。
母がつくってくれる病人食(おかゆと煮魚)とおやつとして出てくる擦りりんご。このためにじーっと布団の中で耐えていました。特に、ちょっとお砂糖を入れて甘くした擦りりんごは、本当に美味しかったのでした。
その結果、りんご好きはその後も続き・・・
青森を仕事で訪れるようになって、30年近くになります。「年間300日以上はりんご食べてます」と青森の方に話すと、大抵驚かれます。
出張が秋にあたると、「りんごをどこで調達するか・・・」とワクワク。りんご屋さんに行き、親族や知人に送るのですが、ある時期行っていた青森駅近くのりんご屋さんでは、「何日いるの?」と尋ねられ、その日数+α分、りんごを無料でくれたものでした。ホテルでそれを頬張るのもまた楽しみで。
秋の青森には、東京では手に入らない品種の旬のりんごがあります。今回はアップルマラソンが主目的だったのですが、りんごも動機のひとつ。
折角なので「弘前市りんご公園」へ。広大なりんご畑があって、あっちにもこっちにもりんご!それだけでテンション爆上がり。様々な種類の樹があります。いまは、旬のトキの収穫体験ができました。
売店にて、自宅用、コロナ直後の妹と義弟用など、手配。
「1日1個のりんごで医者いらず」というイギリスのことわざがあり、それが効いているのかどうかは不明だけど、この年齢まで生きていられているのはりんごのお陰かもしれません。
往きは、駅前からタクシーで行きましたが、帰りの交通機関はありません。地図をみたら5キロほどの距離。
暑くもなく、寒くもない、気持ちの良い季候。翌日10キロ走ることを考えると、大したことはないので、歩くことにしました。
知らない街並みを歩くのが実は好きです。
このスタバが見えるくらいまでは、車は多いのに人はほとんど歩いていない。地方都市あるあるでした☺
弘前、また来よう!
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