子どもに投資の必要性を教える方法

マネーコンサルタントの頼藤太希氏に、子どもに投資の必要性を教える方法を聞いた。高校の家庭科に「資産形成」の内容が盛り込まれるなど、身近なものになりつつある。テレビやYouTubeでも投資が取り上げられることが多くなり、興味を持っている子どもは多い。なぜ株式に人気が出るのか。いい商品やサービスが世に出ると欲しいと思う人が増え、売り切れたり行列ができたりして売上が上がる。結果として、その商品やサービスを販売した会社が成長し、利益も得られる。最近は、100円という少ない金額での投資も可能だ。子どもと同じ金額だと親は真剣に考えなくなってしまうため、株価が変動する仕組みや理由を理解するだけでなく、なぜ投資するのかを考えることも大切。投資したお金が社会でどのように生かされているのか、子どもに聞いている。投資したお金がいい商品やサービスを生み出すための資金となり、社会への貢献につながる。その、結果として会社が得た利益が、株主に分配されて返ってくる。子どもに「貯金しておけばいいじゃん」と言われたら、どう答えるといいか。まずは「貯金だけでいい」という子どもの意見を尊重し、必要性や投資のリスクを整理する。現在の預貯金の金利は年0.001%など、超低金利のところがほとんどだ。

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