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誰のために家を建てるのか

Ⅹ(旧Twitter)で見かけた言葉

「耐震等級とか構造計算は最低限で
 お客さんの潜在的なニーズは
 現実的なコストでできるだけ固く作ってほしい
 ということではないでしょうか
 住宅の基本設計に携わる方
 あらためて構造を学びませんか?」

これは最近家を新築したお施主さんの言葉を
丸々引用したもの

お施主さんはわざわざ「安全な家にしてください」
なんて全員が全員言うわけではないと思いますが
ほぼ全員当たり前にそうしてほしいと思っている

さまざまなサイトで行われている
“家づくりの際に重視したこと・重視することランキング”
新築でもリフォームでも興味関心が高いのが“耐震性”
自分の住む家は安全であってほしいのは
当たり前なんです

だからお施主さんに
「耐震等級は1,2,3どれにしますか?」
「構造計算(許容応力度計算)はしますか?」
「リフォームするにあたり耐震補強はしますか?」
と聞くのはおかしな話なんです

車を買う時に
「エアバックはいりますか?」
「車を製造した後に安全性能の検査をするかどうか選べますがしますか?」
なんて聞かれませんよね?

安全性能に関してはプロが当たり前に提供するもの
新築なら構造計算による耐震等級3
リフォームなら耐震補強
これはベースで必要な性能
これプラス構造計画も必須のセット
構造計画できてると思ってます?
構造計画もできていない方たくさんいますよ

「耐震等級とか構造計算は最低限で
 お客さんの潜在的なニーズは
 現実的なコストでできるだけ固く作ってほしい
 ということではないでしょうか
 住宅の基本設計に携わる方
 あらためて構造を学びませんか?」

お施主さんからこんなこと言われないようにしていきましょう!!

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