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南極地域観測隊(JARE)



〈目次〉
1.南極地域観測隊(JARE)とは
2.観測隊の人数や滞在期間
3.観測隊の役割 

1.南極地域観測隊(JARE)とは
南極観測は、国家事業として、各省庁や大学・研究機関・民間企業などが連携して、研究や観測、輸送などを分担して進められています。

観測隊員を南極まで運ぶ南極観測船「しらせ」の運行は、海上自衛隊が行っています。

南極地域観測隊(以降、観測隊)は英訳すると、
「Japanese Antarctic Research Expedition 」です。このことからJARE と省略して呼ぶこともあります。

南極観測船「しらせ」
南極での活動シーン


2.観測隊の人数や滞在期間
毎年30~100名ほど、「昭和基地」で活動を行います。

昭和基地

観測隊は、越冬隊と夏隊に分かれています。越冬隊(約30名)が1年を通して南極に滞在します。一方、夏隊の活動期間は約4か月です。

観測隊の食事のシーン


3.観測隊の役割
観測隊は大きく分けると、観測系と設営系に分かれています。

観測系は、研究観測を行う大学や研究機関の研究者、気象庁・海上保安庁などから派遣される隊員などで構成されています。

設営系は、基地の設備維持、雪上車の車両や機器類の整備、通信環境の確保、調理、医療などから観測隊の生活を支さえています。

隊員の集合のシーン


参照元: 「公益財団法人 日本極地研究振興会」Webページ

以上

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