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メロン王国「茨城県」

日本一のメロンの生産量!


茨城県は25年連続生産量日本一を誇るメロンの大産地です。

かつてメロンというと、表面に網目が張り巡らされた「ネットメロン」の印象が強く、高級品というイメージがありました。

近年は、品種改良や栽培技術の進歩により、ガラス温室での栽培からパイプハウスでの栽培が可能になったことで、生産コストを抑えられるようになりました。このことで以前よりも購入しやすい価格帯になりました。

茨城県では豊富な種類のメロンが栽培されています。そのことで4月から10月と長い期間、その時期ごとの旬のメロンを味わうことができます。


〈目次〉
1.茨城県のメロンの主な産地
2.出荷時期
3.品種別の特徴
(1)イバラキング
(2)オトメ
(3)アンデス
(4)クインシー
(5)タカミ
(6)アールス


1.茨城県のメロンの主な産地
主な産地として、鉾田市、八千代町、茨城町があげられます。



2.出荷時期

品種別の出荷時期は次の表の通りです。


3.品種別の特徴

(1)イバラキング
「茨城(イバラキ)のメロンの王様(キング)になってほしい」。そんな思いを名前に込めたイバラキング。

開発過程では、味や香りの良い高級アールス系のメロンを父親メロンとし、10年以上の歳月をかけ、約4 万個体から選び抜いた母親メロンと約400通り以上の組み合わせを行いました。

こうして生まれたイバラキングは、まさに極上のメロン。上品な香りと甘さ、なめらかな口あたり、そして、きめ細かくジューシーな果肉が魅力です。

日持ちが良く、おいしく食べられる期間が長いのも嬉しいポイント。果実の肥大性が良いのも大きな特長で、通常の春メロンよりも1 割以上果実が大きくなります。

イバラキング


(2)オトメ

茨城では最も早く出荷される春メロン。

茨城県で栽培試験を進め、平成12年から出荷が始まった茨城生まれ、茨城育ちのメロンです。

薄緑色の果皮には細かなネットが張りめぐらされ、果肉は美しいホワイトグリーン色になります。適度にやわらかく、果汁たっぷり。すっきりとした甘みがあり、風味に富んでいます。


オトメ


(3)アンデス
果肉はきれいな緑色で、肉厚。甘みも香りも豊かな緑肉。春メロンの代表格です。

厚い果肉と豊かな香りに加え、コクのある甘さがあります。味と香りがマスクメロンに近く、価格がリーズナブルなため、人気の高い品種です。

アンデス


(4)クインシー
クインシーメロンはネット系赤肉メロンで、美しいオレンジ色の果肉が特長です。

果肉は厚く緻密で、甘みが強くジューシーです。なめらかな舌ざわり、まろやかで上品な甘みが口いっぱいに広がります。ベータカロテンを多く含有しており、女性に人気の品種です。

名前の由来は、赤肉ということで女王を表す「Queen(クイーン )」と、カロテンが豊富なことから健康を表す「Healthy(ヘルシー )」を組み合わせて名付けられました。

クインシー


(5)タカミ
縦長の果形で、網目が細かくネットの盛り上がりが薄いのと果肉がしまり、緑色が濃いのが特長です。日持ちがよく、スーパーなどでもおなじみのメロンです。

さわやかな甘さとたっぷりの果汁が魅力です。  

タカミ


(6)アールス
芳醇な味と香り、とろけるような口あたりが特長の高級メロン。

立体的なネット模様が美しい、外観もトップクラスのメロンです。

アールス


参照元: 「茨城を食べよう」Webサイト

以上

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