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千葉県浦安市/ 歴史的な建造物

かつては陸の孤島といわれ、漁師の町であった千葉県浦安市。浦安市の代表的な歴史的な建造物について、ご紹介いたします。



〈目次〉
1.旧宇田川家住宅
2.旧大塚家住宅
3.旧濱野医院
4.清瀧神社
5.東学寺


1.旧宇田川家住宅
旧宇田川家住宅は,千葉県浦安市にある1869年(明治2年)に建てられた建物です。米屋,油屋,雑貨屋,呉服屋等を営み,商家として使われていましたが,1914年(大正3年)に店の一部が改造され,浦安郵便局が開かれました。第二次世界大戦後は宇田川医院の診療所として使われたそうです。

旧宇田川家住宅


2.旧大塚家住宅
旧大塚家住宅は,千葉県浦安市にある江戸時代末期の建築と推定されている建物です。大塚家は漁業と農業を営み,浦安では比較的規模の大きい家であったようです。間取は中央に大きな居間があり,境川寄りに土間があります。また,小屋裏2階があり,度重なる水害の際には,ここに上がって避難したり,家財道具をしまう等して,被害を最小限に食い止めようとしていたそうです。 

旧大塚家住宅


3.旧濱野医院
旧濱野医院は,千葉県浦安市にある病院であった建物です。濱野医院は1887年(明治20年)頃,浦安において西洋医学の医院第1号として濱野鼎氏が堀江に開業,1907年(明治40年)に子の太郎氏に引き継ぎ,現在の場所に移転しました。その後,孫の久雄氏が1996年(平成8年)まで診療を続け,100年以上の長い間,地域医療に貢献しました。建物は一部2階建の洋館と平屋の和風住宅を合わせた形で,洋館部分1階の正面手前は待合室・薬局・診察室から成る医療部分,裏手は和室の客座敷となっています。

旧濱野医院


4.清瀧神社

清瀧神社は,千葉県浦安市にある神社です。御祭神に大綿積神を祀り,創建については定かではありませんが,1196年(建久7年)と伝えられています。本殿は1982年(昭和57年)10月20日に市指定の有形文化財に指定されており,特徴としてはケヤキの大木を上総国から買い求め,棟梁の肥前松五郎によるもので,1855年(安政2年)9月に造営されたものです。


清瀧神社


5.東学寺

東学寺は,千葉県浦安市にある寺院です。本尊の亀乗薬師如来は元亀年間頃,堀江村に住んでいた与八郎が奉納したものだそうです。

東学寺


引用元: 「iPotoReco」ホームページ

以上

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