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スポーツマーケティング


スポーツの持つ共感力の強さ


近年、「スポーツマーケティング」が注目されている。この背景として、スポーツが生活者に感動や憧れをいだかせる共感力の強さにあると言われている

今回は、この「スポーツマーケティング」のポイントを解説してみたい。

1.スポーツマーケティングとは
スポーツマーケティングとは、スポーツを用いてマーケティングを行うことである。

スポーツマーケティングは、主に次の2つの狙いに分けられる。

①スポーツそのものを発展させることを目的としてマーケティングする場合

②企業の商品やサービスのマーケティングにスポーツを活用する場合

以後、それぞれについて解説する。 

2.スポーツそのものをマーケティングする方法
スポーツチームや競技大会など、スポーツに関わる企業・団体・興行の収益を上げるために行われるマーケティングを示す。

あらゆるマーケティング手法を用いて、スポーツそのものの認知拡大に加え、チケット売り上げ、グッズ売り上げなど収益の増加を目的に行われる。

スポーツそのものをマーケティングする場合は、「新規顧客を増やすため」、「既存顧客の好意度をさらに向上させるため」など、顧客セグメントが多岐にわたる。それぞれのセグメントに対して効果的な手法を選択することが重要である。

3.スポーツを活用したマーケティングの手法
企業の商品やサービスのマーケティングのひとつとしてスポーツを取り入れる手法のことを示す。

企業の認知拡大、ブランドイメージの向上、売り上げ増加などを目的に行われる。

スポーツマーケティングを活用して収益を増やすことに加えて、スポーツに興味がある生活者を中心に、広く世間に対してリーチすることを目指すことができる。

例えば、アスリートを起用した広告宣伝や、アスリートとのコラボレーショングッズ販売、イベント開催などがあげられる。

また、競技大会やスポーツチームへのスポンサードなども、スポーツを活用したマーケティング方法のひとつである。
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スポーツは人々にとって身近な存在であり、感動の宝庫である。今後もスポーツマーケティングの
発展に注目していきたい。


以上

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