2020/01/27(Mon)〜2020/01/31(Fri) うどんすき、ワンス・アポン・ア・タイム、春の気配、求・成仏
2020/01/27(Mon)
午前中は仕事、午後から大阪へ。
うどんすきをはじめて食べた。お出汁の味が上品で、関東と関西では味付けがぜんぜん違う。二人前を三人で食べたのにおなかいっぱい。
単焦点のレンズのデジカメを探していて、今回の旅行に合わせてリコーのGR2というコンデジを試しに借りてみたところ、使い勝手も写り方も大変良かったので、即購入を決めた。最初は試さずに購入しようとしていたのだけれど、中古でもけして安くないし(定価に比べれば随分安いのですが)、買って失敗するのもいやだったので、こうして試してから購入できるのは良いなあと思う。
情報分野の倫理について勉強をするなかで、コールバーグとあわせてキャロル・ギリガンの「ケアの倫理」が紹介されており、調べていたところ、以下のような論文とコンテンツに出会った。
「ケアの倫理」と「ケア労働」――ギリガン『もうひとつの声』が語らなかったこと――/山根 純佳
「名もなき家事」の、その先へ――“気づき・思案し・調整する”労働のジェンダー不均衡 vol.01 見えないケア責任を語る言葉を紡ぐために/平山亮
家の中だけに限らず、男性が多い+女性が担うことの多かった職種についていると、自然とケアする役割を担う事が多い。マイナスをゼロに戻すような作業も含め、細々としたタスクがあるわけだけれど、それは家の中と同じように名前がついていない。業務で任せられていることと、無意識で行ってしまっているケアとの切り分けを行いたい。
2020/01/28(Tue)
平日の梅田は当然混み合っていた。何度か来ているはずなのに梅田駅ダンジョンをいっこうに攻略できない。
宝塚大劇場で雪組の「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」を見る。
少年期からはじまり中年期?まで、時間軸が大きく動く物語だったのだけれど、演者さんの細かい演じ分けがすばらしかった。ただ、時々挟まれる宝塚テイストの演出が、どうにも唐突なように思えて、そこに引っかかってばかりいた。宝塚テイストがいやなわけじゃないはずなんだけど、演者さんの技術のすごさ、存在のすばらしさで最後まで見させられてしまった、みたいな感覚。
関東甲信越は雪が舞っていたようだけれど、大阪、兵庫は大変暖かかった。暖かくてすこしのぼせた。帰り道、友人ととりとめなくおしゃべりできてたのしかった。
2020/01/29(Wed)
春の陽気すぎる…。
大学の試験も今日で終わり。勉強の「すればちゃんと応えてくれる」感をはじめて思う。得意/不得意はあるし、他人と同じだけやったら同じだけ伸びる、ということはないのだけれど、自分のなかでの何かしらの手応えみたいなものと、勉強して「わかる」ことの楽しさ、そういうものをはじめて感じたかもしれない。大学入学した当初はわからないわからないと言ってばかりいたのに。とっかかり、みたいなものが、やっとこ見えてきた気がする。
2020/01/30(Thu)
続・春の陽気、そして憂鬱。
なんとなく気持ちが落ち込んでいる。寒暖の差と時期的なものだろう。やるべきタスクだけ片付けて早めに帰った。
夕方から陶芸。土を触りながら、わたしのなかでのBLらしいBLってなにかなあと考えたりしていた。
2020/01/31(Fri)
詩歌の場に参加しはじめてから驚いたこと、変だなと感じたこと、あきらかにふざけた事案を、覚えているうちに書いておく。書いていてしんどくなったのでツッコミを入れさせてもらった。ご了承いただきたい。
・批評の了承がとれているわけではない飲み会で初心者の作品を突然酷評しだすひとがいた
(悪気はないだろうけどやめたほうがいいよ)
・文フリでBL短歌の本を売っていただけで、あんな本が売れるなんて世も末ですね、とネッ
ト上で悪口書かれた
(うるせ~~ほろびろ!)
・イベントで男性二人が朗読しているのを聞いていたら「こういうのが好きなんでしょ?」と
笑われた
(うるせ~~はじめましてだったのに揶揄される理由がない!)
・ネット上で百合俳句で遊んでたら見ず知らずのひとに突然苦言を呈された
(ので、あなたは誰で、いきなりそんな風に言われる筋合いはないって返したら変な空気に
なったのは理不尽)
・批評会の二次会でからまれた
(BLばかりで作っているのはおかしい、女性差別は存在しない、と言われたが、余計なお世話
だし、見えている世界が違いすぎる)
・登壇したイベントの二次会でよっぱらいにからまれた
(怒らないからってなにしてもいいわけではないです)
・批評会の二次会の帰り道にセクハラをうけた
(わたしも悪かったのだと思っていたのだが、セクハラであると周囲の人に言われ認識をあら
ためた。詳細は語らない)
ほかにもあった気がするけど、一体なんだったんだろうと折に触れて思う。
他の趣味の集まりで、この手の嫌な思いをして帰ってきたことはなく、何かが起こっても必ず周りの誰かがきちんと指摘してくれていたし、指摘してきた。かつ、趣味で何かを作る場において、技術の追いついていない人がいたとしても、そのひとの作品の特性を発見しながら話す形がとられることが多かったので、不躾な批評という名のマウントに遭遇したことがなかった。
とはいえ、短歌をやっているオタクの知人にBL短歌をバカにされたのが一番引きずってはいる。もう7年くらいたつのに。「支持されたり評価される作品を作っている自分は正しくて、そうじゃないやつは見下しても良い」みたいな事案で、友人にも「毎度のことながら甘く見られてんだよ!」と言われたけれど、本当にそうだと思う。
もう過ぎたことじゃないか、と言えるのはわたしだけで、他者がそれを言うことはできない。はやく成仏させてあげたい。
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